気づいたときの対応法

子どもを病院につれていくときのコツ

どんな病気であれ、子どもは病院に行きたがらないものです。まして、こころの病院となると、ますます敷居が高く感じられることでしょう。行きたくない、病気であると認めたくないという、子どもの気持ちに寄り添うことも必要です。
しかし、こころの病気は、早めの治療ほど回復も早いといわれています。無理強いせず、子どもの気持ちを受け止めながら、受診を促していかなくてはなりません。

病院に行きたがらなくても、実際につらい状態であることは本人も感じています。つらさに共感したうえで、病院に行くほうが本人も楽になると伝えるとよいでしょう。

また、「あなた=おかしい=病気」という説明ではなく、「あなたを苦しめている、○○」というように、「あなた」と「病気の症状」を分けて話すことが大事です。
たとえば、「あなたの毎日を不便にしている○○、あなたを苦しめている××を軽くするために病院で相談してみない?」と伝えると、抵抗が少ないでしょう。

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