わたしたちにできること。ハンセンびょうを知り、差別や偏見をなくそう。厚生労働省
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わたしたちにできること

親や兄弟姉妹と一緒に暮らすことができない。実名を名乗ることができない。結婚しても子供を産むことが許されない。一生療養所から出て暮らすことができない。死んでも故郷の墓に埋葬してもらえない。
こうした生活をハンセンびょう患者さんは長い間しいられてきました。あなたは想像できますか?
皆さんと同じ人間なのに、こんな普通のことができない人たちがいます。‘ハンセン病’という病気の人たちです。国の政策によって、長い間多くの偏見と差別に苦しんできました。今まで誤って伝えられてきた病気、そしてその実態が、ようやく正しく伝えられるようになりました。中学生の私たちにできること―それは、ハンセン病について、正しい知識と理解を持つこと。これが差別や偏見をなくす第一歩なのです。このホームページをハンセン病を正しく知るきっかけとし、学校や家庭でも話し合い、さらに理解を深めてください。

たまぜんせいえん入所者のことばより
本当に怖いのは、らい菌なんかじゃないんですよ。
むしろ怖いのは、ハンセン病患者の苦悩をまともに見つめてくれない、
壮健たちの目ではないか。私はそう思っています。
我々の苦しみから目をそらして、これを見ようとしない、
壮健社会の目こそ怖いのです。
高松宮記念ハンセン病資料館
東京都東村山市青葉町4-1-13
電話 042-396-2909
URL:http://www.hansen-dis.jp/

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