みま~も(東京都大田区)

自治体概要

人口:732,105人 面積:59,46㎢(※人口一人あたり面積: 0,008㎢)
小学校数:61 中学校数:2(令和3年2月1日時点)

地域共生社会の実現に欠かせない多彩な資源が織りなす地域ネットワークづくり みま~も

高齢化の一途をたどる大都市東京において、高齢者が住み慣れた地域で生活を継続するためにはどうしたらよいのか?」。この課題解決に向けて、大田区地域包括支援センター入新井の呼びかけで、高齢者に携わる各種専門機関と地域団体、企業等が協働し生み出した新たな都市型ネットワークモデル。それが「おおた高齢者見守りネットワーク」(愛称:みま~も)です。
高齢者の孤立を予防するためには、高齢者自身が、元気なうちから地域とつながる意識を持ち、出来れば早い時期に地域包括支援センターともつながっていること、そして地域の中で身近な人の異変に気付き、専門機関へ早期に連絡できることが必要です。
地域のつながりが薄いと言われる大都市ですが、一方では多くの人が住み、働く人材の宝庫、社会資源の宝庫であるとも言える。本会は『気づき・見守り・支え合う地域づくり』を合い言葉に、そのような大都市のメリットを活かした、都市型の見守りネットワーク構築を目指しています。

「協賛」の仕組みで、民間企業との協働により都市部における地域づくりの展開を実現!

みま~もは、『協賛』の仕組みでまちづくりに取り組んでおり、会の趣旨に賛同いただいた各種団体の協賛費によって運営しています。2016年3月末時点で、協賛企業・事業所数は合計92団体です。
協賛企業・事業所は、運営費の捻出だけでなく、会の運営に積極的に関わり、その中で自社の得意分野を発揮し、団体としての地域貢献を実現しています。
私たちは協賛企業との継続した連携体制構築に向けて、みま~もと協賛企業、両者にとってメリットのある「Win-Winの具体的な事業」を提示し、連携関係を強化する手法をとりました。
協賛企業に提示したメリットは下記の3つです。
1 協賛となることで、行政・地域包括支援センター、医療機関との連携を図ることができる。
2 超高齢化社会、生産年齢人口減少・人口減少社会という世界中類例のない経験をしているわが国で、医療・介護・異業種ネットワーク(みま~も)を活用し、自社を超高齢社会仕様に方向転換できる。
3 取り組みを通して、自社の得意分野を広く地域住民に知らせることができる。

主体的に関わる住民、民間企業との協働により生まれた多彩な事業!

高齢者見守りキーホルダー

地域の医療機関ソーシャルワーカーとともに生み出した地域に暮らす安心を提供するシステム。キーホルダーは大田区の優れた技術を持つ町工場が担当。

みま~もステーション

商店街と協同で取り組んでいるサロン事業です。商店街にあるコミュニティ・スペース「アキナイ山王亭」と裏にある「大田区立新井宿児童公園」を拠点に、協賛企業が得意分野を生かした講座を年間430講座開催しています。

地域づくりセミナー

地域で暮らす人たちがいつまでも元気に過ごしていくために。また、隣近所の異変に気付くための「気づきの視点」を提供するために、健康・運動・防災への備えなど様々なテーマで毎月第3土曜日に開催しています。

まちづくりが元気おおた登録事業

高齢者にかかわる事業所や民間企業が、本来対象とする顧客以外の人たちにもできるちょっとしたサービスをステッカーに書き込み掲示。
地域に暮らす人たちにとっては近くに新たな資源が生まれるメリットが、協賛企業にとっては自社のことを知ってもらうことができるメリットがある。まさしく、Win-Winな事業です。

みま~もが考える、支援が必要な人を見守り・ささえあうネットワークのカタチ

高齢者医療・福祉において、ネットワークの必要性が叫ばれて久しい中、具体的なネットワークの形は未だ見えないのが現状です。私たちはみま~もを発足した13年前に、ネットワークについての共通認識をもつことが必要と考え、本会が目指すネットワークを次のように具体化をしてきました。
【ネットワーク1「気づきのネットワーク」】地域に暮らす高齢者と日常的につながりのある人たちが、普段の関係性の中で高齢者の異変に早期に気づくためのネットワークです。友人、ご近所同士、町会、老人会、商店街、民間企業などがその構成者に当たります。
【ネットワーク2「支援のネットワーク」】「気づきのネットワーク」による地域での早期の気づきをもとに、包括的・継続的支援を実施していくためのネットワークです。具体的には、地域包括支援センターのほか、医療・介護・福祉の専門機関等がこれに当たります。
SOSの声を上げられない人たちは、直接、支援のネットワークにたどり着くことができない。そうであるならば、この人と暮らしの中で日常的につながっている「気づきのネットワーク」の構成組織の人たちの気づきを、生死にかかわるギリギリではなく、早期に「支援のネットワーク」につながる仕組みが今、地域に求められているのです。
「気づきのネットワーク」と「支援のネットワーク」が『みま~も』とともに活動する中で“個人”や“くらし”が関心の中心となった時に、お互いから学び、多様な組織が化学反応を起こす。多様な主体が出会い学び、「プラットフォーム」が各々有効に機能し、尚かつ2つのネットワーク間が有機的に連携できるシステムづくりが、私たちの目指すネットワークであり、目標です。