ヒントとなる取組事例
■B社の取組
プロジェクトマネージャ、プロジェクトリーダーは、各メンバーのスキルセットを正しく理解し、仕事配分しています。これによって、負荷の偏りを防止しています。
■ユース・情報システム開発株式会社の取組
派遣契約からSES(System Engineering Service)契約への移行により、一括でプロジェクト管理ができ、他社メンバーの教育と管理を行うことで時間外労働削減を実現できました。
■C社の取組
プロジェクトマネージャの育成については、もとの親会社(エンジニアリング会社)のノウハウを継承しつつ、現在の親会社(SIer)の人材育成制度の活用に着手しました。
プロジェクト全体を見渡し様々なシナリオを構築できる力が重要だと思います。
また、メンバーだけでなくSA(システムアナリスト)やAE(アプリケーションエンジニア)、SWE(ソフトウェアエンジニア)などエンジニアの育成も不可欠だと思います。
しかし、近年はOJTで習得させる手ごろなサイズのプロジェクトが少なくなっており、実践をとおして段階的なスキルアップを実現することが難しくなってきています。
■株式会社SRAの取組
「キーマンを排除しよう」というメッセージのもと、全員が学ぶことで知識が特定の人に偏ることがないよう工夫しています。
誰かが離脱しても他のメンバーに仕事を割り振ってリカバリーすることが可能となり、長時間労働抑制につながっています。
■ユークエスト株式会社の取組
顧客を超える専門性の獲得を目指し、個々のエンジニアのスキル向上とコミュニケーション能力向上に注力しています。
また、新入社員1人に2~3年上の別のメンバーである先輩社員1名を担当させ、仕事上の相談などにのるブラザー(メンター)制度を整えています。