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第3回集計医薬品情報検討結果
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第3回集計医薬品情報検討結果
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薬効分類 | 検討した要因 | 間違えそうになった薬剤名 | 規格単位 | 本来投与すべき薬剤名 | 規格単位 | 事例の内容 | 意見 | 投与された場合に患者に及ぼす影響の度合い | 発生すると思われる頻度 | 評価 | 当面の対策 | |
1 | 催眠鎮静剤・抗不安剤 | 勘違い | サイレ−ス錠と セレネ−ス錠 | サイレ−ス錠1mg | ||||||||
2 | ヒューマンエラー | アモバン錠 | 7.5mg | アモバン錠 | 7.5mg | 処方箋には1日アモバン2錠x14日で書かれていた.これを1日1錠x28日で内服するように外来で指導されていたが,家族は処方箋のとおりに内服させていた.入院時に看護婦に内服薬を渡す際にも同様に伝えたため2錠ずつ内服させた | 処方箋と実際の投与法方がくいちがいをしないようにする | |||||
3 | 解熱鎮痛消炎剤 | 同一記号 | ロプレソールSR | 120mg | ボルタレンSR | 37.5mg | ||||||
4 | 勘違い | ロキソニン | ソランタール | 喘息患者に禁忌薬剤を処方したが、回収し修正した。 | 痛み止めとして安易に鎮痛剤が処方されるが、相互作用などの問題点を医療者に提起し、事故を未然に防げるよう努力する。 | |||||||
5 | 抗パーキンソン剤 | 名称類似 | シンレスタール | 250mg | シンメトレル | 50mg | 外来調剤にてシンメトレルが処方されていたところ、シンレスタールを調剤してしまい患者に交付した。患者に交付後患者が気づいた。 | 薬剤の名前が似ていた。 | ||||
6 | 勘違い | アキネトン | アーテン | 外観がいつもと違う薬があるとの訴えがあり、正しい薬を再調剤し交換した。 | 調剤および鑑査を厳重かつ慎重にすることとした。 | |||||||
7 | 精神神経用剤 |
規格違い | トリプタノール | 10mg | トリプタノール | 25mg | 薬剤師研修中の当事者が上記薬剤に規格違いがあることを知らず誤調剤 | |||||
8 | 勘違い | デパス | 0.5mg | ドグマチール | 50mg | 患者のご主人の訴えにより判明した。再調剤をし交換した。 | 効能および包装形態(21錠シート)が類似していることが取り違いの原因であると思われる。今後は、効能や包装に惑わされないよう注意する。 | |||||
9 | 名称類似・同一規格 | ハロテスチン | 2mg | ハロステン | 2mg | 処方された薬の写真を手渡す | ||||||
10 | 記号違い | ベゲタミンA | ベゲタミンB | |||||||||
11 | 規格違い | ルジオミール錠 | 10mg1錠 | ルジオミール錠 | 25mg1錠 | 外来患者において、ルジオミール錠25mg処方のところ、ルジオミール錠10mg調剤。患者1錠服用してしまってから連絡してきたが、特に異常は見られていない。 | ||||||
12 | ヒューマンエラー | リスミー | 1錠 | レスリン | 1/2錠 | せん妄状態にて毎眠前に精神科より指示された眠剤(レスリン1/2錠)が処方されていた。先日眠剤を服用したときに拒否したとの情報あり。夕食後家族の方がおられるときに内服してもらおうと考える。眠剤の入った箱から○○患者(女性)様の眠前薬と思っていた薬を服用してもらう。○○患者(男性)様も眠前薬(リスミー1錠)を服用しており○○患者(男性)様から眠前薬のことをきかれ薬の入っていた箱をみたとき○○患者(女性)様に○○患者(男性)様のものを誤薬したことに気が付いた。 | 1.患者様に何の眠前薬が出ているか把握が不十分であったこと。 2.薬を配るときにフルネームを確認せず名字のみみて渡したことで誤薬がおきたため、渡すときには充分確認すること 3.同姓がいるときには薬箱にはフルネームを記入すると事故防止につながると考える |
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13 | 不整脈用剤 | 規格違い | メキシチールカプセル100ミリ | 100 | メキシチールカプセル50ミリ | 50 | ||||||
14 | 利尿剤 | 不明 | ラシックス | |||||||||
15 | ヒューマンエラー | ラシックス | 準備されていた薬に気付かず与薬できなかった指示を見逃していた。 | 慣れない内服箱の枠外に準備されていることに気付けなかった。尿量が少ないと気にしているのに、相談して対応しようとしていない。相談していれば、ラシックスがあることに気付けたと思われる。 | ||||||||
16 | 規格違い | ラシックス錠 | 20mg1錠 | ラシックス錠 | 40mg1錠 | 外来患者において、ラシックス錠40mg2錠 14日分の処方のところ、ラシックス錠20mg2錠 14日分で調剤。患者は約10日分服用後、次回から服用予定のラシックス錠を見て薬が違うとの申し出があった。調べた結果本来服用すべきは40mgの錠剤であり、規格違いの間違いであることが判明した。(当患者は以前から40mg錠を服用継続中である) | 注意力が足りなかったことと、両剤の配置場所が近かったことも間違いの要因でもあると推測できるので、配置場所を変更した。 | |||||
17 | 血圧降下剤 | 規格違い | レニベース錠 | 2.5mg | レニベース錠 | 5mg | 自動錠剤分包機で調剤した薬の中で、レニベース錠5mgのところ、2.5mgとコンピューター入力し、調剤してしまった。 | 今回、新規で分包した患者さんだった。監査者にも、新規の患者さんの場合は調剤薬にふせん紙等をつけ、注意を喚起する。 | ||||
18 | 勘違い | メバチロン | レ二ベース | 患者本人より調剤過誤の訴えがあり、すぐに正しい薬剤に交換した。 | 調剤および処方鑑査をより厳重かつ慎重にすることとした。 | |||||||
19 | 名称類似 | アレロック | アテレック | 患者より外観がいつもと違うとの指摘を受け、再調剤し交換した。 | 調剤および鑑査を慎重にするよう徹底した。 | |||||||
20 | 認識不足 | カルスロット | 10mg | カルスロット | 10mg | 2錠1日2回朝、夕の指示を2錠1日1回朝と薬袋に指示する。 | 処方を良く見る。確認を良くする。 | |||||
21 | 規格違い | カルデナリン錠1mg | 1mg | カルデナリン錠2mg | 2mg | 当院非採用のカルデナリン錠2mgが処方されたが十分確認せず当院採用のカルデナリン錠1mgで調剤した。 | 調剤時に規格の再確認を行う。オーダリングにより当院非採用薬の処方ができないようにする。 | |||||
22 | 規格違い | セレクトール錠 | 100mg1錠 | セレクトール錠 | 200mg1錠 | 外来患者において、セレクトール錠200mg1錠処方のところ、セレクトール錠100mg1錠で調剤。患者から連絡があり、規格違いによる間違いであることが判明した。患者は服用していなかった。 | 多忙な状況ではなかったので、注意力が散漫になっていたものと思われる。 | |||||
23 | 名称類似 | セロクラール | 20mg1錠 | セロケン錠 | 20mg1錠 | セロケンを調剤するところをセロクラールを調剤 | ||||||
24 | 規格違い | ブロプレス8mg | 8mg1錠 | ブロプレス4mg | 4mg1錠 | 直接薬局から患者様へ説明してほしい。 | ||||||
25 | 血管拡張剤 | 規格違い | アダラートL | 20mg | アダラートL | 10mg | 薬剤の容器、形態、が似ており複数の規格がある | |||||
26 | 規格違い | アダラート | 20mg1錠 | アダラート | 10mg | 調剤されたものの規格を確認していない | ||||||
27 | 記号違い・同一規格・剤形違い | アダラートL | 10mg | アダラート | 10mg | アダラートのところ、医師がアダラートLを処方したが、事前に判明。 | 処方入力ミスをしないよう注意喚起した | |||||
28 | 規格違い | コニール錠4 | 4mg | コニール錠2 | 2mg | 前院で処方されていたコニール錠(2mg)と同じ錠数で4mgのコニール錠を処方した | 他院での採用規格と本院での採用規格が異なった | |||||
29 | 規格違い | ノルバスク | 5mg1錠 | ノルバスク | 2.5mg1錠 | |||||||
30 | 気管支拡張剤 | 名称類似 | テオロング | 50mg | テオドール | 50mg | ||||||
31 | 規格違い | テオドールドライシロップ20% | 0.2 | テオドールドライシロップ20% | 原末 | 院外薬局の情報提供書に希釈量で表記されていた薬剤を同量の成分量で処方オーダした | 全国的な表記方法の統一 | |||||
32 | 名称類似 | アレロック | アロテック | 名前のよく似た薬剤を間違えて調剤した | 類似薬品名によるミスである。確認をする。薬品の採用も含めて検討する | |||||||
33 | 消化性潰瘍用剤 | ヒューマンエラー | ガスター | 20mg | ガスター | 20mg | 14日分の処方に7日分しか調剤していなかった | 他の薬品が7日分だったので、思い込んでいた。処方箋をよく読む。確認をする。 | ||||
34 | 制酸剤 | 勘違い | 酸化マグネシウムと乳酸カルシウム | 酸化マグネシウム | ||||||||
35 | 不明 | マグテスト | 10mL | 事前に準備せず、その都度確認すること。 | ||||||||
36 | その他の消化器官用薬 | 規格違い | ルゴール液 | ルゴール液 | 原液と希釈液を間違って患者に内服指導した | 実際の内服量を明確に薬袋に表示すること | ||||||
37 | 副腎ホルモン剤 | 規格違い | プレドニン錠 | 5mg | プレドニゾロン | 1mg | プレドニゾロン1mg調剤するところ5mg錠を調剤した。 | |||||
38 | 勘違い | 水溶性プレドニン | ソルメドロール | |||||||||
39 | 名称類似 | プルゼニド | プレドニン | 5mg | 病棟看護婦より調剤過誤の連絡があり、再調剤薬と交換をした。 | 薬剤の確認を充分に行わなかったために起こったミスである。今後は、処方内容・薬剤確認とも充分に行うように注意する。 | ||||||
40 | ビタミンB12剤 | 勘違い | メバロチン | メチコバール | 500 | |||||||
41 | 鉄化合物製剤 | 名称類似 | フェロミア | 50 | フェログラデュメット | 105 | フェログラデュメットの処方のところフェロミアを入れてしまった | 不注意 | ||||
42 | 無機質製剤 | 剤形違い | グルコンサンK | 4mg | グルコンサンK | 5mg | 土曜日に処方され当直で調剤。グルコンサンKの顆粒が来たが、看護婦2人でカルテの与薬欄と薬袋とを見ながら確認したが錠剤でなかったことに気が付かず1回分を与薬した。 | 大丈夫と思わず指示との違いがないか確認する。 | ||||
43 | 血液凝固阻止剤 | 外観類似 | ラシックス | 40mg | ワーファリン | 1mg | ワーファリンの処方のところに、ラシックスを調剤して、病棟に送り、看護師が間違いに気付いた。 | 薬剤の包装形態がよく似ていた。ちょうど忙しい時間帯であり、集中力がなくなっていた。 | ||||
44 | その他の血液・体液用薬 | 規格違い | バッファリン330 | 330mg1錠 | バッファリン81 | 81mg1錠 | ||||||
45 | 糖尿病用剤 | 勘違い | ベイスン | グルコバイ | 患者の指摘により判明したが、再調剤をして交換した。 | 糖尿病治療薬の調剤に関しては慎重の上にも慎重をきさなければならない。 | ||||||
46 | 糖尿病用剤 | 規格違い | ベイスン | 0.3mg | ベイスン | 0.2mg | ||||||
47 | 全身麻酔剤 | ヒューマンエラー | ドロレブタン | ドロレプタンの使用頻度は多いが1回に使用する量が少量なので、開封時バイアルに日付を記入している。当院では有効期限を開封後1週間としているが有効期限を過ぎた物を使用した | ||||||||
48 | 催眠鎮静剤・抗不安剤 | 不明 | 生理食塩水100ml アタラックスP50mg |
マイスリー | 臨時指示薬を使用する場合、カルテで医師指示を確認する | |||||||
49 | 精神神経用剤 | 勘違い | 硫酸アトロピン注射液 | 0.5mg1mL1管 | アタラックスP25mg注射液 | 25mg1mL1管 | 不眠時の指示がアタラックスP25mgだったが、実際に保管薬から取り出す時に、硫酸アトロピン1アンプルを手に持ち、実施してしまった。 | 薬品名の確認不足。どうしてこの患者さんにこの薬が使用されるのか考える。薬理作用を知っているのか実際に調べてみてから実施する。 | ||||
50 | 骨格筋弛緩剤 | 規格違い | マスキュラックス | 10mg1バイアル | マスキュラックス | 4mg1アンプル | 毒薬金庫に1A4mgのものが使い切っていてなかった為、翌日分の10mg1Vの方を誤使用 | |||||
51 | 強心剤 | ヒューマンエラー | アカルディカプセル | 無投与 | 正しい場所にしまう | |||||||
52 | 不整脈用剤 | ヒューマンエラー | ノルアドレナリンとメキシチール | メキシチールとノルアドレナリン | 微量ポンプに交互に取り違えてセットした | |||||||
53 | 利尿剤 | 数量違い | ラシックス1アンプル×1 | ラシックス1アンプル×2 | 指示書の内容と伝票の内容が違っていたがそのまま受けてしまった。 | 思い込み 転棟し指示の間違いに気がついた。 | ||||||
54 | 消化性潰瘍用剤 | ヒューマンエラー | ガスター | 1本目の点滴にガスターを混注する予定で準備中に患者さまに声をかけられ作業を中断した。2本目を準備する際忘れたことに気付き、医師に報告の結果2本目に混注することになった。 | 作業の中断が原因になっている。可能であれば、その作業が終わるまで待っていただくか、他の看護師に代わって対応してもらう。作成後・点滴を患者さまの所に下げるときの確認ができていない。 | |||||||
55 | 鎮吐剤 | 外観類似 | ラシックス | 20mg2mL | プリンペラン | 10mg2mL | IVHの次のボトルを混注していたとき、医師の指示を確認して行っていたら、他病棟から来ていた薬品が違っているのに気付いた。 | 当日分の薬品類を受け取るとき、確認が不十分であった。 | ||||
56 | 膵臓ホルモン剤 | 記号違い | ヒューマリンN | ヒューマリンR | ||||||||
57 | 記号違い | ペンフィル30R注300 | 300単位 3mL | ペンフィルR注300 | 300単位 3mL | |||||||
58 | 糖類剤 | 規格違い | 50%ブドウ糖注 | 100 | 5%ブドウ糖注 | 100 | ||||||
59 | 数量違い | リハビックスK | リハビクスK | 500mL | りハビクスK1000mlのところ500ml1本を1000mlと誤る | 袋に混合した最終の内容量を印刷されていた。この薬アミノ製剤を混合、1000mlとして使うためらしいが紛らわしい。製造会社へ薬剤部から相談必要。袋の表示が紛らわしい。 | ||||||
60 | 蛋白アミノ酸製剤 | 名称類似・同一規格・外観類似 | アミノレバン | 200mL | アミパレン | 200mL | ハイカリック1号に混注するアミパレンをアミノレバンと誤処方オーダーに薬剤師,看護師共気付かず | |||||
61 | ヒューマンエラー | ピー・エヌ・ツイン | 3人の看護師がかかわって点滴を施工しているが、3人ともに確認ができず、終了間際になって隔壁が開通していないことに気付いている。 | 作成時に開通させないでいた。バッグを接続させた看護師は開通させていないことに気付かず交換してしまった。その後を引き継いだ深夜看護師は予定通りに点滴残量がないため調節しながら滴下させていたところ朝方になって開通させていないことに気付いた。毎回バッグ全体を確認していれば気付いていた。 | ||||||||
62 | 記号違い | PNツイン2号 | PNツイン1号 | 指示箋と違った薬剤が来ていた | 確認不足 | |||||||
63 | 認識不足 | PNツイン1号 | 1,000mL | PNツイン1号 | 1,000mL | 薬剤の上下を開通せず、投与 | 外袋から出した時点ですぐに混入する習慣を付ける | |||||
64 | 記号違い | アミノトリパノ1号とアミノトリパノ2号 | アミノトリパノ1号とアミノトリパノ2号 | 準備時すでに取り間違えて患者名を書いた.接続する人も確認せずつないでしまった。 | 3回確認の励行 | |||||||
65 | 血液代用剤 | 外観類似 | ソルデム3A | 生食 | ||||||||
66 | 規格違い | 生食TN | 100mL | 生食TN | 50mL | |||||||
67 | 外観類似 | ブドウ糖 大塚糖液5%TN |
100mL | 生食注 TN | 100mL | 容器がにておりセファメジンアルファ1gを溶解時間違えた | ||||||
68 | 外観類似 | 蒸留水 | 100mL | 生食 | 100mL | |||||||
69 | 外観類似 | 5%糖液 | 生食水 | 循環器用剤(ドブトレックス)を希釈する製剤の取り違え | ||||||||
70 | 外観類似 | フィジオゾール | ヴィーンF | ボトルの容器が似ており、思い込みで投与しそうになった | ||||||||
71 | 規格違い | 輸液フィジオ35 | 輸液フィジオ140 | |||||||||
72 | 記号違い | ソリタT3 | ソリタT1 | |||||||||
73 | 記号違い | ラクテック | 500mL | ラクテック G | 500mL | |||||||
74 | 止血剤 | 記号違い | トランサミンS | 10mL | トランサミン | 5mL | ||||||
75 | 記号違い | トランサミンS | トランサミン | |||||||||
76 | 肝臓疾患用剤 | 数量違い | 強力ネオミノファーゲンC | 40mL | 強力ネオミノファーゲンC | 20mL | 20ml静注の指示で40mlを静注してしまった | 40mlの指示が多くあるのでつい思い込んでしまった | ||||
77 | 解毒剤 | 勘違い | 強力ミノファーゲンC | メイロン | ||||||||
78 | 記号違い・同一規格 | メイロンP7%20mL | 7%20mL | メイロン7% 250mL |
7% 250mL |
臨時の注射請求で、「メイロン7%250ml」を4ヶ請求されたが、「メイロンP7%20ml」4ヶを払い出してしまった。病棟看護師が間違いに気付いた。 | メイロン7%注は2種類あり、頻繁に払い出される「20ml」を思い込みで出してしまった。 | |||||
79 | その他の代謝性医薬品 | 勘違い | スミフェロン | 300万IU | エポジンS | 3,000IU | 上記薬剤を取り違え病棟に払い出した | |||||
80 | 抗腫瘍性植物成分製剤 | 名称類似 | タキソール | 30mg | タキソテール | 20mg1錠 | 上記薬剤を取り違えてピッキングし、病棟に払い出した | |||||
81 | その他の腫瘍用剤 | 規格違い | パラプラチン50mg | 50mg/本 | パラプラチン150mg | 150mg/本 | 診療科外来の注射薬請求で、パラプラチン150mg2本請求されていたが、パラプラチン50mg2本を払いだしてしまった。外来の看護師が気付き、連絡してきた。 | 複数の規格があり、読み間違えてしまった。慌てないで確認する。 | ||||
82 | 抗生物質製剤 | 略号 | CTX (セフォタキシムナトリウム) |
CTM (塩酸セフォチアム) |
CTMの指示だったがCTXと勘違いしてしまい皮内テストを準備してしまった。 | CTMの使用頻度が少なかった。略語ではなく薬品名をフルネームで指示するように依頼した。 | ||||||
83 | 名称類似 | セファメジン | 1g | セフメタゾン | 1g | |||||||
84 | 外観類似 | ビクシリン | 1g | パンスポリン | 1g | |||||||
85 | 外観類似 | パンスポリン静注用 | 1gキット | フルマリン静注用 | 1gキット | 容器や色形が似ていて上記薬剤を取り違えた | ||||||
86 | 血液製剤類 | 規格違い | MAP | 1単位 | MAP | 2単位 | 2単位の指示を1パック2単位と思い込んで1単位しか実施しなかった。 | 普段2単位の輸血を使用することが多かったため思い込んでしまっている。マニュアル通りにきちんと確認をすること。 | ||||
87 | 規格違い・名称類似 | 献血アルブミンWf 25%50mL |
25% 50mL |
赤十字アルブミン 20%50mL |
20% 50mL |
赤十字アルブミン20%50mlの処方に献血アルブミンwf25%50mlを出してしまった。 | 他の事に気をとられていた。 | |||||
88 | 溶解剤 | 外観類似 | 生食 | 20 | 注射用蒸留水 | 20 | 薬剤をとりまとめた際に間違い、それを監査する者も見落とした | |||||
89 | 規格違い | 注射用蒸留水 | 20mL | 注射用蒸留水 | 100mL | |||||||
90 | 機能検査用試薬 | 記号違い | グルカゴンG | 1IU/V | グルカゴン「イトウ」 | 1USP単位/V | 薬剤名が似ており思い込みで調剤した | |||||
91 | 合成麻薬 | 認識不足 | モルヒネ | 10mg1mL | フェンタネスト | 0.1mg2mL | フェンタネスト1Aを静注しようと思ってフェンタネストのケースを開けたところ、中にモルヒネが入っており、モルヒネ1Aを静注しようとした。 | モルヒネがフェンタネストのケースに入っていた。 | ||||
92 | 解熱鎮痛消炎剤 | 規格違い | ボルタレン坐薬50mg | 50mg | ボルタレン坐薬25mg | |||||||
93 | 眼科用剤 | 剤形違い | フラビタン点眼液 | 5mL | フラビタン眼軟膏 | 5g | フラビタン眼軟膏にフラビタン点眼液を調剤する | 処方では点眼液が主流であるので思い込んでいた。処方をよく読む。確認する。 | ||||
94 | ヒューマンエラー | 二フラン点眼液、チモプトール点眼液とソフトサンティア、二フラン点眼液 | 5mL | ソフトサンティア、二フラン点眼液と二フラン点眼液、チモプトール点眼液 | 5mL | 同姓の患者の点眼液が続き、両者の薬袋が入れ代わった | 処方箋の確認が不十分。薬袋の確認不十分。 | |||||
95 | 勘違い | フルメトロン点眼液 | 0.001 | ヒアレイン点眼液 | 0.001 | 患者本人より点眼液が違うとの連絡があり、再調剤し交換した。 | 十分に注意をし、調剤および鑑査をするよう心がける。 | |||||
96 | 認識不足 | エタノール | 0.5 | グリセロール | 0.5 | グリセロールテストに用いる薬品が違っていたが、検査技師が間違いに気が付き投与を中止した。 | 調剤および処方鑑査をより厳重かつ慎重にすることとした。 | |||||
97 | ヒューマンエラー | 薬品を間違えたのではなく実施する患者のものでない方を点滴してしまった。 | 不明 | ビタミン剤 | 不明 | ビタミン剤の内容の違う同じ点滴ボトルを同世代・同病の患者さまに点滴で、3時間30分程滴下させてしまった。 | 中身の確認が確実でなかった。十分確認して本人のものであるサインをしベッドネームと照合する。CVPラインのため詰まってしまうとあせってしまった。 | |||||
98 | 不明 | MVI | ||||||||||
99 | 不明 | 与薬忘れとなり、後から服薬となってしまった。 | 与薬の内容・方法が周知されなかった。薬の配置場所が統一されていなかった。 | |||||||||
100 | 不明 | ダオニール | ||||||||||
101 | 不明 | メーターを書き換えていなかった | ||||||||||
102 | ヒューマンエラー | PNツイン2号 | 本来の設定時間より4時間早く落下させた | 点滴調節に関する注意の徹底 | ||||||||
103 | ヒューマンエラー | 夕食後薬と昼食後薬を間違えて準備 | ||||||||||
104 | ヒューマンエラー | 1包化のものと単独のものの2種類があり単独のものを忘れていた | ||||||||||
105 | 不明 | テグレトール、マイソリン | ||||||||||
106 | ヒューマンエラー | 早朝、吸入準備中に吸入薬が無い事に気付いたが、予備も保管していず、実施できなかった。 | 準備の段階で必ず次に備えて準備しておく | |||||||||
107 | ヒューマンエラー | コントミン | 12.5 | 分包の間違い | ||||||||
108 | 不明 | |||||||||||
109 | ヒューマンエラー | 床に落ちているのを発見 | 内服介助後は確認する。 | |||||||||
110 | 不明 | 服薬の確認徹底 | ||||||||||
111 | 不明 | 介助等手順の徹底 | ||||||||||
112 | 認識不足 | 生食 セフメタゾン | 100cc 1g | 生食キット100cc中にセフメタゾン1gを溶解して投与すべきところを、生食キットだけで投与してしまった | 内容を確認せずに、他の看護婦からの指示で生食だけのキットを投与した指示内容が的確でなかった | |||||||
113 | 認識不足 | エアーの混入 | ||||||||||
114 | ヒューマンエラー | オペ患者に対し、術後感染予防の抗生剤を同薬効のセファメジンα注とメイセイリン注が処方された。担当看護婦は同薬効であることを知らなかったが、薬剤師が気が付き修正した。 | 注射オーダーシステムにより薬剤師が気付き、防止することができた。 | |||||||||
115 | ヒューマンエラー | レンドルミン | 就寝前にレンドルミン3錠が他の薬と一緒に処方されていたが、医師が指示簿の指示変更にレンドルミンの削除を指示していなかった。 | 指示が出た際は、指示内容を薬袋と照合して確認する。 | ||||||||
116 | ヒューマンエラー | メチコパール | 患者に与薬に行く際、最終確認をしていてメチコパールが入っていないことに気づく | 準備は落ち着いて行い、最終確認を怠らない。 | ||||||||
117 | ヒューマンエラー | マーズレンS、カマ、アシノン、プレドニン、PZA、オイドキサール | 他の患者と間違えて与薬してしまった。 | 思い込み。患者に薬包紙の名前を見せ、患者と看護師で声を出して確認する。 | ||||||||
118 | ヒューマンエラー | 2人の朝食後の薬を配薬車から取り出すのを忘れた。1人は昼の薬があったため日勤者が気付いて服用できたが、もう1人は昼がなかったため、夕食後薬の準備で気付いた。 | 深夜勤務者が準備を怠った。引継ぎが終わったらあさの薬の準備をして分かるところに置く。次の勤務者が内服をしたか確認できるシステムになっていない。内服したかチェックする。 | |||||||||
119 | ヒューマンエラー | ワファリン | 定期処方であがってきたため、休薬のところ、1日分配薬し内服させた | 医師への注意喚起と指示簿の再確認を注意喚起させた | ||||||||
120 | ヒューマンエラー | ネルボンの錠剤が大きいために2分割して飲もうとしてアルミシールも一緒に飲んでしまった | 飲みやすい小さめな錠剤に形体を変えることが望ましい | |||||||||
121 | ヒューマンエラー | 点滴準備の際、ボトルに書いた名前が2組入れ替わっていた。ガスターの不足があったのに補充せずに忘れて帰ってしまった。 | 不慣れなことが多く、量も多いためあせっていた。 | |||||||||
122 | 不明 | 医薬品の管理の徹底 コンピューター管理で日切れが即座に分かるようにする | ||||||||||
123 | 不明 | 確認事項の徹底 | ||||||||||
124 | 数量違い | デパケンRが総量14錠であるところ18錠入っていたと連絡があり、過量分を回収した。 | 十分な確認を行いながら調剤を行うよう心がける。 | |||||||||
125 | 数量違い | 毎食後4日分において、ワンドースパケージが8包しか入っていないと看護婦より連絡が入った。再調剤をした薬剤と差し替えた。 | 処方の見間違えであり、今後注意を払い調剤を行う。 | |||||||||
126 | 数量違い | マーズレンSを5日分調剤すべきところ7日分調剤してしまい、、看護婦が気付き正しい量に修正した。 | 調剤の環境が変わり集中力が欠けていたことが原因の一つにあげられる。環境が変わったときは、特に注意をすることが必要であることを認識した。 | |||||||||
127 | 勘違い | 毎食後7日分、21包のところ14包しか調剤されていないことに看護婦が気付き、不足分を再調剤した。 | より一層注意を払い調剤するよう心がける。 | |||||||||
128 | 勘違い | 経管オーダーなのに錠剤調剤で処方されていたが、看護婦が気が付き回収した。 | 記載の込み入っている処方には、特に確認の時間と注意をかけるよう対策する。 | |||||||||
129 | 勘違い | 患者の家族より、食前でリルテック錠を飲むように指示されているが、薬袋には食後となっているとの訴えがあり、医師に確認し食前で服用するよう指示した。 | リルテック錠は、デフォルトで入力出来ることになっており、薬剤を選択するだけで食前になるようになっている。しかし、入力の仕方によってはデフォルトが機能しないので調剤鑑査時に十分注意する必要がある。 | |||||||||
130 | ヒューマンエラー | 前回の診察時、風邪のために処方されたムコソルバン錠が今回も処方されているとの訴えがあり、医師に削除を依頼し、薬を回収して返金手続きをとった。 | 処方医は、機械的に処方するのではなく確認を十分に行って欲しい。 | |||||||||
131 | ヒューマンエラー | 処方時における選択ミスにより口腔用と鼻腔用の指示が入れ替わっていることが患者からの問合せで判明した。 | 医師の処方入力時に選択ミスをしたために起こったことであるが、処方鑑査・調剤時に冷静に処方するようにする。 | |||||||||
132 | ヒューマンエラー | 担当看護婦が点滴伝票上の投与日の日付確認を怠り投与した。 | 投看護婦同士でダブルチェックすることを徹底する。 | |||||||||
133 | 数量違い | 熱傷患者包交前の鎮痛剤の指示について看護婦より指示を受けたにもかかわらず、誤量を投与した。 | 熱傷包交時の鎮痛剤投与は、包交直前、全員が揃ったところで実施する。 | |||||||||
134 | 数量違い | ピドキサールの一日量6錠を3錠で調剤していることが判明し、再調剤をして交換した。 | 処方確認を充分に行うこととした。 | |||||||||
135 | 数量違い | ラスチノン錠30錠のところ15錠しか入ってないとの連絡があり、不足分を郵送することとした。 | 調剤および処方鑑査を厳重かつ慎重にすることとした。 | |||||||||
136 | 不明 | 病棟看護婦より用量違いを指摘され、再調剤をした。 | 十分な確認を行いながら調剤するよう心がける。 | |||||||||
137 | ヒューマンエラー | 外来通院時の処方用量の間違いに気付かず、入院後も処方入力をしてしまった。 | 外来での処方が実際と違っていることがあり、入院時は十分な確認を要する。 | |||||||||
138 | ヒューマンエラー | 化学療法の点滴が開始された後、救済療法の予定であったがオーダーが出されておらず投与されなかった。 | 主治医交代の翌日からの化学療法で、前主治医がオーダーしているものと思い込み、指導医および看護婦からも確認されなかったことが原因であると思われる。主治医交代後は経過報告をしっかりと受ける必要があると同時に、看護サイドも注意喚起をする姿勢を持つべきである。 | |||||||||
139 | ヒューマンエラー | 処方番号1と2の薬が交差して調剤されているとの指摘が看護師よりあり、再調剤し交換した。 | 入院患者用薬袋には、薬名が印字されるため再度確認をして調剤する必要がある。 | |||||||||
140 | 数量違い | 薬剤の本数が違うことを主治医に指摘され、不足分を再調剤した。 | 注意力が欠けていたため、今後注意し調剤するよう徹底した。 | |||||||||
141 | ヒューマンエラー | 看護師より服用量の違いを指摘され、確認をして訂正した。 | 処方箋内容をより一層慎重に確認をして行うように厳重に注意した。 | |||||||||
142 | 数量違い | 患者服用前に看護師より過剰に処方されていると指摘を受け、過剰分を引き取った。 | 包数の確認不足であった。 | |||||||||
143 | 数量違い | レスリン1錠が2錠にて処方されており、再調剤して交換した。 | 注意力の散漫によるチェックミスにより生じたため、より一層注意を払う必要がある。 | |||||||||
144 | ヒューマンエラー | アドゾルビンを12包に分包すべきところ14包に分包した。再調剤し交換した。 | 分包数を確認して調剤を行う。 | |||||||||
145 | ヒューマンエラー | クラリスD.Sを28包に分包するところ14包に分包したが、再調剤をして交換した。 | 散薬分包機に分割包数を入力する際に、処方せんおよび薬袋の確認を徹底する。 | |||||||||
146 | 勘違い | メスチノン処方の薬袋に糖尿病薬の印を押したが、看護師が気が付き新しい薬袋を作成し交換した。 | 今後、印を押すときに十分注意をして行う。 | |||||||||
147 | ヒューマンエラー | 21:30 眠前薬ハルシオン2錠内服され、ベッド上で安静にされていた。 22:10 喫煙所に行こうと両松葉で廊下に出たところ、転倒された。転倒の音に気付き駆け付けると長座位の形で廊下に座っていた。廊下に出るまではちゃんとできていたが、廊下に出たとたん、ふと義足をしている気になった。患側で踏ん張ろうとし転倒した。と言われた。 |
青年期の男性であり、リハビリでも松葉杖でうまく歩行できていたため安心していたが、眠剤の服用後であること、夜間で暗かったことが考えられ、夜間は車椅子の使用、また、眠剤の内服後は喫煙しないことを本人と話した。 | |||||||||
148 | 不明・管理が悪い | 処方された薬が1包多く薬袋に入り病棟に渡された |
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