(1) | 不平・不満の申し立ての有無
過去1年間に自分自身の処遇等について、不平・不満を事業所に申し立てたことが「ある」とする労働者の割合は13.7%、申し立てたことが「ない」者は86.3%となっている(第21表)。
|
(2) | 不平・不満申し立ての内容
不平・不満を事業所に申し立てたことが「ある」者(13.7%)について、申し立てた内容をみると、「日常業務の運営に関すること」とする割合が48.2%、「賃金、労働時間等労働条件に関すること」45.7%、「人事(人員配置・出向、昇進・昇格、定年制)に関すること」41.5%となっている(第17図)。
|
(3) | 不平・不満申し立ての方法
不平・不満を事業所に申し立てたことが「ある」者(13.7%)について、どのような方法で申し立てたかをみると「直接上司へ」とする割合が77.8%と最も高く、「労働組合を通じて」15.1%、「自己申告制度によって」10.2%、「苦情処理委員会等の機関へ」1.5%となっている(第22表)。
|
(4) | 不平・不満申し立ての結果
不平・不満を事業所に申し立てたことが「ある」者(13.7%)について、概ねどのような結果が得られたかをみると「納得のいく結果は得られなかった」とする割合が48.2%で、「納得のいく結果が得られた」18.6%となっている(第23表)。
|
(5) | 不平・不満を事業所に申し立てたことが「ない」者(86.3%)について、不平・不満申し立てをしない
理由をみると「特に不平・不満がないから」とする割合が47.9%、「申し立てたところでどうにもならないから」31.9%、「不平・不満を申し立てる正式ルートがないから」10.6%となっている(第24表)。 |