園内の救急患者、急性期の治療を目的とした患者、終末期の緩和治療を目的とした患者、再入所時の健康診査目的の患者等を主に受け入れています。
採光が考えられた明るい病棟です。
慢性疼痛、精神的障害、認知症等のためにセンターでは生活できない患者、点滴・酸素吸入・吸引など生活を維持するための医療処置を必要とする、あるいは、その可能性の高い患者等を主に受け入れています。
園内で一番、平均年齢が高い病棟ですが、寝たきりの生活にならないよう、1日のメリハリをつけたケアを行っています。
また、センターとのつながりを重視し、センターでのレクリエーションなどへの参加も積極的に取り組んでいます。
内科、精神科、神経内科、外科、整形外科、皮膚科、眼科、耳鼻咽喉科、泌尿器科、歯科、リハビリテーション科、放射線科、リウマチ科の各科と共済診療を担当しています。
特に、ハンセン病後遺症による処置として、手足の処置、眼処置等には力を入れています。
また、近隣病院での治療を受ける入所者の付添や面会などを管理する委託診療連携も担っています。
一般寮入所者の健康管理と生活支援を主に行っています。園内での様々な行事に参加し、入所者との絆を深める努力をしています。
一般寮に生活する入所者も高齢化が進み、独り暮らしが難しくなってきていますが、入所者自身が一般寮で生活したいとの希望がある限り、その意思をできるかぎり尊重し支援を続けています。