・ | 一般の中小企業退職金共済制度の予定運用利回りを1.0%に引き下げる際に、累積欠損金の存在は前提として、剰余金の2分の1を付加退職金の支給に充てる旨の建議を本部会としてとりまとめているところであり、付加退職金について幅広に議論することは必要だとしても、今回は建議に則って諮問どおりに行うべきとの意見があった。 |
・ | 今回は建議後初めて付加退職金が支給される方向であることを踏まえ、現時点での再検討は適当でないとの意見があった。 |
・ | 将来的には付加退職金制度の廃止を含めて議論すべきとの意見があった。 |
・ | 付加退職金の支給の片務性、累積欠損金の状況等を踏まえると、制度の安定という観点から、次回以降の支給については議論が必要であるとの意見があった。 |
・ | 巨額の累積欠損金があるにもかかわらず、付加退職金を支給することは、民間企業の常識に照らして不適当との意見があった。 |
・ | 予定運用利回りの1%への引下げ自体が民間企業の常識を踏まえたものであり、上記の批判は当たらないとの意見があった。 |