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”遺伝子解析研究に付随する倫理問題等に対応するための指針(案)
に関する意見の募集について

(募集期間を延長しました〜4月5日(水)必着)


 厚生省では、平成11年10月19日内閣総理大臣決定のミレニアム・プロジェクト(新しい千年紀プロジェクト)のうち、
 

高齢化(−生き生きとした高齢化社会を目指して−)

     ・高齢化に対応し個人の特徴に応じた革新的医療の実現
         (ヒトゲノム)
     ・豊かで健康な食生活と安心して暮らせる生活環境の実現
         (イネゲノム)

を進めるため、2004年度までに遺伝子解析による疾病対策・創薬、再生医療、遺伝子組換え食品の安全性確保及び高機能食品の開発の実施をめざします。

 「遺伝子解析による疾病対策・創薬」の研究では、多くの人の体から血液等の試料の提供を受け、その遺伝子を調べることにより遺伝子に関する情報等を収集する必要があります。また、この試料や情報を、研究を行う機関が相互に取り交わすことが研究の促進に役立ちます。
 しかしながら、生命倫理の観点において人から試料の提供を受ける際には、

・試料提供者への十分な情報提供と同意(インフォームド・コンセント)
・個人情報の保護
等を欠かすことができません。
 また、これらの取扱いについて研究を実施する各機関で適切かつ統一的に行われる必要があります。

 このため厚生省では、倫理問題等や個人情報保護の観点から守るべき基準を検討し、厚生省におけるミレニアム・プロジェクトとして行われる「遺伝子解析による疾病対策・創薬」の研究を行う際、統一的に適応する指針を作成するべく、厚生科学審議会において検討を行ってきました。
 この度、その素案がまとまりましたので、広く一般の方々に御意見をお伺いし、最終的な決定における参考とさせていただくことといたしました。

 つきましては以下の提出要領により御意見をご提出ください。
 お寄せいただいた全ての御意見等は厚生科学審議会に報告し、厚生省において公表されます。
 なお、御意見に対する個別の回答はいたしかねますのでご了承ください。
 また、特定の者を中傷したり、この指針(案)に関係の無い御意見等と判断されるものは受け付けません。

1.提出方法

 下記の【意見提出用紙】の様式に従って御意見をまとめ、電子メール又は郵送にて提出してください。
 (電話及びファクシミリによる御意見はご遠慮ください。)

【提出先】

●電子メールの場合www-admin@mhw.go.jp(テキスト形式)

 タイトル又はサブジェクトは「遺伝子解析指針意見募集について」としてください。
●郵送の場合
 〒100-8045

 厚生省大臣官房厚生科学課内 厚生科学審議会事務局
 「遺伝子解析指針意見募集について」
2.提出期限

 平成12年4月5日(水)必着

3.記載方法等

【様式・枚数等】

●電子メールの場合
 テキスト形式で、全角文字、1行40文字、行数は40行以内とします。
●郵送の場合
 提出用紙はA4用紙に、全角文字、1行40文字、1頁40行とし、1枚以内とします。
【記述について】
 I.は、様式項目の順番は変更しないでください。
 III.は、1.総論について、2.各論について(指針(案)の項番号を指定して)、記載例に則り記述してください。
【意見提出用紙】
遺伝子解析研究に付随する倫理問題等に対応するための
指針(案)に関する意見
I.お寄せいただいた方

1年齢:(”○才代”でも結構です)
2性別:
3職業:
4氏名:
5所属団体:(特にない場合は”無し”で結構です)
6連絡先の住所・電話番号・又はメールアドレス

II.この問題に関する何らかの活動状況について

III.御意見

1.総論について

(記載例)
全般的に記述が難解。

2.各論について

(記載例)
3−4:遺伝子発現解析研究の定義が難解。

 

4.その他

 インターネット上の厚生省のホームページを御覧になれない方は、資料の返送先の住所及び氏名を記載し、
 200円切手を貼った返信用封筒(A4サイズのコピー用紙が入る角封筒)を同封の上、

       〒100-8045
       厚生省大臣官房厚生科学課内 厚生科学審議会事務局
         「遺伝子解析指針意見募集のための資料請求」

 へ、請求の旨の文書をお送りください。
 
 

<意見提出に関する照会先>

 厚生省大臣官房厚生科学課

 厚生科学審議会事務局

 電話:(代表)[現在ご利用いただけません] (内線)3809

1.平成11年度厚生科学研究費補助金厚生科学特別研究事業"遺伝子解析研究に付随する倫理問題等に対応するための指針(案)及び検討委員会・作業委員会委員名簿

2.インフォームド・コンセントに係る一連の手続きにおいて説明を担当する者に対する説明用資料、ヒト由来試料等の提供を依頼する患者などに説明するための説明用文書、同意文書(別添参考資料)の事務局作成イメージ

3.「遺伝子解析研究に付随する倫理問題に対応するための指針(案)」の概要


[参考資料]

1.内閣総理大臣決定ミレニアム・プロジェクトの全体について
 (官邸HPへのリンク)(http://www.kantei.go.jp/jp/mille/index.html)

2.平成11年12月19日内閣総理大臣決定のうち、ヒトゲノム・イネゲノム関連について(抜粋)

3.厚生省におけるミレニアムプロジェクトの基本的な考え方

平成12年度厚生省科学技術関係予算案の概要
遺伝子解析による疾病対策・創薬推進事業の概要

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