こころのSOSサインに気づく

気分が落ち込む

思いどおりに物事が進まなかったり、ショッキングことに出合ったりしたときは、とてもつらい気持ちになるでしょう。そんな経験は誰にでもあります。
しかし、気分がひどく落ち込む、楽しいことが何もないといった状態が続いているときは、ちょっと心配です。
さらに、毎日泣いてばかり、眠れない、頭が重い、ゴハンが美味しくない、人と話すのが面倒だから一人でいたいといった状態が長く続いている場合は、もしかする「うつ病」になっているかもしれません。学校に行くのもつらくなってくるかもしれません。

うつ病はこころのエネルギーを失って、くたくたに疲れた状態です。自分を責める気持ちが強くなり、将来に希望がもてなくなったり、「消えてしまいたい」と考えたりすることもあります。

「なんとなくうつっぽい」くらいの軽いうつ状態なら、自然によくなることもありますが、こころも体もつらくて、これまでできていたことができなくなっているようなら、誰かの助けが必要です。
一人で抱え込まないで、家族やスクールカウンセラーなど、信頼できる人に今の苦しさを話しましょう。こころの専門家に相談することが大切です。

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