〒377-1711
群馬県吾妻郡草津町大字草津乙647番地
TEL:0279-88-3030(代表)
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診療部門の紹介


診療科

入所者のハンセン病後遺症等に対する医療を行っています。
内科・外科・皮膚科・眼科・整形外科・耳鼻咽喉科・歯科を設置しています。
入所者への診療施設のため外来の方の診察は行なっておりません。


薬剤科

 薬剤科では、主に調剤業務(お薬を作る仕事)を行っていますが、それ以外にも医薬品管理業務、製剤業務等があります。
 調剤業務では、まず、処方箋の内容の確認・薬袋への記載事項の確認、及び調剤方法を確認した後、薬剤の調製を実施します。
 製剤業務としては、調剤薬の予製・市販されていない医薬品の調製、及び特定の患者さんの特定の疾患に対する医薬品の調製等の業務が挙げられますが、市販品への切り替え等により減少しています。
 医薬品管理業務としては、医薬品は治療上、必要欠くことの出来ないものであり、薬学知識を基盤とする保存条件や有効期限を考慮した品質管理、更に医薬品の購入・供給等の管理の合理化、経済性を考慮した在庫管理が求められます。
 又、薬事委員会を通し医薬品の適正使用を行っています。


研究検査科

 臨床検査科では病気の診断や治療の指針となる様々な検査データを「速く、正しく」提供することを目標にしています。
 検査の種類や検査方法などによって、生化学、血液、免疫血清、微生物、輸血、一般検査そして生理検査の7つの部門の仕事を行っています。
 患者さまから採取された血液、尿、便、痰などを検査する検体検査と患者さまと直接接して行う生体検査があり、毎日のルーチン検査、年2回の入所者の定期健診・職員健診等の検査業務を行っております。


放射線科

 日常の業務は入園されている方の一般撮影とCT検査です。一般撮影は胸部・腹部・骨撮影の他に、歯科デンタル撮影・パノラマ撮影を行っています。CT検査は主に頭部・胸部・腹部を行っています。
 入園されている方が安心して撮影や検査が行われるよう心掛け、また放射線を安全に使用出来るように管理をしています。


リハビリテーション科

 リハビリテーション科(以下、当科)は現在、理学療法士3名・作業療法士1名、言語聴覚士1名、義肢装具士2名のスタッフ7名で運営しております。また、業務委託で鍼灸師1名、あん摩マッサージ指圧師1名にて入所者にサービスを提供しています。
リハビリテーションとは、機能を回復や残存能力を引き出し、心と体に自立の力と尊厳を獲得することを目的としております。加えて当科はリラクゼーションや入所者同士の交流の場としての役割を担ってきました。
 入所者は末梢神経に障害を持たれている方が多く、リハビリテーションも末梢神経障害を考慮したものとなります。末梢神経障害には、感覚障害・運動機能障害・自律神経障害がありますが、いずれも該当する方が多くまた二次障害として失明や切断をされている方もおられます。これらの重複する障害を考慮しながらリハビリテーションを行ってく必要があります。
 現在では入所者の高齢化が進み、今過ごされている状態をいかに継続していくことができるかが重要な目標と考えられます。
 当科では、機能維持のための運動療法や疼痛緩和などのための物理療法を実施し怪我や病気、痛みなどに対する対応のみならず、入所者本人が望まれる日常生活が少しでも長くできるような支援を行っております。


義肢装具室

 ハンセン病の後遺症のある入所者の方々の義肢(義手・義足)、装具(足底装具・短下肢装具・サポーターなど)を製作しています。
 また手の不自由な方のスプーン、フォークなどの食器類の調整・改良、日常生活に必要なボタン掛けなどの自助具も製作しています。
 使用される入所者ひとりひとりの「身体の一部を作る」という気持ちを常に心がけて製作をしています。




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