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医薬品情報(第6回集計分)

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医薬品情報(第6回集計分)

  番号 薬効分類 発生要因 取り違えた薬剤 本来使用する薬剤 事例の内容詳細 意見 備考
薬剤名 剤型 規格単位 薬剤 剤型 規格単位
1 34911 112 
催眠鎮静剤、抗不安剤
薬効類似 コンスタン 錠剤 0.4ミリ コントール 錠剤 5ミリ      
2 37754 複数規格 ダイアップ座薬 座薬 10mg ダイアップ 座薬 6mg 日勤にて看護師が、薬局からの薬を整理し、冷蔵庫に保管した。夜勤にて冷蔵庫に、準備されていた患者の座薬をだしたら、mgのちがうものがあった。 処方箋との確認。薬局からの薬整理時の確認。看護師の、ダイアップのmgの違いがあることの、意識強化。専任リスクマネージャ便りにて、情報提供。  
3 37737 複数規格       ダイアップ座薬 座薬 6mg 保管場所よりダイアップ座薬を出す時、薬剤師は、1種類だと思い出した。10mgの座薬を出した。病棟看護師が、挿入準備時にmgのちがいにきづいた。 薬剤室で、おなじ引き出しにあったが、明示がはっきりしていなかったので、明示を大きくはっきりにした。mgの違いのあるものを、たざいの変えてはとの意見がある。  
4 44425 複数規格・院内製剤 フェノバール散   0.5g フェノバール散   0.25g フェノバール散の処方で1包0.25gのものを1回1包、1日2回服用するはずであったが、1包0.5gのものを調剤してしまった。病棟看護師が気づき薬剤部に連絡があり正しい薬剤と交換した。 1日量だけでなく1回の服用量にも注意して用法なども確認しながら調剤していれば、今回のようなことは防げた。今後、調剤者および監査者のともに確認を怠らないように徹底する。  
5 42881 伝達ミス レンドルミン 錠剤 0.25mg マイスリー 錠剤 10mg 手術前日の麻酔前投薬として、麻酔科医よりマイスリー内服の指示が出ていたが、担当医から「麻酔科医の指示がなければレンドルミン内服」という病棟内での取り決めどおりの指示があり、レンドルミンを準備した。実際は、麻酔科医の指示が出ていたが、それを確認していなかった。 麻酔科の指示書を確認せず、自分のメモに頼って思いこんでいた。前投薬は与薬するときまで必ず指示書と一緒にしておく。 前投薬は21時頃行うが、与薬直前に再度確認するよう、取り決めを改正する。  
6 37027 薬効類似・同一規格 セルシン 錠剤 5ミリ マイスリー 錠剤 5ミリ 緊急処方で自己監査を行い、間違った。    
7 42803 名称類似 マイスタン錠 錠剤 10mg マイスリー錠 錠剤 10mg 処方日当日、院外の調剤薬局より電話があり、本日はマイスタンで処方されているが、前回はマイスリーで処方されていたとのことで、処方医に確認したところ、入力誤りが判明した。 名前が似ており、規格も同じなので単純に入力ミスをしてしまったらしい。医師も印字された処方内容を確認していなかったと思われる。  
8 39967 勘違い メイアクト     メイラックス          
9 47373 不明 アモバン                
10 39710 113 
抗てんかん剤
複数規格 テグレトール錠 錠剤 200mg テグレトール錠 錠剤 100mg 病棟より電話があり、薬剤100mg1錠のところ、200mg1錠が入っていたため、今回は病棟にて半錠にして対応することとなった。 A科の定時処方は一包化されるため、前回処方がコンピュータ入力されている。前回200mg1錠で入力されており、100mg1錠への変更に気づかなかった。  
11 42789 剤形違い リボトリール細粒 細粒 0.5% 1日1g(5mg) リボトリール錠 錠剤 0.5mg/1錠 1日1錠 調剤薬局から電話があり、0.5%リボトリール細粒1日1g(5mg)が処方になっているが、前回はリボトリール錠(0.5mg)1日1Tの処方だった。10倍量になるが、間違いないかとの問い合わせがあった。 オペレーターの入力ミス。前回手書き処方が今回誤って印字され、それを処方医が見逃してしまった。  
12 44499 勘違い             デパケンシロップの1回服用量の札に実際量の倍量の指示をしたが、病棟看護師の連絡により修正した。 調剤および監査を慎重かつ正確にするよう徹底する。  
13 42660 114 
解熱鎮痛消炎剤
勘違い プルゼニド(pursennid)   パラミヂン(paramidin) カプセル   パラミヂンがparamidin 2T 2xと誤記載(本来は2C)、処方され、pursennid 2T 2xと誤認、誤読され、プルゼニドが調剤、払い出された。投与前に発見された。    
14 42655 勘違い フェルム カプセル   フルカム カプセル   フルカム2C、2xをフェルム2C、2xで調剤、払い出した。    
15 42620 複数規格・管理 ペンタジン 30mg ペンタジン 15mg ペンタジン15mg筋注するところをペンタジン30mgで筋注した。薬剤の性質上、保管場所は同じであったが、保管箱、定数は異なっていた。 患者には毎晩、ペンタジン15mgが筋注されていたと報告されている。今回、ペンタジンの筋注がなされたあと、深夜勤務への申し送りの際にペンタジンアンプル定数確認で30mgのアンプルが1A不足していることからペンタジン15mgではなく30mgが筋注されたことに気が付かれた。30mgと15mgの保管箱は異なっており、ペンタジンを取り出す際にアンプルやmgまでの確認はしていなかったと報告されており、ペンタジンを取り出す時に間違いが生じている。連日筋注が行われており、十分にアンプルでmgを確認することなく筋注された可能性が高い。確認するのみ。  
16 40004 複数規格 ボルタレン 座薬 50mg ボルタレン 座薬 25mg 自己監査を行って交付し、看護師より指摘を受けいる    
17 32522 剤形違い ボルタレン 座薬 25mg ボルタレン 錠剤 25mg 監査時に誤りに気づき再調剤    
18 38854 剤形違い ボルタレン 座薬 25mg ボルタレン 25mg 監査時に誤りが判明    
19 47918 複数規格 ボルタレン 坐剤 25mg ボルタレン 坐剤 50mg 払い出し間違い 確認  
20 44121 伝達ミス ボルタレンズポ 50mg ボルタレンズポ 25mg 病棟よりボルタレンズポ50mgから25mgに薬剤部へ修正メッセージがあったのに気がつかず、個数だけの変更と思い込み修正処理をした。病棟からの指摘があり正しい薬剤を届けた。    
21 44428 複数規格 ボルタレン坐薬   50mg ボルタレン坐薬   25mg 病棟よりボルタレン坐薬25mgのところ50mgで調剤されているとの連絡が薬剤部に入り、再調剤して病棟へ届けて交換する。 mg数を確認を徹底することとする。  
22 44105 その他(説明不足)             緊急入院となった患者に微熱・多関節炎に対してナイキサン2CAP朝食後・就寝前内服加療を開始した。薬剤内服により症状改善があったため、患者の自己判断で2日間中止した旨本人より申し出があった。その際、内服薬の使用・中止は医師に確認の上、決定する必要があることを説明し、服薬中止のまま様子をみることとした。ところが、翌日関節痛があり再度自己判断で内服を再開してしまった。 ナイキサン内服の自己中止、自己再開をしてしまった患者に対し、投薬状況の把握が重要であること、薬の変更は医師に確認する必要があることを十分に説明し了承を得た。また、投薬状況・内服状況を医師がベットサイドに行った際に確認するとともに、看護師が薬の残数確認をし、ダブルチェックを徹底する。  
23 44132 勘違い             病棟看護師よりレペタン坐薬10個のところ12個調剤されているとの指摘があり、2個回収した。 注意力の散漫によるチェックミスより生じたため、より一層の注意を払い調剤業務に従事することを徹底した。  
24 44173 不明             ボルタレン錠(25mg)2錠 1×30日分(自費)からボルタレン錠(25mg)2錠 2×2日分(保険)に処方修正されたが用法の変更を見落として調剤してしまった。病棟からの連絡により正しい薬剤に再調剤した。 処方について疑義照会した場合、その事項だけでなく当該処方せん全体について変更の有無を確認することを徹底する。  
25 44426 数量違い             ボルタレン坐薬(50mg)1個、20Dを調剤した際に、20個を調剤するところ10個しか調剤しなかった。病棟から数の違いについて連絡を受けた薬剤師が処方を確認して不足分を追加調剤した。 処方せんを注意深く確認して、薬剤名、MG数、調剤するべき数について、今一度十分に確認する。  
26 37805 116 
抗パーキンソン剤
薬効類似 ドパストン カプセル 250mg ネオドパストン 錠剤 100mg 監査時に誤りが判明した    
27 38649 117 
精神神経用剤
複数規格 セロクエル 錠剤 100mg セロクエル 錠剤 25mg 監査時に誤りが判明    
28 39591 薬効類似 ソラナックス 錠剤 0.4mg デパス 錠剤 0.5mg 監査時に判明    
29 30818 複数規格 パキシル 錠剤 20mg パキシル 錠剤 10mg      
30 30923 複数規格 アタラックスp 注射 50mg アタラックスp 注射 25mg アタラックスp25mgの指示に対して指示の注射薬が薬剤部より上がっていなかったために、常備薬の棚より準備した。その際50mgを25mgと思いこんだ。準備した者と実施者が違っていた。 改善策として常備薬より50mgを削除した。準備者が実施するように徹底した。準備、実施、終了の確認を徹底すること。  
31 30925 複数規格 アタラックスp 注射 50mg アタラックスp 注射 25mg      
32 42954 勘違い 硫酸アトロピン(硫アト) アンプル   アタラックスP(アタP) アンプル   助産師は、口頭指示のソセゴン・アタPの指示をソセゴン・硫アトで準備した。硫アトを手にした時、アタPだと思っていた。医師に向かって空アンプルを見ながら「ソセゴン・硫アト打ちます。」と声を出して言ったので、医師が硫アトではなくアタPであることを指摘してくれ、間違いに気付いた。 急いでいても医師の指示を文字で確認してから(注射箋が出てから)準備する。注射薬を吸う前に薬品を医師に見せて確認する。  
33 41184 複数規格 コントミン 錠剤 50mg コントミン 錠剤 25mg 調剤の際、単位を間違えた 薬品名にマークする  
34 44391 121 
局所麻酔剤
外観類似 イノバン アンプル 5ml (表示のシートが紺色と白の帯状) カルボカイン アンプル 1%、10ml (表示のシートが薄緑色、紺色、白の帯状) 頸椎手術において、頭部固定のためのピンを患者の頭部に刺入する際、実施する医師が手術室の薬剤カートから、カルボカインを使用しようとして誤ってイノバンを取り出し、自分で注射器に吸い3ml使用した。使用後30分間血圧が100台から140台へ、脈拍が70台から100台へ上昇した。使用済みアンプルをチェックしていた看護師の指摘により誤投与が判明し、厳重なモニタリングを行なったが、一過性の血圧脈拍上昇以外の問題は起こらなかった。 薬剤の包装が紺色と白が共通であったこと、保管場所も近かったことから混同してしまった。表示方法を変更してほしい。  
35 46788 122 
骨格筋弛緩剤
複数規格・管理 マスキュラックス 注射薬 10mg マスキュラックス 注射薬 4mg マスキュラックス(4mg)の入力オーダーを(10mg)で病棟へ払い出した    
36 30919 131 
眼科用剤
同一剤形 クラビット 点眼液   サンコバ 点眼液        
37 44412 勘違い アトラント 水溶液 10ml ニフラン 水溶液 5ml 蓋の色が似ていると思い点眼するが痛みを感じ誤点眼に気づいた。看護師が洗浄・当直医診察・浸潤確認ごヒアレインを2時間毎点眼す。 1.容器に大きく薬名記載し容器整理。2.医師に自己管理困難者には皮膚真菌剤をクリームで処方依頼する。3.医療安全管理情報を病棟・外来に発信。4.不自由者等は患者会に呼びかけ介護員が整理を援助した。  
38 40152 剤形違い フラビタン 点眼液   フラビタン 眼軟膏   監査時に判明 手に取った薬品の名称と処方内容の十分な照合  
39 32805 同一剤形 カタリンk 点眼   ミドリンp 点眼   自己監査したために気づかなかった。看護師が間違いに気づいた    
40 39611 剤形違い リンデロンA液 点眼液 0.1% 5ml リンデロンA軟膏 眼軟膏 5g 眼軟膏の部分が省略記号”〃”で記入されており、その記号に、臨時処方を示す斜線が重なっていて、見落としてしまった。
入院患者さんへの調剤のため、病棟から薬剤が返送されて気づいたとのこと。
眼軟膏はほとんど処方されないため、液と思いこんでしまった。その他の記載も液と軟膏どちらもとれる記載内容であったため、疑問も生じなかった。省略記号”〃”は院内でルールとしては定まっておらず、習慣化されているようです。現在はオーダリング化されています。  
41 39713 132 
耳鼻科用剤
剤形違い リボスチン点眼 液剤 0.025% 4ml リボスチン点鼻 液剤 0.025% 15ml リボスチン点鼻の処方に対して、リボスチン点眼を入れてしまった。 処方の順番と薬袋の順番が一致していなかった。  
42 47984 211
強心剤
外観類似 KCL アンプル 20ml アムコラル アンプル 20ml 間違えて払い出しされた KCLが返納されたとき、遮光袋が外されていたのか、アムコラルの場所に置かれた可能性がある。  
43 37724 複数規格・同一記号 ハーフジゴキシンKY 錠剤   ジゴキシンKY 錠剤   監査時に誤りに気づいた    
44 38721 212 
不整脈剤
勘違い メチコバール 錠剤 500マイクログラム メキシチール カプセル 100ミリグラム   通常は別の薬剤師による監査で発見されるが、当日は休日の当直時のため別薬剤師による監査が行われなかった。  
45 31725 複数規格 メキシチール カプセル 100mg メキシチール カプセル 50mg      
46 48153 複数規格     ピメノール(50)            
47 47989 213 
利尿剤
外観類似 プリンペラン アンプル 10mg・2ml ラシックス アンプル 20mg・2ml アンプルをカットして吸う時に間違いに気付いた 準備する段階で間違えていた。確認の徹底  
48 40100 勘違い ラシックス(内服)を減量してしまった(投与しなかった)     ラシックス(点滴)の減量     ラシックスの内服と点滴の療法を投与していた患者に点滴減量の指示が出た。(1日2回を1回に)その指示を見て内服薬の減量と勘違いし投与しなかった。 指示簿と与薬欄を確認して実施するようになっているが、その手順を省き与薬欄をみて内服の変更と思い込み間違ってしまった。指示を確認するという作業を怠ったためにおこったインシデントである。今後、手順を守ること。また、指示を取る場合2人で行う。(ダブルチェック)  
49 37810 複数規格 ラッシクス 20mg ラッシクス 100mg 自己監査を行ったが気づかずに、交付。看護師からの連絡で間違いが判明    
50 48158 複数規格 ラシック(20)  ラシックス(40)                
51 43340 214
血圧降下剤
外観類似 セルシン アンプル 10mg ぺルジピン アンプル 2mg ぺルジピンとまちがえてセルシンを静脈注射した。 ダブルチェック、声出し確認の徹底  
52 44158 214 
血圧降下剤
217 
血管拡張剤
分包違い             カルデナリン(1mg)2錠、ノルバスク(2.5mg)2錠、計7包のところカルデナリン(1mg)1錠、ノルバスク(2.5mg)1錠、計14包で調剤されていると連絡があり交換した。 調剤者は監査者に対して用法を十分確認して調剤するよう徹底した。  
53 42630 217 
血管拡張剤
複数規格 アダラートL 10mg アダラートL 20mg アダラートL(20)をアダラートL(10)で調剤、払い出し、患者本人に指摘された。アダラートL(20)とアダラートL(10)の配置場所は離れている。誤読された時の状況は不明であるが、処方箋の記載がわかりにくかったような報告がなされている。 確認のみ  
54 38843 薬効類似 ミリステープ     ニトロダームTTS     監査時に誤りが判明    
55 39603 複数規格 バイミカード 5mg バイミカード 10mg 監査時に判明    
56 31726 薬効類似 アイトロール 錠剤   フランドル 錠剤     調剤監査時に間違いに気づいた  
57 42631 複数規格 ペルサンチン 25mg ペルサンチン 100mg ペルサンチンL(150)2C、2xを処方されたが、当院にない規格のため、ペルサンチン(100)3T、3xに変更になったが、聞き間違いにより、ペルサンチン(25)、6xで調剤、払い出された。 通常、疑義照会は口頭でされ、処方箋の変更は後ほど病棟で行われる。処方箋の再発行による訂正が可能なときは行っている。  
58 39703 記号の類似 ベザトールSR 錠剤   ヘルベッサーR カプセル   監査時に誤りが判明    
59 48154 複数規格 アイトロール(20) アイトロール(10)                
60 42425 218 
高脂血症用剤
薬効類似 リポバス 錠剤 5mg メバロチン 錠剤 5mg      
61 42476 219 
その他の循環器官用薬
薬効類似 リプル     パルクス          
62 41044 223 
去たん剤
薬効類似 ムコソルバン 錠剤 15mg ビソルボン 錠剤 4mg 監査時に判明    
63 44999 記載ミス ムコダインシロップ 水薬         ムコダインシロップを継続して注入、内服中であり母親が11月14日から管理していた。11月18日朝から新しい処方分となった。薬剤部より準備された水薬ボトルに1回1mlと赤丸で記入してあったが処方量1日2.4ml 3×とも列記してあったため、18日朝の注入量を間違えて1回  2.4ml注入してしまった。    
64 38841 勘違い ムコダイン50%散           4gに賦形するところを3gに賦形した。監査時に誤りに気づいた    
65 47424 225
気管支拡張剤
同一剤形 サニタール吸入薬 噴霧   アルデシン吸入薬 噴霧   時間吸入を行うため準備をして噴霧したが不透明の袋に入り確認できなかったことと袋にアルデシンと書いてあったため不十分な確認で他の薬を噴霧した。本来の薬は先の吸入したNsが本来の収納場所に返さなかったことと袋を中止薬と共有していたことで誤りが生じた。 中止薬の保管を他の場所に移す。与薬時必ず本体と確認する。ルールどおりに手順を行う。  
66 42632 複数規格 テオドール 100mg テオドール 200mg テオドール(200)2T、2xで処方されたが、テオドール(100)2T、2xで調剤、払い出された。[テオドール(200)とテオドール(100)は全く別の棚に配置されている。] 確認のみ  
67 40137 複数規格 テオドール錠200mg 錠剤 200mg テオドール錠100mg 錠剤 100mg 患者さんから電話があり、今まで100mg錠を飲んでいたが、今回200mg錠が来ているとのことで、処方医に連絡したところ、間違いであることがわかり、処方医から患者さんへ連絡することになった。    
68 42393 名称類似 テオドール 徐放錠 100mg テオロング 徐放錠 100mg 監査時に判明    
69 37782 231 
止しゃ剤、整腸剤
薬効類似 ラックB 微粒   ビオフェルミンR 細粒   監査時に誤りが見つかり再調剤した。    
70 40002 232 
消化性潰瘍用剤
複数規格 アシノン カプセル 75mg アシノン カプセル 150mg アシノンカプセルの含量未記載の処方に対し、当院には一種類しかないと思いこんで調剤した。    
71 38761 剤形違い アルサルミン 100mg/ml アルサルミン 細粒 1g/包 監査時に誤りを発見    
72 43527 伝達ミス アルダクトンA錠 錠剤 25mg アルタットカプセル カプセル 75mg 診察医がカルテに記載した処方内容を、シュライバーが見間違え、アルタットカプセル(75mg)を処方すべきところをアルダクトンA錠(25mg)を院外処方箋に記載した。患者様からの処方間違いを電話で連絡を受け、正しい処方箋を作成して患者様へ郵送し、院外薬局へお持ちいただいた間違いの処方箋は本院へ送り返していただいた。 シュライバーと診察医の処方箋確認ミス。対策:シュライバーが記載した処方箋を診察医が確認し患者に渡すというダブルチェックの実施。  
73 44400 伝達ミス       セルベックス 錠剤 2錠 薬局にセルベックスが無く薬剤師からの電話連絡で医師はマーズレンS1.5gに変更。看護師には連絡せず、薬局よりマーズレンSが病棟に届くが処方内容と違うため医師確認時まで服薬保留 1.医師が疑義紹介を受けたら迅速に関係部署に連絡し処方を訂正・再発行する。2.看護師への連絡を医師が行う。3.院内のルールを作成する。3.医薬品集の更新  
74 44175 数量違い             ガスターPを14錠のところ7錠しかないと病棟より連絡があった。処方を確認し不足分7錠を調剤した。 薬剤名・錠数を十分に確認し、調剤後は再度注意深く確認することを徹底する。  
75 44503 数量違い             タケプロンカプセル(15mg)が14カプセルのところ7カプセルしか調剤されていないことが病棟看護師からの連絡で判明。確認後、不足分の補充を行った。 調剤担当および監査者は薬剤の用法を確認し数量も注意して調剤・監査を行うよう指示した。  
76 37783 234 
制酸剤
薬効類似・同一剤形 アルサルミン   マグテクト   監査時に誤りに気づいた    
77 31676 勘違い 塩化ナトリウム     酸化マグネシウム     秤量する際に誤って取った。 手に取った薬品の名称規格の確認をする  
78 44153 勘違い ブロバリン   0.3g 酸化マグネシウム   0.3g 患者よりいつもと違う薬剤が入っているとの指摘があり薬剤を交換した。 他の患者と薬袋の一部が入れ替わり気がつかず調剤したため発生した。なお、入れ替わった患者には処方修正があったため正しい薬剤が渡っていることも確認した。今後、このようなことがないよう調剤・監査体制の見直しおよび充実を図る。  
79 44430 数量違い             アルミゲル2gの処方において、21包で分包のところ14包で分包してしまったが、病棟看護師より指摘され再調剤したものと交換した。 調剤および監査を厳重かつ慎重に行うことを徹底する。  
80 38778 235 
下剤、浣腸剤
名称類似 プレドニン 5ミリグラム プルゼニド 12ミリグラム      
81 38653 239 
その他の消化器官用薬
勘違い ゲンタシン 軟膏   ケナログ(口腔用)   軟膏 自己監査を行い、看護師より指摘有り    
82 38853 241 
脳下垂体ホルモン剤
剤形違い デスモプレシン 点鼻薬   デスモプレシンスプレー2.5 スプレー缶   監査時に誤りに判明    
83 42472 243 
甲状腺、副甲状腺ホルモン剤
薬効類似 プロパジール 錠剤 50mg メルカゾール 錠剤 5mg 同効薬で思い込みをして間違えた。 原因は思い込みなので、よく確認する  
84 43334 245 
副腎ホルモン剤
名称類似 サクシン アンプル

アンプル
5ml中100mg サクシゾン バイアル   サクシゾンの指示を受けた研修医がサクシンを誤って処方した。 オーダーシステムの改善  
85 34612 勘違い ソル・メドロール溶解液 バイアル(液) 8ml ソル・メドロール ソル・メドロール 500mg 間質性肺炎のパルス療法で、ソルメドロール500mgのIV時、患者専用の注射薬BOXに用意してあった薬剤を溶解する薬品と知らず、手に取った薬品のソルメドロールの部分だけ確認して溶解液だけIVしてしまった。深夜勤務の看護師が翌朝06:00にソルメドロールのバイアルが残っているのをみて発見された。(2剤のソルメドロールをみたが溶解液とは思わず、溶かしてある薬剤と思って行った。) 「溶解液」の表示が小さくて見にくい  
86 43328 薬効類似・名称類似 ソルメドロール バイアル 500mg ソルコーテフ バイアル 500mg ソルコーテフ500mgのところソルメドロール500mgを調剤して病棟に送付した。 ソルコーテフ・ソルメドロール保管場所に類似薬品ありと注意書きをし、保管ケースを色分けして識別した。  
87 42785 その他 デカドロン錠 0.5mg デカドロン錠 0.5mg  午前中に与薬の準備をしていて(昼、夕の分をトレイに各々の名前を書いておく)、Aさんのデカドロン錠を準備する際、昼の分をビニール袋に入れるべきところを夜の分の袋に入れてしまったのに気づき、昼の分に入れ換えるときに、Bさんの昼のビニール袋に入れてしまい、そのままBさんにビニール袋を渡してしまった。  まとめて袋に入れる際の確認、取り出して投与する際の確認を行う。 (与薬の際の移しかえは病棟ごとに異なりルール化されていない。)  
88 32513 複数規格 プレドニン 錠剤 5mg プレドニゾロン 錠剤 1mg 調剤時に誤った。監査時に判明、再調剤    
89 39583 複数規格 プレドニン 錠剤 5mg プレドニゾロン 錠剤 1mg 監査時に判明    
90 44112 複数規格 プレドニゾロン 1mg プレドニゾロン 5mg 14錠のところ7錠しか薬袋に入ってなく、また、5mgのところ1mgが入っていたと病棟看護師より調剤室に連絡があり再調剤し届けた。 調剤時の薬剤の確認を徹底する。  
91 47215 名称類似 プレドニン 錠剤 5mg プレドニゾロン 錠剤 1mg プレドニン1mg錠をプレドニン5mgで調剤した    
92 39585 薬効類似 プレドニン 錠剤 5mg リンデロン 錠剤 0.5mg 監査時に判明 処方箋の内容調剤薬及び数量の確認  
93 48157 247 
卵胞ホルモン及び黄体ホルモン剤
339 
その他の血液・体液用薬
勘違い プロスタール  プレタール                
94 45644 259 
その他の泌尿生殖器官及び肛門用薬
名称類似 メテナリン     ウテメリン     薬剤師による誤認 いずれかを他の薬品名の物に変更する  
95 47213 名称類似 エピビル 錠剤   エビプロスタット 錠剤   オーダリング入力時、エピで索引し選択を誤り誤処方入力オーダーしたが、薬剤師が疑問を持ち医師に確認した    
96 39606 261 
外皮用殺菌消毒剤
勘違い 消毒用エタプレス     消毒用イソプロB液          
97 37785 264 
鎮痛、鎮痒、収斂、消炎剤
剤形違い アンテベート クリーム 0.05% アンテベート 軟膏 0.05% 監査時に誤りが判明した    
98 42878 勘違い エンペシド 外用薬 1%10g エキザルベ 外用薬 5g 褥創の処置に必要な軟膏をAからBに口頭指示があり、Bは担当医師に処方を依頼したが、処方された軟膏が間違っていた。 疑問に思っていたが、日勤から準夜勤への申し送りで「効果があるから」とのことで、納得していた。今後、きちんとカルテに指示を書いてもらい、疑問に思ったら、必ず確認し、声に出す。  
99 40167 剤形違い ヒルドイド ローション   ヒルドイド 軟膏   監査時に誤りを発見    
100 37806 剤形違い モーラス 貼付薬 モーラステープ 貼付薬 監査時に判明した    
101 30924 剤形違い モーラス     モーラステープ          
102 44433 266 
皮ふ軟化剤
数量違い             ウレパールローション2本のところ1本しか処方されていないことが病棟看護師からの連絡で判明した。確認し不足分1本を調剤した。 厳重かつ正確に調剤することを徹底する。  
103 41049 269 
その他の外皮用薬
外観類似 ゲンタシン 軟膏 10g オキサロール 軟膏 10g 監査時に判明 監査時にあやまりが判明したが、思いこみで類似する大きさの軟膏を調剤した  
104 44161 313 
ビタミンB剤
数量違い             メチコバール14錠のところ21錠入っているとの連絡が病棟看護師よりあり、処方確認するため病棟に行き再調剤した。 処方せんを再度確認し、薬名・錠数を十分に注意して調剤する。  
105 47399 322 
無機質製剤
管理(冷所) ラクツロース 水薬   インクレミンシロップ 水薬   冷蔵庫より取り出す時確認しないで配薬。色や容器が似ていたため隣り合わせものをとった。 確認行為の徹底。ダブルチェック。似た薬を冷蔵庫に収納するとき区別できるように収納する。  
106 45062 同一薬効 フェロミア錠 錠剤 50mg フェロ・グラデュメット フェロ・グラデュメット   同じ鉄剤で、名称が類似しているため 頭三文字で判断した    
107 39898 323 
糖質類325 
たん白アミノ酸製剤
外観類似 生食100ml プラスチックボトル100ml製剤 100ml 5%ブドウ糖液100ml プラスチックボトル100ml製剤 100ml  ハンプ3バイアル+5%ブドウ糖液100mlで作るべきところ、ハンプ3バイアル+生食100mlで作ってしまい、別の看護師によって間違いが発見された。  カルテと薬剤を声出しして確認しながら調剤を行う。  
108 31723 同一記号 ピーエヌツイン3号 1200ml ハイカリック3号 700ml 臨時注射を一括で発行し、集計表で集めたとき、集めた薬剤と処方をつきあわせた際に間違えた。3号に気を取られ薬剤名の確認がおろそかになった。    
109 43032 複数規格 ブドウ糖注射液 ボトル 5% 500ml ブドウ糖注射液 ボトル 50% 500ml 看護師が処方の点滴ボトルや薬剤を準備し、その場にいる医師にミキシングと点滴更新を依頼した。本来、50%TZ500mlのところ、5%TZ500mlを準備したため、そのままミキシングされ患者に投与された。 看護師の処方箋の確認が不十分であったこと、更に医師は確認せずに渡されたものをミキシングして投与したのが原因。準備する看護師、実施する医師それぞれの徹底した照合・確認が必要。  
110 41177 複数規格 ブドウ糖注射液50% 液体 20ml ブドウ糖注射液20% 液体 20ml 処方箋に記載された20%と50%を見間違えた。 処方箋の記載を「ブドウ糖50%」から「50%ブドウ糖」に変更する。  
111 47807 複数規格     5%ブドウ糖20     50%ブドウ糖20 転記ミス 転記をなくす方向で検討  
112 47858 その他             ピーエヌツイン2号の隔壁未開通実施 隔壁の開通が視覚的にわかりにくい 容器の改善が必要  
113 44429 数量違い             クリニミールを14包のところ24包を調剤し病棟に渡してしまい、病棟からの連絡を受け10包を回収した。 調剤および処方監査を厳重かつ慎重に行うことを徹底する。  
114 42981 329
その他の滋養強壮薬
名称類似 イントラリポス、イントラリピット   イントラリポス250ml、イントラリピット100ml イントラリピッド          
115 44219 331 
血液代用剤
記号違い KN1B ソフトバック 500ml KN1A ソフトバック 500ml KN1BとKN1Aを取り違えた 形体が同類であることから、気づかないことがあることから、色の変更等の工夫が必要  
116 44388 管理 KN補液3B パック 500ml KN補液3B パック 500ml 手術終了後、患者がリカバリールームへ移動する前に末梢ルートのビーンFがなくなり、麻酔科医がキャスターの上からKN3Bをとり繋ぎ変えた。10分後、主治医がKN3Bの輸液に他の患者の名前が記載されていることに気がついた。 他の患者のルートからはずした残量があるKN3Bが廃棄されず、輸液を置く場所に保管してあった為、それを使用してしまった。用務員がキャスターの整備を担当しているが、KN3Bがパックの為、横にした状態で積み重ねていた為、残薬剤が紛れ込んでいることに気がつかなかった。マニュアルは手順や、注意事項が事細かに記載したものではなかった。当面、輸液パックの口の部分にシールがついているかどうか確認させるようにした。  
117 42957 記号違い ヴィーンF 輸液ボトル 500ml ヴィーンD 輸液ボトル 500ml 前日、次の日の注射薬準備をする際間違って準備したため、輸液が予定より早く入り次のボトルに交換するのにあせった看護師が、患者のものとして準備されていた注射薬の中から薬品名の十分な確認をしないで取り出したため間違った輸液を繋いでしまった。その後注射箋を確認して間違いに気付いた。 薬品名を最後まで確認して準備し、実施の際も同様に確認する。  
118 46809 記号違い ソリタT3号 輸液 500ml ソリタT1号 輸液 500ml ソリタT1号500mlのところ、ソリタT3号を病棟に払い出しNsが発見    
119 43318 記号違い ソリタT1 液剤 500ml/V ソリタT3 液剤 500ml/V 患者さんにソリタT3の点滴予定であったが、ソリタT1をセットしてしまった。 思い込みで行ってしまった。複数本のボトル処方の際には、ボトル作成時に次のボトルに伝票をはさんでおく。  
120 40001 複数規格 ソリタT3  ボトル 500ml ソリタT3  ボトル 200ml ソリタT3 200mlの指示のところへ、500mlの製剤を届けてしまった。 思い込みで、違うものを取ってしまった。  
121 40257 勘違い ヴィーンF注 液剤 500mlボトル ソリタックスH注 液剤 500mlボトル AさんとBさんのボトルがテーブルの上に並んで立っていて、Bさんの補液をAさんにつないだところ、Bさんの補液がないことがわかり、間違いに気づいた。 AさんとBさんの氏名一文字が同漢字であり、それを逆さまに見てしまった。ラベルの文字はパソコン文字で読みやすいが、小さな文字だった。点滴ボトルにラベルを貼ると氏名が逆さまになった。本人の目前で氏名を声に出し、ベッドネームを見ることになっているが、このときは慌てていた。決められたとおり、氏名を確認する。  
122 37753 記号違い ソルデム3AG 点滴 500ml ソルデム3A 点滴 500ml 日勤にて薬局からの点滴を、看護師が準備した。夜勤にて施行準備にて、3Aと3AGの違いに気づいた。 看護師の伝票と物の確認を正確にする。薬局にもその事を伝えた。  
123 32809 複数規格 生理食塩液TN   100ml 生理食塩液TN 50ml 当日分の臨時注射をまとめて調剤し、監査の終わったものから順次発行していったが、生理食塩液50mlがあまり、TN100mlが足りなくなった。病棟看護師より間違いの連絡有り。    
124 30610 複数規格 塩化ナトリウム 注/A 10%20ml 補正用塩化ナトリウム 注/A 20ml   2枚の注射処方箋があり、それぞれ同じ輸液と処方されていたため  
125 38823 勘違い             フラッシュ用生食と接続分ヘパリンを同じトレーにいれ、フラッシュ用生食には薬品名を書いていなかった為に、フラッシュにヘパリンを使用した。    
126 46047 332 
止血剤
記号違い トランサミンS 注射薬 1g 10ml トランサミン 注射薬 250mg 5ml      
127 30949 記号違い トランサミン アンプル 1000ミリグラム トランサミンS アンプル 1000ミリグラム トランサミンを投与すべきところ、指示簿の確認を誤り、トランサミンSを投与した。 指示簿の明瞭な記載と、保管場所の明確な区分  
128 46810 記号違い トランサミン 注射薬 250 トランサミンS 注射薬 1000mg トランサミン(S)1Aを払い出すべきところ、トランサミン(250)1Aを払い出してしまった    
129 30926 333 
血液凝固阻止剤
複数規格 ヘパリンフラッシュ 注射 1000u ヘパリンフラッシュ 注射 100u      
130 41183 複数規格 ワーファリン錠 錠剤 1mg ワーファリン錠 錠剤 5mg 調剤の単位を間違えた 処方箋の薬品名の前に「注意5mg」の表示をする  
131 40140 339 
その他の血液・体液用薬
その他 ニチステート     パナルジン     医師からは続行指示があった他院からの持参薬の中にニチステートが入っていた。記載されていた医師の与薬指示欄にはパナルジンがあったが看護師が薬を調べるとパナルジンが入っていなかったため医師に処方依頼をした。翌日パナルジンとニチステートが与薬され薬剤名の異なる抗血小板凝固剤が過剰投与になった。主治医が見て指示欄に書いた紹介状にはニチステートの記載はなくパナルジンと書かれていた。    
132 44507 薬効類似 バイアスピリン   バファリン 81mg 上記薬剤が間違って調剤されていることが病棟看護師の指摘により判明。再調剤し交換した。 注意力の散漫によるチェックミスにより生じたため、より一層の注意を払い調剤業務に従事することを徹底する。  
133 44170 数量違い             ネオーラル(25mg)を98カプセルのところ84カプセルしか入っていないとの連絡を看護師より受け不足分を再調剤した。 計算ミスである。再確認することで再発を防止する。  
134 44496 数量違い             バファリン(81mg)3T×7日分で21錠必要なところ7錠しか調剤していなかったことが病棟からの連絡で判明し不足分14錠を再調剤した。 通常、バファリン(81mg)錠は1日1錠で処方されることが多く、思い込みで調剤してしまった。普段よくでる薬でも用量・用法に注意することを徹底する。  
135 38347 396 
糖尿病用剤
複数規格           グルコバイ100mg 患者の持参薬がグルコバイ100mであったが、医師が50mgを処方しそれに気づかず内服させた    
136 44129 422 
代謝拮抗剤
114 
解熱鎮痛消炎剤
勘違い ティーエスワンカプセル

ボルタレン坐薬
  25mg 1CAP 1×7日分

25mg 2個 7D
ティーエスワンカプセル

ボルタレン坐薬
  25mg 3CAP 2×3日分

50mg 1個 7D
修正前、ティーエスワンカプセル(25mg)1回1カプセルは1回量の下限以下であったため病棟に連絡して確認したが、この際確認に気を取られ間違って調剤してしまった。病棟看護師が投与前に気がつき、正しい薬剤に交換した。 この薬剤数は11剤と多く、修正箇所も4ヶ所あり、また1日量の下限を下回っていたりしていたため気を取られミスを犯したものと思われる。今後、修正箇所を十分注意して取り扱うように注意するとともに、薬剤数の多い処方せんに対しては処方せんの再出を行うなどの対応が必要であることを再認識した。  
137 30452 429 
その他の腫瘍用薬
複数規格 ランダ 50mg/100ml ランダ 25mg/50ml      
138 39612 複数規格 ランダ10mg 注射薬 10mg/20ml ランダ50mg 注射薬 50mg/100ml ランダ50mgが請求されていたが、10mgを払い出してしまった。病棟の看護師から電話があり、誤りに気づいた。 個人分けのものであったが、すでに取ってあつたランダが請求のものだと思いこんでしまった。※「個人分け」とは、患者さんごとに翌日使用予定分を供給することで、1)病棟毎に翌日必要な注射薬の品名と数量を集計する。2)集計表に基づき、ワゴンに必要な薬品を準備する。3)注射処方箋により処方箋ごと、患者さんごとに取り揃えてセットする。1)と2)と3)は別の人が担当する。一病棟分のセット終了時、過不足がなければ完了としている。1)と2)のミスは3)で発見されるし、3)のミスも最終的にセット不可能となるのでその時点で再確認し、訂正することになっている。  
139 38821 441 
抗ヒスタミン剤
同一剤形 インクレミン シロップ 50ミリグラム ペリアクチン シロップ 0.4ミリグラム      
140 42365 612 
主としてグラム陰性菌に作用する物
複数規格 硫酸ポリミキシンB   25万単位 硫酸ポリミキシンB   100万単位 監査時に誤りが判明    
141 42626 613 
主としてグラム陽性・陰性菌に作用するもの
複数規格 セフメタゾン     セフメタゾン     セフメタゾン1gの指示を、セフメタゾン2gで点滴静注した。セフメタゾンの規格は1gのみしかない。    
142 38647 複数規格 トミロン 錠剤 50mg トミロン 錠剤 100mg 監査時に誤りが判明    
143 40163 薬効類似 フロモックス 錠剤 100mg ファロム 錠剤 200mg 監査時に判明    
144 39863 その他 フサン 液剤 10mg フルマリン 液剤 1g AさんにBさんの分のフサンをつなぎ、次にBさんに訪室する時、Aさんのフルマリンが残っていたため、すぐAさんのところに戻り、外した。三方活栓が閉じたままであり、薬剤は注入されていなかった。 患者さんのラベルが貼布してあり、薬剤名はボトル部分にマジックで書かれていたため、見づらかった。ラベルに薬剤名を書くとよい。(追記)患者ラベルに薬品名・量を記載しておらず、ボトル上にマジックで書かれてあった。薬剤作成後、ボトルに点滴ラインをつけ、普段は巻きつけて準備しておくが、実施時、巻きつけたラインをはずすとき、こすれて薬品名が消えかかって見づらかった。ボトルへの記載、実施時の呼びかけ等のルールはあったが、抜けてしまった。オーダリング移行期でラベルは手書きであった。  
145 39521 知識不足             チエナムを生食10mlで溶解の医師の指示があり実施したが、十分溶解できずに混濁したまま投薬した。看護師は溶解しにくさを感じたが、DI情報など正しい溶解方法については確認しなかった。 50ml以上の溶解液で溶解する必要があるので、その旨をバイヤルに明記してあると良  
146 44142 その他             術後、便秘治療のため、酸化マグネシウムを投与中の患者にセフゾンの処方依頼があった。薬剤師が気づきセフゾンからセファム系抗生剤に処方変更するよう医師に提案した。 薬物相互作用についての医療者への啓蒙の必要性を痛感した。  
147 42362 614 
主としてグラム陽性菌、マイコプラズマに作用するもの
同一剤形、名称類似 クラッビト ドライシロップ 10% クラリシッド ドライシロップ 10%   監査時に判明  
148 42939 複数規格 クラリシッド   50mg クラリシッド   200mg 薬剤師が、クラリシット(50)6tab 2×MA 7日分 の処方に200mg錠2錠を払い出し、与薬した看護師が1錠渡した時に規格が違うことに気付いた。 1人で調剤・検薬しているので確認がおろそかになる。しかし、休日勤務なので仕方ない。1つ1つ確認をしていくしかない。休日の処方を少しでも減らしてもらえるよう医師に協力を求める。なるべく平日に処方できるものは平日に処方してもらえるように。  
149 37803 615 
主としてグラム陽性・陰性菌、リケッチア、クラミジアに作用するもの
複数規格 ミノマイシン 錠剤 100mg ミノマイシン 錠剤 50mg 監査時に誤りが判明した    
150 45064 624
合成抗菌剤
複数規格 シプロキサン注 注射剤 300mg/V シプロキサン注 シプロキサン注 200mg/V 複数規格があったため、取り間違えた    
151 44108 625 
抗ウイルス剤
分包違い             エピビル錠2錠2×4日分の処方で1回1錠で分包するところ1回2錠で分包・調剤を行ったことが病棟看護師からの連絡で判明。再調剤し病棟に届けた。 時間に余裕がなくても十分に確認するべきであり、今後はさらに注意をして調剤・監査を行うことを徹底する。  
152 43336 複数規格 ゾビラックス 錠剤 400mg ゾビラックス 錠剤 200mg 錠剤の監査間違い 声出し確認  
153 38652 勘違い レミカップ カプセル 2mg レベトール カプセル 200mg 監査時に誤りが判明    
154 44102 629
その他の化学療法剤
分包違い             病棟看護師よりバクタ顆粒4g 2×7日分の処方において14包のところ28包薬袋に入っている旨の連絡が調剤室にあり、再調剤して病棟に届けた。 慎重かつ正確に分包し、最終確認の際は処方せんおよび薬袋と両方で分包数を確認することを徹底する。  
155 45280 631
生物学的製剤
量違い インフルエンザ1ml   1V インフルエンザ0.5ml     インフルエンザ1人分0.5ml指示を(1/2バイアル)を1ml吸い上げた 1人分1バイアル規格の注射の規格を  
156 44432 634
血液製剤類
同一薬効 グロベニンI   2.5g ベニロンI   2.5g 上記薬剤を間違えて払い出したが、病棟看護師からの連絡にて判明し正しいものに交換した。 免疫グロブリン製剤は、他剤以上に緊張して確認をするがそれがかえって最も単純な間違いをおこしてしまった結果と思われる。薬品名を一字一句を確認することを徹底する。  
157 32801 複数規格 献血アルブミン 12.5g/50ml 献血アルブミン 4g/20ml 一括発行の臨時注射を総計表で取りそろえ注射せんに従って並べ監査時に間違いを見つけた    
158 46906 管理・名称類似 献血ヴェノグロブリンIH 点滴 2V 献血グロベニン 点滴 2V 思い込みで献血グロベニン2Vのところ献血ヴェノ・グロプリンIHを2V投与してしまった。    
159 40153 721
X線造影剤
複数規格 プロスコープ300 シリンジ 62.34%100ml/筒 プロスコープ370 バイアル 76.89%100mlバイアル プロスコープ300 シリンジに、プロスコープ370のロットラベルが添付されていた。在庫の確認、照射録を調べたが、該当ロットはなかった。このラベルはメーカーが作成し、卸に依頼して手書きさせていた。 必要であれば、メーカーは製品に添付するような手続きを行うべきである。  
160 40142 811 
あへんアルカロイド系麻薬
複数規格、管理 MSコンチン錠 錠剤 60mg MSコンチン錠 錠剤 30mg 23日に患者さんが来られて、昨日もらった薬剤は60mgだったが、今までは30mgだったとのことで、30mg錠を出してほしいとのことであった。    
161 31716   不明             痙攣発作を起こしていた 薬剤の検討がなされた  
162 47404   その他             輸液製剤のダブルパックの開通忘れ 確認行為が正しく行われるように警告等の印刷や誤りが起こらないようなパックの開発。  
163 38343   不明                  
164 44117   その他(調剤機器整備不良)             院内で分包した薬剤の中身が入っていないとの連絡を受け再調剤した。 分包機は「マス」の中の薬剤を分包紙におとして分包する方法をとっている。重量は14包の総重量で調べている。「マス」は、大気の温度や湿度により付着する場合がある。総重量を調べるため1包0.5gあたり0.05gの誤差があっても14包では0.7gとなるため1包入っていなくても検知できない。実際には5%程度の誤差範囲にしているが今回の様な例が生じる可能性がある。  
165 44138   伝達ミス             臨時処方の薬剤が病棟に届いていない旨、看護師より連絡があった。病棟へ再度確認をして当該薬剤がないため再調剤を行った。後、薬剤は外来調剤室の入院用ボックスにあることが発見された。 日直時のオーダリーの運び忘れではあるが、夜勤者がボックスに薬が残されていることに気がつかなかったこと、また翌日日直時の臨時処方薬を入院調剤室へ持って行く者が同ボックスに薬がないかどうか確認を怠ったことが原因である。夜勤者および翌日の勤務者はボックスに残置薬がないかどうか確認を行うことを徹底する。  
166 44179   その他(調剤機器整備不良)             ワンドーズパッケージが1包のみ接着面の一部がはがれており錠剤が落ちたとの連絡が看護師よりあった。確認後、再調剤した薬剤1包を差し替えた。 原因は、分包紙をシールした時の不具合と思われる。自動分包機でワンドーズパッケージしたとき、接着面の確認を十分していなかった。今後、注意を払い調剤を行う。  
167 44423   勘違い             朝食後の薬と就寝前の薬の薬と薬袋が入れ違っているとの連絡を病棟より受けた。連絡を受けた薬剤師が病棟に出向き看護師立会いのもと確認を行い、正しい薬袋に入れた。 調剤時、分包機から連続して出てきた薬剤をよく確認せずに薬袋に入れ、また、監査時も薬袋と薬の確認を怠ったことが原因であるため、今後は調剤者・監査者ともに確認を怠らないようにすることを徹底する。  
168 44424   勘違い             薬剤と薬袋が入れ違っているとの連絡を看護師より受け、病棟に出向いて確認後、正しい薬袋に入れなおした。 1包づつの処方であったため調剤時に2つの処方を同時に混包し、その後、薬袋に入れる際の確認を怠ったことが原因である。今後は少ない包数であっても処方毎に別に調剤を行う。また、監査時の袋と薬剤の確認を厳重に行うことを徹底する。  
169 44494   伝達エラー             退院処方において、修正されずに病棟に上がっているとの連絡が病棟看護師より入り、処方せんの内容と画面および修正メッセージを確認したところ修正が未処理であったことが判明し、正しい薬剤と交換した。 他の業務と重なり未処理となってしまったが、今後、処方修正時にはより注意を払い業務を行うことを徹底する。  
170 44500   勘違い             外来の処方入力間違いで、違う薬剤を処方したが、患者入院先に電話連絡し内服中止を伝えた。 コンピュータ上での入力間違いであり更に注意深く慎重に入力するよう心がけることを徹底する。  
171 44505   伝達ミス             処方修正があった薬剤の修正を見落として調剤したものが病棟に渡り、病棟からの連絡で判明。確認後、正しい薬剤と交換した。 処方修正時は、その内容を十分に確認をして確認もれのないように留意したい。  


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