1.基本的な考え方
弊社における人事政策は、前身企業のDNAを引継ぎ、「能力主義」を第一としております。
あわせて、多種多様な価値観や、属性を有する人材の活用を、積極的に推進する
ダイバーシティマネジメントを根幹としています。
2.具体的な取り組み
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能力主義を重視した女性社員の積極活用(2009年度時点の実績)
- 新卒採用における女性からの支持 - 2010年4月入社97名中:女性100%
- 直接雇用者の男女別構成比 - 女性71% 男性29%
- 役職者の男女別構成比(リーダー職以上) - 女性52% 男性48%
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雇用形態、配置転換制度の多様化と働き続ける為の運用
- 職務・時間・勤務地域等の組み合わせによる多様な雇用形態のラインアップ
- キャリア形成・ライフサイクルを踏まえた雇用区分の転換制度
- 配偶者(社内外問わず)の転勤にあわせてグループ会社の職場を視野に含めた異動への配慮(配偶者と同エリアへの異動を最大限に考慮)
- 個と組織のモチベーションUPにつながる制度提供
- 自己申告に基づくローテーション制度
- 90年代半ばより導入の法定以上の育児・介護関連制度と多くの取得実績
- 職場復帰におけるサポートプログラム(退職者の再雇用制度、育児休職復帰前のセミナー、傷病休職後復帰時の時間短縮勤務制度)
3.メッセージ
こうした取組みを、前身企業の時代から継続して行なっている事により、社員が主体的に、
会社が用意する仕組みを上手に使い、キャリア軸とライフ軸のバランス形成を可能ならしめる風土が醸成されています。
結果的に「女性が長く働き続ける環境が整った企業」へと進化し、弊社の付加価値向上に対しても、
大きく寄与しているものと認識しております。
今後、様々な社内外の変化を見据えつつ、こうした人事政策上のスタンスを堅持し、制度・運用面における
「多様性と柔軟性」を内包し、これまで通りの自然体で、ポジティブ・アクションへつながる取組みを行います。