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No.010 三井化学株式会社
※平成20年12月時点
薄くて軽くて丈夫なメガネレンズや、太陽電池の材料。廃木材等からバイオ燃料を製造する技術。「化学のチカラ」で様々なものを生み出してきた三井化学の最新作は「会議効率化ルール」。会議の要否を見直す「やるのか五則」と、会議の成果最大化を目指す「やるなら三則」。さらに「めーるーる」で、急増したメールのやりとりを見直す。これらの徹底で彼らがつくろうとしているのが“ゆとり”だ。
三井化学には、仕事が面白くてつい働きすぎてしまう人が多い。「家庭のことは女房に任せきりの駄目亭主でした」と藤吉社長。「平日の夕食にパパがいない状態が当り前になっています」とある社員。参画企業に選ばれた今年は“仕事と生活の調和推進”元年。託児所の設置等「育児・介護と仕事が両立しやすい環境づくり」と、充実しているのに取得率が低い既存制度の活用を促すべく「ゆとり創出のための時間づくり」に取り組んでいる。
「他人の話を聞く、本を読む、美しいものを見る等、『外』に対し心が開かれ、受け入れることができる状態」。藤吉社長は“ゆとり”をそう定義し、職場コミュニケーションや日常生活へもたらす計り知れない可能性に期待する。「考え方、やり方を変えれば必ずゆとりは生み出せる。何か一つでも変えてみよう!」9月からは「ノー残業活動」も開始した。“平日の夜を楽しむ”、そんな幸せからどんな革新的なアイデアが生まれるか。これもまた計り知れない。
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