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自然毒のリスクプロファイル:ハイイロシメジ(Clitocybe nebularis) キシメジ科カヤタケ属

ハイイロシメジ(Clitocybe nebularis) キシメジ科カヤタケ属

特徴 傘の大きさ 傘径:中型から大型 
形と色 

傘 :うすい灰色で,成熟するとほぼ平らに開き,中央がくぼむこともある。中央部は色が濃くなっている。

ひだ:白色からごくうすい灰色またはクリーム色で,密である。

柄 :白色からうすい灰色で,短くしっかりして,地上部が膨らんでいる。 
発生時期  秋から晩秋にかけて 
発生場所  落ち葉の多い地上に群生または散生する。 
間違いやすい食用キノコ   
その他  よいだしが出て,味もよいことから食する事があるが,食用にすべきではない。
症状   食後数十分から24時間以内に嘔吐,下痢など胃腸など消化器系中毒を起こすが,数日で回復する。  
毒性成分   毒成分は不明であるが,ネブラリン,レクチンタンパクなどを含む。 

 

   

 1

(1)毒性成分

毒成分は明らかではないが,ネブラリン,レクチンを含有する。 

(2)食中毒の型 消化器系中毒 

(3) 中毒症状 摂取後,嘔吐,腹痛,下痢,悪寒などの胃腸消化器系の中毒症状を示すが,数日で回復する。 

 

(4)発症時間 摂取後 30 分から数時間または 24 時間程度 
(1)発症事例
 
中毒症状参照
(2)患者数
※厚生労働省発表

ハイイロシメジ

/ 年度

発生件数

摂食者総数

患者数

死者数

2015

0

0

0

0

2014

1

10

1

0

2013

0

0

0

0

2012

0

0

0

0

2011

0

0

0

0

2010

0

0

0

0

2009

0

0

0

0

2008

0

0

0

0

2007

2

5

5

0

2006

0

0

0

0

2005

0

0

0

0

2004

0

0

0

0

2003

1

1

1

0

2002

1

2

2

0

2001

0

0

0

0

2000

0

0

0

0

 
(3)中毒対策  
(1)毒性成分の分析法 毒成分が明らかでないため分析法はない。 
(1)諸外国での状況   

(1)その他の参考になる情報

 
間違いやすいキノコ   
一般名  シメジ類 
学名   
区別できる特徴   
引用・参考文献

1)

長沢栄史「フィールドベスト図鑑  14  日本の毒きのこ」   ( ) 学習研究社  

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