社会交流会館

社会交流会館「~星塚の歴史~」は、平成26年12月に開館しました。当館は、【資料展示室】、【図書・閲覧室】、【エントランスホール】から構成されています。
【資料展示室】では星塚敬愛園で過ごしてこられた入所者の方々のこれまでの歴史を知ることができます。
【図書・閲覧室】にはハンセン病文学全集などの図書や入所者の方々の執筆による小説や随筆などが展示されており、閲覧することもできます。
【エントランスホール】では、様々な企画展の開催や入所者の方による講話が行われています。
本館での見学を通して当園の歴史やハンセン病問題への理解を深めて頂き、皆さんと一緒にハンセン病に対する偏見差別のない社会の実現をめざしていきたいと思います。

園長 山元 隆文

社会交流会館

  • 【社会交流会館】星塚敬愛園の歴史やハンセン病の歴史を正しく伝えて理解していただくために平成26年12月15日にオープンしました。
  • 【エントランスホール】企画展や入所者による講演を行っています。
  • 【歴史展示室】開園当初のパネル41点と資料や道具150点を展示しています。
  • 【園金】園内だけでしか通用しないお金として園金が作られました。逃走防止と入所者作業賃としても使用されていました。
  • 【誓約書】入園時、4項目における誓約書にサインをさせられています。
  • 【点字版】ハンセン病後遺症により視覚と指先の感覚を失った入所者は、生きていく術として、舌読(舌や唇で点字を読む)を習得していました。
  • 【夫婦部屋再現】昭和12年には、こどもを作らない事を条件に4畳半の夫婦部屋が与えられました。
  • 【図書室】当園をはじめ全国の国立ハンセン病療養所の入所者の著書や機関誌、文芸を収蔵し、少人数の講演や資料の閲覧室としても活用しています。