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No.007 株式会社 電通

参画企業の挑戦 〜仕事と生活は調和するか?〜

No.007
株式会社 電通

代表取締役 社長 高嶋 達佳

電通の未来は、イモムシにかかっている?

ガラス張りのビル群をゆりかもめが貫く、近未来都市風の街、汐留。その一画を占める広告会社、電通の1階に「W」と「L」を模した芋虫状の巨大オブジェがある。“ハタラキムシ”と“アソビムシ”。「電通WLB(ワーク・ライフ・バランス)キャンペーン」のキャラクターだ。オフィスでは休暇中の社員の行先表示板にアソビムシのマグネットが踊る。

クライアントと生活者を繋ぐ、コミュニケーションビジネスを担う電通が“仕事と生活の調和”に本格的に取り組みだしたのは平成17年。仕事に追われていては“生活者”を語れない、との考えからだった。現在、出産休暇、育児休業、家族看護休暇等、制度は法定レベルを上回っているが、なかなか休みを取らない“ハタラキムシ”が多いのも事実。参画企業としての今年の主な取組に「夏季休暇取得の促進」を挙げた。

8月前半に1週間程休みを取り、自ら“調和”を体現した高嶋社長はこう語る。「私たちの仕事の基本は、社会をよく知っていることであり、生活者としての視点を持ち、世の中の流行にも敏感でなければいけません。仕事と生活のバランスを取りながら、楽しく仕事に取り組んでほしいと思います」。一方、現場からはこんな意見も。「もっと強力な施策を打ち出さないと、みんな忙しさにかまけて本気で取り組まないと思う」。汐留の“ハタラキムシ”たちは、蝶を夢見て今日も働く。

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