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問題

現場や担当者が問題を抱え込むことに対応していない

勘所15

管理ツールや会議等で仕事の共有化をはかること。

背景

 開発プロジェクトにトラブルはつきものです。しかし、現場や担当者がトラブルを抱え込み、「発生したトラブルへの初動対応が遅れること」、「発注者との間でトラブルの対応策や解決策の合意が遅れること」になると、その対応に追われ長時間労働を生むことになります。
 心配される問題は、それだけではありません。トラブルが長引く、プロジェクトが破綻する、あるいは不採算案件になり収束するまでに大きな損失が発生する等のリスクも大きくなります。
 ですから、「ちょっとした遅れだからすぐに取り戻せる」、「小さな不具合だから自分で直せる」といった判断から、現場や担当者が問題を抱え込むという事態は何としても避けなければなりません。日頃から小さな問題でも早期に見つけ、プロジェクト内で共有し、対応策を考えるということが重要になります。

解決策

現場や担当者が抱え込む問題に対応するには、日頃から、プロジェクト内でそれぞれのメンバーが担当する仕事の見える化と共有化をはかることが重要となります。またプロジェクトマネージャがチーム内の小さな変化に気付くことも、プロジェクトの成否に係わってきます。こうした課題に応え、現場や担当者が抱え込む問題を解決するには、以下の対策が有効です。

解決策1

プロジェクト管理ツールを活用し、メンバーの業務内容と進捗をリアルタイムに把握し、メンバー全員で共有します。

解決策2

業務を複数のメンバーが担当するチーム制をとります。

解決策3

定例会議等の場で、トラブルの確認や対応策の調整のためのコミュニケーションをはかります。

解決策4

プロジェクトマネージャはメンバーから悪い報告があっても、責めない、何とかしろと突き放さない、放っておかない(無視しない)という行動をとります。

解決策5

プロジェクトマネージャを孤立させないようにします。

ヒントとなる取組事例

■株式会社熊本計算センターの取組
設計工程では、2名毎のチームを編成して各サブシステムを担当し、相互チェックにより仕様認識の誤りを防ぐようにし、仕様変更による手戻りを最小限にとどめ、一人にかかわる負荷を軽減するとともに、上流工程での品質を高めました

■株式会社メタテクノの取組
プロジェクト管理ツールでメンバーの業務内容と進捗を日々確認し、毎週の定例で確認して偏りや遅れを調整しています。上長やメンバー間でのコミュニケーションをしっかりとり、個人が問題を抱え込んでプロジェクト全体に影響しないよう、小さな変化も見逃さず、周りとの助け合いが出来るような情報共有をすすめています。