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看護職員からのメッセージ


■念願のハンセン病療養所へ入職して 

 私がハンセン病を知ったのはテレビのドキュメンタリー番組でした。そこから関心を持ち、らい予防法や過去の歴史を勉強し、多磨全生園のハンセン病資料館へも足を運びました。当時私は東京で育児をしており、ハンセン病の看護をしてみたいと思ってもなかなか転職することは難しい状況でした。それから数年経ち、諸事情もありチャンスが訪れました。すぐに草津へ行くことを決め、楽泉園で採用して頂くことになりました。
 今、念願のハンセン病療養所での勤務が始まり、三ヶ月が経ちました。入職する前は不安なこともありました。しかし、子供を連れての引っ越しは毎日が慌ただしく、この三ヶ月間あっという間でした。仕事にも徐々に慣れ、失敗もたくさんありますが、スタッフの皆さんに支えられ頑張っています。仕事は定時で終了するので、育児をしながらでも働きやすい環境です。草津温泉は自然豊かで子育てにもとても良いです。
 現在 療養所にはハンセン病の方はいません。皆さん元患者さんです。後遺症からセルフケアが困難になっている方々の看護を行っています。私はここで療養する方に穏やかな日々を過ごして頂けるよう、寄り添って行きたいと思います。


■仕事と育児 

 早いもので、楽泉園に就職して8年が過ぎました。入職当時3人の子育てをしながら働いていましたが、現在は5人となり、日々仕事と子育てに追われています。1番上の子が中学生、真ん中3人が小学生、末っ子は年中とまだまだ、手がかかり大変です。常勤で働いている事もあり、夫と1番上の子の協力がとてもありがたく思っています。
 1番困る事は、子供の病気で仕事を休まなければならない事です。実家が県外のため日頃から夫と2人で協力して子育てをしているのですが、近くに頼れる親戚もいなく、母親である私が休む事になってしまうのです。その度、病棟の方々に迷惑をかけてしまいます。今は子育て支援の特別休暇があり、仕事を続けることができています。子供が入院した時は1週間と長かったので私が病院に付き添い、夫に、他の子を見てもらいなんとか乗り切りました。現在では、子育てをしていける環境、制度が確保されている為、とても助かっています。年次休暇だけでは学校行事、通院などですぐ終わってしまうからです。今は子供の事で休暇をいただく事が多いので、自分の体調管理には気をつけ元気に働けるように心がけています。これからも、仕事と子育てを頑張っていこうと思います。


■やりがいを感じながら 

  長年勤めた診療所を退職し、国立ハンセン病療養所栗生楽泉園に勤務させていただく事になり2年が過ぎました。ハンセン病についての知識が少なく、期待と不安が入り交じる中、オリエンテーションでハンセン病についてや各部署の説明などを聞き、徐々に気持ちが落ち着いてきたのを覚えています。その後も勤務時間内に様々な研修があり、参加しています。今までやってきたことの確認から、新たに学ぶことなどが多くあり、今まだ自分自身が向上できるのではないかと嬉しく思っています。
 急性期の患者さんは少なく、一人ひとりの入所者の方とじっくり向き合うことができ、また様々な行事があり入所者のみなさんとの関わりを多く持つことができます。その中で、看護師長から「入所者のみなさんを楽しませてください」と言われた時、なぜか胸が熱くなりました。今まで自分がその気持ちで取り組んで接していたのか。どんな事が好きで、どのような話しをすると喜んでいただけるのか、そのようなことから始めて、また行事には積極的に参加していきたいと思います。「笑顔が満ちあふれる 栗生楽泉園」という園の理念に則って、入所者のみなさんと一緒に楽しめる時間を多く持てるよう、屈託のない笑顔と笑い声が聞けるよう努力していきたいと思います。今、とてもやりがいがあると感じています。


■一生青春・一生勉強 

 以前私は、栃木県の精神科病院に勤務していましたが、平成27年2月より楽泉園に就職させて頂きました。4月までの3ヶ月間病棟勤務後、5月より生活支援センターに配属され、現在に至ります。
 こちらに来た当初は真冬でしたので、雪の量の多さに驚き、また寒さの質の違いにまたまた戸惑い、滑ったり転んだりと驚きの連続でした。しかし、現在一般舎の方の生活支援をさせて頂きながら、逆に色々な事を入所者の人生の先輩から教えて頂いています。
 辛いこと、悲しいことを経験している人は、本当に人に優しく、踏み込む領域も瞬時に察知して配慮があります。痛みを知っているから他人に優しいと感じます。こちらに来て、また人生のやり直しをしていますが、とても幸せなやり直しができているような・・・そんな気がします。残りの人生、精一杯楽しくやり直したいと思っています。
「一生青春・一生勉強」


■楽泉園に勤務して 

 私は楽泉園に勤務して20年以上になります。
 入職当時は8ヶ月の子供を保育所に預けてからの出勤でした。母としても新米で介護職も初めての私は気持ちに余裕のない毎日、戸惑いの毎日で離職を考えた時期もありました。
 でも、こうして仕事を続けてこられたのも、家族の支えとスタッフの協力、理解があったからだと思います。家事も育児も仕事も頑張りすぎないことかもしれません。その後、2人目、3人目の妊娠時は、お腹が大きくなるごとに入所者の方も私のお腹を触っては胎動を感じとったりして喜んでくれました。出産後も自分の孫の成長を見守るかのように気にかけてくれたりして、とても恵まれた環境の中で育児もできました。おかげ様で3人の子供達も元気に成長し、現在に至っています。
 現在83名の患者さんが入所しています。約半数の方が一般舎で生活しています。殆どが高齢で身体機能低下もみられ、援助内容も日々変わっていきます。そんな入所者に一日でも長く今の生活が送れるように、コミュニケーションを多くとり、ひとりひとりに合わせた生活援助ができるように努めていければと思います。




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