卒業生&支援者の想い
3年間のひきこもり経験から社会復帰。
3年間のひきこもり経験から社会復帰。
新たな環境で正社員就職に向けチャレンジ中
卒業生 H.N(仮名)さんの場合
サポステを利用44歳 男性
【相談のきっかけ】
専門学校を卒業後、正社員として飲食店に勤務。製造業に転職し、派遣社員や契約社員として工場勤務を経験。
退職後、3年間のひきこもり経験を経てサポステに来所するも、正社員求人への応募には不安を感じていた。
【支援内容】
本人の思いに寄り添い信頼関係を築きながら、どのような仕事ならチャレンジできそうか相談し、まずはパート・アルバイトの仕事などを通じて自信を取り戻せるよう継続的にはたらきかけを行った。
- 1
職場体験への参加や求人への応募を促すも、
一歩を踏み出せない状態が長く続いたが、粘り強く面談を重ねた。 - 2
集合形式のプログラムへ参加。
仲間との交流や頼られる経験をきっかけに自信を取り戻す。 - 3
就職に向けて動き出している仲間から刺激を受け、
「自分も頑張ろう」という意欲が湧き、求人への応募を決意。
【結果】
倉庫で検品を行う運輸業の仕事に非正規従業員として就職。
支援後のご本人の様子
正社員就職を目指し、サポステでの支援を継続。職場の人間関係に悩むこともあるが、気持ちのコントロールができるようアドバイスを行っている。
【利用者の声 - 後輩へのメッセージ】
振り返ると、集合形式のプログラムに参加したことが自分の中で変わるきっかけとなったと思います。年下のメンバーが自分を慕ってくれることで、しっかりしなければという思いが生まれ、前向きな気持ちになれたと思います。
「自分のペースでいい」という相談員さんの言葉で、焦らなくてもいいんだと少し楽にもなり、追い詰められる気持ちが和らぎ、まずはパートから働いています。
集合形式のプログラムが終わっても、「どうしてる?」と仲間と連絡を取り合っています。仲間がいるっていいなと思います。