(照会先)
老健局 老人保健課
担当 佐原 康之 小坂 健
内線 3941 3961
ダイヤルイン 3595-2490
老健局 介護制度改革本部事務局
担当 黒田 秀郎 千田 透
内線 2175 2173
ダイヤルイン 3595-2184



介護予防市町村モデル事業
中間報告




平成17年4月19日
厚生労働省老健局



「介護予防市町村モデル事業」に係る実施結果の分析

本集計は、4月11日までに回答があった市町村における結果を分析したものである。


目次


 データの分析
 1−1 データのとりまとめ状況

 1−2 モデル事業参加者数

 1−3 データの分析方法について

 1−4 分析結果
   (1)筋力向上に関する概要
   (2)栄養改善に関する概要
   (3)口腔ケアに関する概要
   (4)閉じこもり予防に関する概要
   (5)フットケアに関する概要

 事業報告書に記載された評価・課題・留意点等について

 2−1 筋力向上について
 2−2 栄養改善について
 2−3 口腔ケアについて
 2−4 閉じこもり予防について
 2−5 フットケアについて



(参考)

測定項目について


○ 身体機能
要素 種目 内容
筋力 握力 握力計による握力の計測
膝伸展筋力 携帯式筋力測定器による測定
柔軟性 長座位体前屈 長座位体前屈計による測定
動的バランス ファンクショナルリーチ 腕を伸ばし肩の高さまで上げたまま前方へ伸ばした長さを計測
静的バランス 片足立ち時間(開眼・閉眼) 片足で立てる時間を計測
移動能力 10m最大歩行 10mの歩行速度を計測
Timed up & go イスに座った状態から立ち上がり、3m先まで歩いてから再び戻りイスに座るまでの時間を計測

○ 老研式活動能力指標 (別紙1)
 社会的生活機能を測る指標。13の質問項目により構成されている。その内容は、(1)活動的な日常生活をおくるための動作能力、(2)余暇や造作などの積極的な知的活動能力、(3)地域で社会的な役割を果たす能力の3つ。

○ SF−36 (別紙2)
 SF健康調査票は、健康関連QOL(HRQOL)を測定するための、科学的な信頼性・妥当性を持つ尺度である。SF−36は、8つの健康概念を測定するための複数の質問項目から成り立っている。8つの概念とは、(1)身体機能、(2)日常役割機能(身体)、(3)日常役割機能(精神)、(4)全体的健康感、(5)社会生活機能、(6)体の痛み、(7)活力、(8)心の健康である。
下位尺度 得点の解釈
低い 高い
身体機能
(Physical functioning)PF
健康上の理由で,入浴または着替えなどの活動を自力で行うことが,とてもむずかしい 激しい活動を含むあらゆるタイプの活動を行うことが可能である
日常役割機能
(身体)(Role physical)RP
過去1ヵ月間に仕事やふだんの活動をした時に身体的な理由で問題があった 過去1ヵ月間に仕事やふだんの活動をした時に,身体的な理由で問題がなかった
身体の痛み
(Bodily pain)BP
過去1ヵ月間に非常に激しい体の痛みのためにいつもの仕事が非常にさまたげられた 過去1ヵ月間に体の痛みはぜんぜんなく,体の痛みのためにいつもの仕事がさまたげられることはぜんぜんなかった
社会生活機能
(Social functioning)SF
過去1ヵ月間に家族,友人,近所の人,その他の仲間とのふだんのつきあいが,身体的あるいは心理的な理由で非常にさまたげられた 過去1ヵ月間に家族,友人,近所の人,その他の仲間とのふだんのつきあいが,身体的あるいは心理的は理由でさまたげられることはぜんぜんなかった
全体的健康感(General health perceptions)GH 健康状態が良くなく,徐々に悪くなっていく 健康状態は非常に良い
活力
(Vitality)VT
過去1ヵ月間,いつでも疲れを感じ,疲れはてていた 過去1ヵ月間,いつでも活力にあふれていた
日常役割機能(精神)
(Role emotional)RE
過去1ヵ月間,仕事やふだんの活動をした時に心理的な理由で問題があった 過去1ヵ月間,仕事やふだんの活動をした時に心理的な理由で問題がなかった
心の健康
(Mental health)NH
過去1ヵ月間,いつも神経質でゆううつな気分であった 過去1ヵ月間,おちついていて,楽しく,おだやかな気分であった

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