概要情報
事件名 |
日産ディーゼル工業 |
事件番号 |
東京高裁平成 1年(行コ)第20号
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控訴人 |
日産ディーゼル工業 株式会社 |
被控訴人 |
中央労働委員会 |
被控訴人参加人 |
総評・全国一般労働組合東京地方本部 |
判決年月日 |
平成 1年 8月10日 |
判決区分 |
控訴の棄却 |
重要度 |
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事件概要 |
本件は、会社が、総評全国一般東京地本が申し入れた団体交渉を、日産ディーゼル分会と同地本とは組合規約上適法な組織関係にないとの理由で拒否したことが不当労働行為であるとして申立てがあった事件で、初審の東京地労委の救済命令に対して、会社から再審査の申立てがなされ、中労委も初審命令を維持したところ、会社はこれを不服として東京地裁に行政訴訟を提起した。同地裁がこれを棄却したため、会社は東京高裁に控訴を提起していたが、同高裁は会社の控訴を棄却した。 |
判決主文 |
本件控訴を棄却する。 控訴費用は控訴人の負担とする。 |
判決の要旨 |
2113 交渉団体として不適格
組合の組織対象範囲についての規約違反の問題は組合の内部問題であり、その自主的判断が尊重されるべきであるから、組合としての実態を有する限り、交渉団体としての適格性を否定することはできない。
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業種・規模 |
輸送用機械器具製造業 |
掲載文献 |
労働委員会関係裁判例集24集141頁 |
評釈等情報 |
中央労働時報 800号 42頁 
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