倫理
臨床における倫理の方針
- 入所者及び患者の人格を尊重し、やさしい心で接するとともに、医療内容についてわかりやすく説明し、信頼を得るように努めます。
- 個人の権利と価値観を尊重し、入所者及び患者自らが望む医療の提供に心がけます。
- 医療内容の様々な選択肢について、自ら理解し選択できるようわかりやすい言葉で十分に説明し、そのための必要な支援を行います。また、専門的な治療を行う病院の情報提供を行い、セカンドオピニオンにも対応します。
- 入所者本人及び患者の意思決定能力が不十分な場合は、入所者及び患者個人の利益を守る立場から家族もしくは法定代理人と相談します。
- 情報公開を推進するとともに、入所者及び患者のプライバシーや個人情報を保護します。
- 入所者本人が生命維持のための積極的な治療を希望される場合は当園で出来得る治療を提供し、治療を希望されない場合は自然な終末期医療を心がけます。
- 終末期には、身体的、精神的、社会的な痛み等を和らげることに努め、自己の人間としての尊厳が維持され、生涯を生き抜いてきたという満足感を得る事が出来るようなケアを提供します。
- 医療行為にかかる各関係法令を遵守し、倫理に関する問題は、倫理委員会での審議結果に従います。
令和3年10月改訂