厚生労働省

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4 喫煙状況及び喫煙対策

(1) 喫煙の状況

職場で「他の人のたばこの煙を吸入すること(受動喫煙)がある」とする労働者の割合は、「ほとんど毎日ある」(32.8%)、「ときどきある」(32.3%)をあわせて65.0%[前回78.1%]となっており、前回に比べて13.1ポイント減少している(第30表)。

第30表  受動喫煙の有無別労働者割合

(単位:%)
区 分 労働者計 職場で他の人のたばこの煙を
吸入すること(受動喫煙)があるか
ある   ない 不明
ほとんど
毎日ある
ときどき
ある
平成19年 [100.0] 100.0 65.0 32.8 32.3 33.7 1.3
喫煙者 [34.1] 100.0 83.2 59.5 23.6 16.0 0.8
非喫煙者 [64.9] 100.0 56.4 19.2 37.2 43.5 0.1
 
[100.0] 100.0 72.7 40.3 32.4 26.1 1.3
喫煙者 [48.6] 100.0 83.5 60.3 23.1 15.8 0.7
非喫煙者 [50.5] 100.0 63.5 21.8 41.7 36.4 0.1
 
[100.0] 100.0 53.9 21.8 32.1 44.8 1.2
喫煙者 [13.1] 100.0 81.5 55.3 26.2 17.2 1.3
非喫煙者 [85.8] 100.0 50.3 17.0 33.3 49.6 0.1
平成14年   100.0 78.1 45.0 33.2 21.9 -
注:1)[ ]は、全労働者、男又は女のうち、喫煙者・非喫煙者の労働者の割合であり、
その計には、喫煙・非喫煙が不明の者も含まれる。
2)非喫煙者には、職場以外でたばこを吸う者も含まれる。

職場での喫煙に関して、不快に感じること、体調が悪くなることの有無についてみると、「よくある」とする労働者の割合は8.3%、「たまにある」は22.4%であり、これらをあわせて 30.7%[前回37.2%]となっており、前回と比べて6.5ポイント減少している(第31表)。

第31表 職場での喫煙に関しての不快感、体調が悪くなることの有無別労働者割合

(単位:%)
区 分 労働者計 職場での喫煙に関して不快に感じること、
体調が悪くなることの有無
ある   ない 不明
よくある たまにある
平成19年 [100.0] 100.0 30.7 8.3 22.4 68.0 1.3
喫煙者 [34.1] 100.0 17.2 1.1 16.0 82.2 0.7
非喫煙者 [64.9] 100.0 38.1 12.2 26.0 61.5 0.3
[100.0] 100.0 27.5 6.3 21.2 71.2 1.2
喫煙者 [48.6] 100.0 18.3 1.2 17.2 81.1 0.6
非喫煙者 [50.5] 100.0 36.8 11.4 25.5 62.9 0.2
[100.0] 100.0 35.3 11.2 24.1 63.4 1.4
喫煙者 [13.1] 100.0 11.0 1.0 10.0 87.8 1.1
非喫煙者 [85.8] 100.0 39.3 12.9 26.4 60.3 0.4
平成14年   100.0 37.2 10.8 26.3 62.8 -
注:1)[ ]は、全労働者、男又は女のうち、喫煙者・非喫煙者の労働者の割合であり、
その計には、喫煙・非喫煙が不明の者も含まれる。
2)非喫煙者には、職場以外でたばこを吸う者も含まれる。
(2) 喫煙対策として望むこと

職場における喫煙対策として望むことがある労働者の割合は92.2%[前回90.7%]となっている。

対策として望む内容(複数回答)としては、「喫煙室又は喫煙コーナーを設け、それ以外を禁煙とすること」(54.1%)が最も高く、次いで「喫煙室又は喫煙コーナーにたばこの煙を排気・除去する機器等を設置すること」(35.3%)、「事業所全体を禁煙とすること」(24.0%)の順となっている。(第32表)

第32表 職場における喫煙対策として望む内容別労働者割合

(単位:%)
区 分














喫煙対策として望む内容(複数回答)


 































































































































































平成19年 [100.0] 100.0 92.2 24.0 54.1 35.3 8.1 2.0 1.3 4.7 3.7 9.2 7.8
  100.0 92.2 18.9 55.8 35.1 7.3 1.9 1.3 4.2 3.3 10.6 7.8
  100.0 92.2 31.4 51.7 35.6 9.3 2.1 1.3 5.6 4.2 7.2 7.8
(職場での喫煙・非喫煙)  
喫煙者 [34.1] 100.0 91.3 4.1 56.5 41.2 4.3 1.2 0.6 1.6 1.6 14.9 8.7
非喫煙者 [64.9] 100.0 93.9 34.7 53.6 32.7 10.2 2.4 1.7 6.4 4.8 6.4 6.1
不明 [1.0] 100.0 14.5 5.4 9.1 0.5 0.3 0.2 - 0.2 0.2 - 85.5
(受動喫煙の有無)  
ほとんど毎日ある [32.8] 100.0 92.7 14.3 54.7 41.1 7.5 2.3 1.4 3.7 3.6 12.5 7.3
ときどきある [32.3] 100.0 94.4 27.0 55.3 36.7 8.5 2.2 1.6 5.4 3.8 8.4 5.6
ない [33.7] 100.0 92.2 31.1 53.8 29.4 8.5 1.6 0.9 5.2 3.7 7.2 7.8
不明 [1.3] 100.0 24.5 7.8 20.9 7.5 2.7 0.2 2.1 0.9 0.2 - 75.5
(喫煙に対する不快感の有無)  
よくある [8.3] 100.0 99.2 56.7 50.5 42.9 15.8 6.6 6.1 10.2 8.7 3.9 0.8
たまにある [22.4] 100.0 96.8 30.6 52.8 39.4 10.3 3.5 1.9 6.5 6.2 8.1 3.2
ない [68.0] 100.0 91.1 18.1 55.7 33.5 6.5 1.0 0.5 3.5 2.2 10.4 8.9
不明 [1.3] 100.0 27.4 7.4 16.6 11.6 2.4 1.8 0.1 4.4 3.8 3.9 72.6
平成14年   100.0 90.7 18.4 30.6 6.1 2.0 1.8 3.8 8.0 9.3
注:1)[ ]は、全労働者のうち「職場での喫煙・非喫煙」「受動喫煙の有無」「喫煙に対する不快感の有無」別の労働者の割合である。
2)「喫煙室又は喫煙コーナーを設け、それ以外を禁煙とすること」は、平成14年調査において「禁煙場所を設けること」(26.0%)、
「喫煙場所を設けること」(51.4%)として調査している。
「喫煙室又は喫煙コーナーにたばこの煙を排気・除去する機器等を設置すること」は、平成14年調査において「たばこの煙を排気・除去する
機器等を設置すること」として調査している。
平成19年調査では、「気流を測定すること」を新規の調査項目とし、「禁煙タイムを設けること」(平成14年調査8.4%)、「会議、研修等
の場所を禁煙とすること」(同20.4%)を削除した。

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