3 現在の健康状態及び将来の健康状態に対する不安
(1) 現在の健康状態
労働者の現在の健康状態をみると、「非常に健康である」とする労働者の割合は13.2%、「まあ健康である」は64.2%であり、「健康である」とする労働者はあわせて77.4%[前回79.5%]となっている。
男女別にみると、「健康である」とする労働者の割合は男が76.5%、女が78.7%となっている。(第26表)
第26表 現在の健康状態別労働者割合
区 分 | 労働者計 | 健康である | 不調である | 健康である とも不調で あるとも いえない |
不明 | ||||
非常に 健康である |
まあ 健康である |
やや 不調である |
非常に 不調である |
||||||
平成19年 | 100.0 | 77.4 | 13.2 | 64.2 | 17.1 | 15.6 | 1.5 | 4.6 | 0.9 |
男 | 100.0 | 76.5 | 13.5 | 63.0 | 17.8 | 16.5 | 1.4 | 4.8 | 0.9 |
29歳以下 | 100.0 | 82.9 | 26.8 | 56.2 | 12.2 | 11.6 | 0.6 | 4.0 | 0.9 |
30〜39歳 | 100.0 | 77.9 | 16.5 | 61.4 | 17.6 | 16.4 | 1.2 | 4.3 | 0.1 |
40〜49歳 | 100.0 | 70.1 | 6.7 | 63.4 | 22.4 | 20.7 | 1.7 | 6.3 | 1.2 |
50〜59歳 | 100.0 | 76.5 | 8.8 | 67.7 | 18.2 | 16.4 | 1.8 | 3.8 | 1.5 |
60歳以上 | 100.0 | 78.0 | 6.0 | 71.9 | 14.8 | 14.2 | 0.6 | 6.7 | 0.5 |
女 | 100.0 | 78.7 | 12.8 | 65.9 | 16.0 | 14.3 | 1.7 | 4.4 | 0.9 |
29歳以下 | 100.0 | 82.4 | 20.8 | 61.6 | 12.5 | 11.1 | 1.4 | 3.8 | 1.2 |
30〜39歳 | 100.0 | 81.5 | 13.8 | 67.7 | 14.8 | 13.3 | 1.5 | 3.1 | 0.6 |
40〜49歳 | 100.0 | 78.2 | 9.5 | 68.6 | 17.3 | 14.9 | 2.5 | 4.1 | 0.5 |
50〜59歳 | 100.0 | 73.3 | 7.6 | 65.7 | 20.6 | 18.7 | 1.9 | 5.0 | 1.1 |
60歳以上 | 100.0 | 72.6 | 4.3 | 68.3 | 13.6 | 13.3 | 0.3 | 11.6 | 2.1 |
平成14年 | 100.0 | 79.5 | 10.0 | 69.5 | 15.7 | 14.1 | 1.6 | 3.5 | 1.3 |
(2) 持病の状況
医師から診断された持病が「ある」とする労働者の割合は31.4%[前回28.8%]となっている。 男女別にみると、男が33.8%、女が27.8%となっている。
持病がある労働者が挙げた具体的な持病の種類(複数回答)としては、「高血圧」(25.9%)が最も高く、次いで「腰痛」(24.1%)、「高脂血症」(16.4%)の順となっている。(第27表)
第27表 持病の種類別労働者割合
注:[ ]は、全労働者のうち「持病がある労働者」の割合である。 |
(3) 将来の健康状態に対する不安
将来の健康状態に対して「大変不安を持っている」とする労働者の割合は10.9%、「少し不安を持っている」は70.1%であり、不安を持っている労働者はあわせて81.0%[前回 76.0%]となっている。
男女別に「不安を持っている」とする労働者の割合をみると、男が81.4%、女が80.4%となっている。(第28表)
第28表 将来の健康状態への不安の有無及び程度別労働者割合
区 分 | 労働者計 | 不安を持って いる |
不安は持って いない |
不明 | ||
大変不安を 持っている |
少し不安を 持っている |
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平成19年 | 100.0 | 81.0 | 10.9 | 70.1 | 18.1 | 0.9 |
男 | 100.0 | 81.4 | 11.5 | 70.0 | 17.7 | 0.9 |
29歳以下 | 100.0 | 70.3 | 11.1 | 59.2 | 28.2 | 1.5 |
30〜39歳 | 100.0 | 76.0 | 9.1 | 66.8 | 23.6 | 0.4 |
40〜49歳 | 100.0 | 90.8 | 14.7 | 76.1 | 9.0 | 0.3 |
50〜59歳 | 100.0 | 86.6 | 12.3 | 74.3 | 11.8 | 1.6 |
60歳以上 | 100.0 | 81.7 | 6.7 | 75.0 | 16.9 | 1.4 |
女 | 100.0 | 80.4 | 10.0 | 70.4 | 18.7 | 0.9 |
29歳以下 | 100.0 | 68.3 | 7.7 | 60.5 | 31.1 | 0.7 |
30〜39歳 | 100.0 | 79.1 | 10.8 | 68.3 | 19.8 | 1.1 |
40〜49歳 | 100.0 | 86.3 | 11.1 | 75.3 | 13.0 | 0.7 |
50〜59歳 | 100.0 | 88.6 | 11.6 | 77.1 | 10.5 | 0.9 |
60歳以上 | 100.0 | 86.2 | 7.2 | 79.1 | 11.5 | 2.3 |
平成14年 | 100.0 | 76.0 | 8.9 | 67.1 | 22.7 | 1.4 |
(4) 普段行っている健康法
自分自身の健康のために普段何か行っている労働者の割合は81.1%[前回79.0%]となっている。男女別にみると、男が79.2%、女が83.9%となっている。
健康のために何か行っている労働者が挙げた健康法の内容(複数回答)としては、「食事に気をつけている」(42.5%)が最も高く、次いで「睡眠をよくとるようにしている」(38.4%)、「たばこを吸わないあるいは控えめにしている」(36.7%)、「散歩、体操、ジョギングなどの軽い運動をしている」(30.6%)の順となっている。(第29表)
第29表 健康のために普段実施していることの内容別労働者割合
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注:[ ]は、全労働者のうち「健康のために普段何か行っている労働者」の割合である。 |