社会保険庁
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年金の給付誤りについて


(照会先)
社会保険業務センター
総務部企画調整課 井上、佐野
電話直通 3595−2679(9月8日( 水))
電話直通 5344−1109(9月9日(木)以降 )

平成16年9月8日
社会保険庁

1 併給調整における支給誤り(未払い)

  1. 概要
     遺族厚生年金を含む3つ以上の年金の受給権を有する者の併給調整において、事務処理誤りにより遺族厚生年金が支給されていなかった。
  2. 対象者数等
    対象者数 7名
    未払額 総額で約2,780万円

2 業務上の障害に対する障害給付の支給誤り(過払い)

  1. 概要
     旧公共企業体職員等共済組合の組合員期間中の業務上の障害については、障害給付を支給しないこととされているにもかかわらず、事務処理誤りにより裁定し、支給していた。
  2. 対象者数等
    対象者数 3名
    過払額 総額で約2,300万円

3 今後の対応

  1.  未払いとなっている方には、9月中旬に一括してお支払するとともに、個別にお詫びのお手紙を送付する。
  2.  過払いとなっている方には、個別にお詫びするとともに、過払い金の返済方法に関するお手紙を送付する。
  3.  適正な事務処理の徹底を図るとともに、防止するための仕組みの構築などについて検討を行う。
 なお、前回の公表時(8月6日)において調査結果がまとまった段階で改めて公表するとしていた「共済組合員期間の重複による支給誤り(過払い)に関する調査結果」は、次のとおり。

  1. 概要
     旧三共済又は旧農林共済の組合員期間を有する者について、既に退職共済年金の計算の基礎とされている期間を事務処理誤りにより、老齢厚生年金にも算入し、支給していた。
  2. 対象者数等
    対象者数 490名
    (対象者の方々には、誤りが確認でき次第、順次、個別にお詫びするとともに、過払い金の返済方法に関するお手紙を送付してきている。)
    過払額 総額で10億2,111万円



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