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保育士資格をお持ちの方へ

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保育士として復帰・就職を考えている方に向けて、今の保育現場で進められている働きやすい職場環境づくりの取り組みをご紹介します。

日々変化していく保育士の職場環境

保育士資格を持っているものの、保育士として働いた経験が無い方や、保育士の仕事を離れてからブランクがある方の中には、就職・復職にあたって今の保育園の職場環境について知りたいという方も多いと思います。

一般企業を始めさまざまな職種で、働き方改革やICT化による業務効率化などでの職場環境の改善が進んでいますが、保育園でも同じような動きがあり、職場環境は日々変化しています。

ここでは、さまざまな資料を元に、保育園の現場で行われている、働きやすい職場環境実現のための取り組みをご紹介していきます。保育士としての就職・復職を考えている方は、参考にしてみてくださいね。

『魅力ある職場づくり』の取り組みを知ろう

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保育士としてのやりがいと誇りを持って仕事をしていくためには、長く続けられるような職場環境の整備が欠かせません。実現のためにはさまざまな課題がありますが、保育業界の有識者を集めて作られた「保育の現場・職業の魅力向上検討会」では、これらを解決する施策について議論が進められてきました。

一例として、令和2年にまとめられた報告書の中で、「生涯働ける魅力ある職場づくり」というテーマについてまとめられていますので、その内容を見てみましょう。

『保育の現場・職業の魅力向上検討会 報告書』※概要版

ここでは、魅力ある職場づくりを推進するための方針として「働き方改革と業務効率化・業務改善を両輪として行い、保育士が生涯働ける魅力ある職場づくりや、やりがいに見合った職場づくりを推進する。」を掲げ、具体的な取り組みとして以下の3つを挙げています。

  • 保育所における働き方改革の推進
  • ICT等による業務効率化と業務改善の推進
  • ノンコンタクトタイムの確保、保育の質の向上等

詳しい内容については、完全版の報告書にありますので、チェックしてみてくださいね。

『保育の現場・職業の魅力向上に関する報告書』※完全版

『働きやすい職場づくり』の内容とは?

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前出の「魅力ある職場づくり」の報告でも、業務効率化・業務改善や、働き方改革の推進がポイントとなっていますが、実際に保育園ではどのような形で導入されていくのでしょうか。

一例として、保育園向けに作られたガイドラインやマニュアル(手引き)を見れば、具体的な進め方がまとめられています。参考までに、これらをチェックしてみるのも良いでしょう。

『保育分野の業務負担軽減・業務の再構築のためのガイドライン』

こちらは主に、業務効率化の取り組みをまとめたガイドラインです。具体的な事例で説明している「第3章 事例を交えた業務改善の取り組み内容」では、下記の4点について解説がされていて参考になりますよ。

  • ICT の活用
  • 保育補助者の活用
  • 記録・書類業務の見直し・工夫
  • 働き方の見直し

『保育士が働きやすい職場づくりのための手引き』

こちらは、“保育士目線”で働きやすい職場環境を作るための手引きです。例えば、「3.勤務環境/1)職場内でのコミュニケーション」項目では、実際の保育園で行われている事例がたくさん紹介されていますので、特に職場内のコミュニケーションについて知りたいという方は、ぜひ目を通してみてくださいね。

保育士としての再就職支援の取り組み

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保育士の仕事から一度離れてブランクのある方にとっては、再就職への不安が少なくないと思います。そうした不安を払しょくしてもらうために、地方自治体に設置されている「保育士・保育所支援センター」などでは、求人・求職などの悩みについての相談や就職あっせん等のサポートを実施しています。

保育士・保育所支援センターやハローワークなどの連絡先

ブランクのある方を支援するために「保育士再就職支援コーディネーター」といった専門の担当者を配置している自治体もあります。

また、保育士・保育所支援センターへの届出・登録を行うことによって、研修や就職相談会などの案内や求人情報の提供などを受けることができます。お住まいの地域や、就職を希望する地域の自治体の取り組みを、確認してみてはいかがでしょうか。

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