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国立療養所大島青松園放射線科の業務内容 |
国立療養所大島青松園放射線科では、診療放射線技師1名が在籍し、入所者が身体の不調を訴えた場合や検診等におけるX線撮影業務に当たっています。毎年5〜6月には入所者の検診業務があり胸部CT撮影、胸椎・腰椎撮影の他、胸腹部CT撮影、骨密度測定(橈骨骨塩定量測定)を行っています。 |
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胸部・腹部撮影・骨撮影に使用します。入所者の撮影及び入所者及び職員の検診時の撮影には欠かせない機器です。 |
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2.一般撮影用ワイヤレスフラットパネルディテクタ装置(AeroDR) |
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平成24年12月に当園に導入され、従来のCR処理装置よりも低線量で高画質な画像が得られるようになりました。 また、1台のコンソールで、FPDとCRの処理が可能です。 何より素晴らしいのは、撮影した画像が有線LAN又は無線LANで画像処理装置に転送されすばやく画像化できるので、画像処理の時間が短くなり画像処理の間の待ち時間を短縮でき、身体の不自由な入所者の方々には負担をかけずに済むようになったので大変助かっています。 |
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入所者の歯の状態が悪い場合に、個々の歯の撮影(デンタル撮影)や全体の歯列以外の上下顎骨や顎関節の状態などの撮影(パノラマ撮影)に利用するためのものです。 |
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《左》 歯科用デンタル撮影装置 |
《右》 パントモ撮影装置 |
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入所者の検診の際に、骨粗しょう症などの病気の診断や治療の経過観察における骨塩量測定に役立っています。 左前腕部の測定による橈骨骨塩量測定(低エネルギーX線2種 35/65kV 電圧切替)です。 |
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5.移動型X線撮影装置(Sirius 130HP) |
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入所者の身体の状態がすぐれず病棟に入院した方で動けない場合など、移動型のポータブルX線撮影装置を使い、胸部や腹部などの撮影を行っています。 |
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6.X線CT撮影装置(Alexion TSX-032A) |
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入所者の身体の状態を寝台を移動させながらX線管球を回転させX線を照射し対向する検出器で検出し、断面像や冠状断像などの画像を再構成することで得られる最新の機器です。 平成25年度3月に当園に導入された16列のマルチスライスCT装置です。 |
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7.X線TV(透視)撮影装置(ZEXIRA DREX-ZX80) |
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X線透視を出しながらIVHやPEG交換などのカテーテル挿入・交換等の処置ができ、また撮影(造影検査も可能)も可能な検査機器です。 検出部はフラットパネルディテクタで、高画質な画像を提供してくれます。 |
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各検査機器から画像データを転送し、画像データの保管と管理を行い、かつ、各部署の画像端末上のモニタで各画像を画像サーバを介して閲覧することができます。 |
《左》画像サーバ |
《右》放射線科画像管理端末 |
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