厚生労働省発表 平成21年4月24日 |
厚生労働省職業能力開発局育成支援課 課長 高野 浩文 課長補佐 牧野 利香 電話 03-3502-6956(直通) 株式会社日本マンパワー キャリアドック部 部長 大原 良夫 次長 植木 千秋 電話 03-5294-5027 |
キャリア健診研究会報告書発表
〜企業内におけるキャリア形成支援のための手法を提言〜
(ポイント)
(1) 企業における従業員のキャリア形成支援の取組についてアンケート調査を行ったところ、次のような傾向。
[1] 企業のキャリア形成支援の取組についての従業員の満足度は全体的に低い。
[2] 企業の人事担当者は、企業が行うキャリア形成支援の取組について、次のように認識。
・「働き方の選択肢」に係る取組は、離職率の低下に関連する傾向。
・「従業員と企業の双方向のかかわり」に係る取組は、業績の向上に関連する傾向。
[3] 従業員は、キャリア意識の高い層ほど、現在の仕事への意欲や、新しいことへの積極性が高い傾向。
(2)上記を踏まえ、従業員が意欲や目標を持っていきいきと働くことを支援するための「キャリア健診」の具体的実施手法を提言。具体的には、
企業向けキャリア健診
個人のキャリア形成を促進する主な要素である[1]自己理解、[2]キャリア目標、[3]キャリア形成行動を軸としたチェックシートを作成し、これらを基に、企業及び従業員双方の認識のギャップを把握。
個人向けキャリア健診
自己診断シートを用いて従業員個人のキャリア意識等の評価を行う。
これらの企業向け・個人向けキャリア健診の一体的実施や、キャリア・コンサルタントの活用により、企業と従業員の「対話」を促進し、企業内における人材育成の課題を把握する契機とするとともに、従業員のキャリア形成の意識を喚起して、企業と従業員のより良い共生を実現すべき等とされた。
(概要は別添1、報告書本体は別添2
(1〜20ページ(PDF:466KB)、
21〜30ページ(PDF:495KB)、
31〜39ページ(PDF:491KB)、
40ページ(PDF:332KB)、
41〜45ページ(PDF:450KB)、
46〜49ページ(PDF:397KB)、
50〜51ページ(PDF:494KB)、
52〜58ページ(PDF:425KB)、
59〜61ページ(PDF:497KB)、
62〜70ページ(PDF:498KB)、
71〜75ページ(PDF:414KB)、
76〜81ページ(PDF:499KB)、
82〜103ページ(PDF:472KB)、
全体版(PDF:1,481KB)))
※ 「キャリア健診研究会」
(座長:諏訪 康雄 法政大学大学院政策創造研究科教授)
平成20年度、厚生労働省の委託により、株式会社日本マンパワーが開催
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