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卒業生からのメッセージ

看護の現場で活躍する先輩たちから、心温まるメッセージ。

多くの卒業生たちが当校から日本全国へ、働く職場は違っても愛生園で学んだ2年間は忘れません。

 

令和6年度卒業生 安岡かよさん

 私は准看護師資格を取得後すぐ、長島愛生園附属看護学校に入学しました。卒業後、老年看護学実習でお世話になった附属看護学校の母体である長島愛生園で働いています。
 在学した2年間は、充実した臨床実習とハンセン病の歴史を踏まえた人権教育を重視したカリキュラムが設けられているため、専門知識と技術の習得はもちろん、患者さんの尊厳を大切にする看護の心を学ぶことができました。入学した当初、曖昧だった卒業後の目標が「その人らしさを支える看護がしたい。」と具体的になり、今、目の前のおひとりおひとりの思いを尊重した関わりを続けています。まだまだ未熟ですが、実習時にお世話になった職員や入所者さんに支えてもらいながら充実した毎日を送っています。
 そして、少人数だからこそ日々教官の手厚いサポートを受けながら不安なく学校生活を送ることができるのも、長島愛生園附属看護学校の魅力だと思います。教官は丁寧に学生と向き合ってくれるので、実習や学業の不安からくるストレスもあまり感じることなく学生生活を送ることができました。
 また、学ぶことが時に辛く感じる時も隣で支えてくれる仲間の存在があったからこそ、乗り越えられたと思います。卒業しても支え合いながら切磋琢磨する関係性は継続しています。
 私自身、卒業して改めて思うのは、この学校を選んで成長できたな、いい出会いに恵まれたなと感謝の2年間であったということです。みなさんも新しい自分と出会うために一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。

 

令和7年度卒業生 宇治愛茉さん

 私は、長島愛生園附属看護学校を卒業し、現在は母体施設である長島愛生園で看護師として働いています。学生の頃から入所者の皆様に寄り添った看護を実践したいと思い、この施設で働くことを選びました。
 現在関わらせていただいている入所者の皆様は、ハンセン病は治癒しているものの、視力障害や神経・運動障害などの後遺症により、日常生活に支援を必要とされています。私は、入所者の皆様がこれまで大切にしてこられた生活や想いを尊重し、その人らしく安心して過ごしていただけるよう、一つひとつの関わりを大切にしながら看護を行なっています。
 入職して一ヶ月、業務を覚えることに精一杯で、思うように動けず悩むことも多くあります。また、学校で学んだ知識と実際の現場との違いに戸惑うこともあります。しかし、先輩方のご指導や支えの中で、自分なりに考えて行動できる場面も増えてきました。日々の関わりの中で、入所者の方からの何気ない言葉や笑顔に励まされ、看護のやりがいを実感しています。
 看護学校での二年間は、知識や技術だけでなく、人として大切な姿勢を学ぶことができた時間でした。実習では、対象の方の背景や想いに寄り添いながら、「自分に何ができるのか」「どのような関わりが必要か」を考え続けてきました。この経験は、今の現場でもいかせるように努めています。
 まだまだ未熟で学ぶことばかりですが、一つひとつの経験を大切にしながら、入所者の皆様に信頼していただける看護師を目指していきたいと思います。
 長島愛生園附属看護学校には、少人数ならではの温かい雰囲気と、学生一人ひとりに寄り添った指導体制があります。仲間と支え合いながら学べる環境の中で、自分自身と向き合い、成長することができます。ぜひ皆さんも、この場所で自分の目指す看護師像をみつけてみてください。