・ | 生活課題を分類するというところまではどこの市町村も終わっている。この先が大切。障害、老人、子どもの問題というのは防災の問題、交通の問題、自治会の問題であったりする。今の分類は縦割りの分類でしかなく、そこに横串を刺していくという次のステップがある。地域のあらゆる社会資源がどのように連携して問題を解決していくかという姿を示せるようにしたい。 |
・ | 座談会、アンケート調査をあわせて「健康」「子ども、高齢者、障害者」「自治会、住民活動」「交通、防災」「環境」「その他」の6分野、1000以上の課題が挙がってきている。分野ごとに課題の解決について検討し、あわせて住民相互の連携についても検討してもらっているが、良い案が出てこない。そこで課題を所管課、関係課に割り振り、さらに個人や地域にお願いすること、所管課、関係課として取り組んでいく事項を割り振った。今後、課題に関連する関係団体との意見交換をしていき、取りまとめた結果を再度住民にぶつけ、連携をどのようにするかを考えてもらう予定である。 |
・ | 最初は同じような分類になった。しかし出てきた一つの課題に対し、高齢者に関する課題は児童に関する課題にもあてはまる部分がある、と違う見方をすると、最大5つの分類にまたがる課題が出てきた。そこで考え方を変え、高齢者、障害者、児童にもあてはまる課題がなぜ出てきたのか、またそうした課題が起こっている背景をキーワードに直す作業を行い、32の区分に分けた。 |
・ | 計画策定は皆の気づきを共有化するということでもある。共通の課題として公共交通機関の問題がたくさん挙がってきたが、これは交通の問題であり、高齢者や児童の問題でもある。これを乗り合いタクシーという形で進めようと言う話になってきており、交通に関して横串が一つ出来たと思う。現在課題を10の特性に分けているが、今後全ての特性で横串の連携について検討を進めたい。 |
・ | 地域の課題を、近隣レベルなのか、区レベルなのか、まちレベルなのか、また、今すぐ解決すべき課題なのか、1〜2年程度で解決すべき課題なのか、将来に向けて検討し解決するものと、地域別の3段階と時間的な3段階に分類した。その後、その課題をどのように解決するかの取組みについて議論してもらい、地域で取組むべき課題、地域と関係機関との協働で解決する課題、行政に任せなければならない課題とに分けてもらった。 |
・ | 試しに生活課題を「人的資源で解決するもの」「ハード整備で解決するもの」「連携・ネットワークで解決するもの」「地域住民の助け合いで解決するもの」「情報提供で解決するもの」と解決方法という切り口で分けてもらえないだろうか。もしかしたらいい結果が生まれ、連携につながるかもしれない。 |