2 利用状況
(1) 居宅介護、重度訪問介護、行動援護の利用状況
9月中の利用者1人当たりの利用状況をみると、居宅介護サービスを利用する障害者では、「身体介護が中心」の訪問が14.8回と最も多く、次いで「家事援助が中心」(9.9回)となっている。
重度訪問介護サービスを利用する障害者では、訪問回数が29.3回となっており、そのうち移動介護が9.6回となっている。
行動援護サービスを利用する障害者では、訪問回数が6.1回となっている。(表10)
表10 障害者・障害児別にみた居宅介護・重度訪問介護・行動援護の利用状況
注: 1) 9月中に利用者がいた事業所のうち、利用実人員不詳及び訪問回数不詳の事業所を除いて算出した。 |
(2) 療養介護、生活介護、児童デイサービス、自立訓練(機能訓練・生活訓練)、就労移行支援、就労継続支援(A型、B型)の利用状況
9月中の利用者1人当たり利用日数をみると、療養介護サービスの利用は24.1日、就労継続支援(A型)サービスの利用は17.6日となっている。
児童デイサービスの利用は4.7日となっている。(表11)
表11 療養介護・生活介護・児童デイサービス・自立訓練(機能訓練、生活訓練)・
就労移行支援・就労継続支援(A型、B型)の利用状況
注:1) 9月中に利用者がいた事業所のうち、利用実人員不詳及び利用延人数不詳の事業所を除いて算出した。 |
(3) 短期入所、重度障害者等包括支援の利用状況
9月中の利用者1人当たり利用日数をみると、短期入所サービスの利用は、障害者は7.0日、障害児は4.7日となっている。
重度障害者等包括支援サービスの利用は、I類型は25.1日、II類型は19.7日、III類型は25.7日となっている。(表12)
表12 短期入所・重度障害者等包括支援の利用状況
注:1) 9月中に利用者がいた事業所のうち、利用実人員不詳及び利用日数不詳の事業所を除いて算出した。 2) I類型とは、重度訪問介護の対象であって、四肢すべてに麻痺等があり、寝たきり状態にある障害者のうち、気管切開を伴う人工呼吸器による呼吸管理を行っている身体障害者をいう。 3) II類型とは、重度訪問介護の対象であって、四肢すべてに麻痺等があり、寝たきり状態にある障害者のうち、最重度知的障害者をいう。 4) III類型とは、障害程度区分の認定調査項目のうち、行動関連項目等の合計点数が15点以上である者をいう。 |
(4) 共同生活介護、共同生活援助の利用状況
9月末日の利用者数をみると、共同生活介護サービスの利用は19,140人、共同生活援助サービスの利用は16,600人となっている(表13)。
表13 共同生活介護・共同生活援助の利用状況
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