こころの病気についての誤解

誤解4:弱いから、いじめられる

いじめは、「いじめる側」の問題です。

「いじめられるのは自分が悪いからだ」と思う人がときどきいます。しかし、これはまちがいです。
いじめはほとんどの場合、いじめる側が何か問題を抱えているために起こります。
たとえばストレスや欲求不満を抱えていて、それを発散しようと、攻撃的な行動に出てしまうことがあります。自分に自信があって、充実している人は、いじめをしようとはしないでしょう。むしろ、心が弱くなっているときに誰かをいじめたくなるのかもしれません。攻撃性をコントロールできなくなるというのは、こころのSOSサインのひとつです。


 

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