歯科外来では主に入所者の方々の口腔内の治療を実施しています。
治療内容としましては入れ歯の作製や調整、歯周病や齲蝕の治療がほとんどです。歯科衛生士によるブラッシング指導も継続的に行っています。また、入所者の方々の多くは手指に不自由があるため部分入れ歯の着脱が自己でできない場合があり、これに対応するため取り外しの装置ではなくインプラントを導入して治療にあたっています。さらに無歯顎で総入れ歯を使用している方にたいしてもインプラントを利用することで快適な食生活をおくっていただけるように努めています。
その他としましては、口腔ケアの実施に力をいれています。患者さん本人はもとより看護師や介護員に対して口腔ケアの重要性とその方法について指導しています。
口腔内環境に問題があると全身的にも多くの悪影響をおよぼすことが指摘されています。とくに高齢になればなるほどその傾向が強くなります。星塚敬愛園でも入所者の方々は日々高齢化しており、口腔ケアの重要性は今後さらに高まっていくものと思われます。
今後も入所者の方々や地域の皆様のニーズに応えていけるよう努めて参ります。

外来手術の様子です。 手術は鎮静下で行い、患者さんがリラックスした状態での処置を心がけています。

車いす専用ユニットを備えています。お身体の不自由な方へ配慮しながら診療しています。

実体顕微鏡を用いての治療です。より正確な治療ができるよう心がけています。

歯科衛生士による口腔衛生指導、口腔ケアを積極的に実施しています。