栗生楽泉園

　一晩で積雪１２～１３ｃｍと晩秋から一気に冬に季節が変わった１１月２６日（木）、午後１時３０分から中央会館を会場に１時間にわたり群馬県長野原警察署交通課のご協力のもと、職員・入所者合わせて５０名を超える参加のなかで交通安全講習会を開催しました。

　内容は、２０分程のＤＶＤ放映による「反射材」の利用促進で、夜間における歩行者の存在は、歩行者が思うほどヘッドライトを点けていても、車内のドライバーからは大変分かりにくく、服装により明るい服装が黒っぽい服装より優位ではあるが、更に歩行者の存在を知らせるものとして「反射材」が大きな効果があり、明るい服装よりは格段にドライバーへ歩行者の存在がアピール出来て、夜間の事故防止に大きな効果があることを知りました。
　講話では、本年１１月末で群馬県や長野原警察署管内の交通事故数が前年と比較し減少傾向に進んでおり、長野原警察署管内では、人死亡事故が０件で、人身事故、物件事故がそれぞれ△７件、△１１件と減少しているなど具体的な数を上げていただきました。

　そして、今回のテーマでもある冬季シーズンにおける安全運転では、特に路面の凍結や着雪は、通勤時間帯等では大変気を使うところであり、警察署管内の具体的に事故の発生が多い場所として、大津からの国道（Ｒ２９２）沿線や鳥居峠、身近な町の入口（右折）などと併せて、観光客による交通事故の発生も件数の半数を占める特徴も記憶に留めておきたい所です。
　特に雪道対策では、速度注意やエンジンブレーキの活用、急ハンドル・急ブレーキの防止と運転時の注意事項に加えて、自動車へのスコップ・軍手・牽引ロープ・バッテリーブースや砂などの常備品としての携帯と併せて、冬場は燃料を満タンに、ウインドウォッシャー液やスタッドレスタイヤの溝や硬さ等の重要性を説いていただき大変有意義な講習会をとなりました。

　なお、業務ご多用中の折り、快く署員を派遣してくださった長野原警察署におかれましては、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。