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II  意見集約に当たっての基本的考え方

 精子・卵子・胚の提供等による生殖補助医療のあり方に関する意見集約に当たっては、様々な価値観の間で個々の検討課題に則した調整が必要となるが、専門委員会においては、以下の考え方を基本的な考え方として検討が行われた。

 本部会においても、様々な立場から議論を行い、検討課題の一つ一つについて慎重な議論を進めたが、検討の前提となる基本的な考え方としては専門委員会において合意された考え方を踏襲している。

  •  生まれてくる子の福祉を優先する。
  •  人を専ら生殖の手段として扱ってはならない。
  •  安全性に十分配慮する。
  •  優生思想を排除する。
  •  商業主義を排除する。
  •  人間の尊厳を守る。


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