入居者の生活
入所者の生活
療養生活は長期にわたり、不自由者、軽症者【夫婦・独身】の居住区に分かれており、軽症者は自立した生活をしています。生活に必要なものは衣類以外は国費で賄われています。
入所者で軽作業に従事する方は約40名いて、これに対しては作業種目に応じて作業謝金が支給されています。
文芸関係
「愛生」を年6回、「点字愛生」を年2回発行しており、創作、詩、俳句、短歌、川柳、随筆等掲載し、関係機関はもとより一般の方々にも広く愛読されています。
娯楽
囲碁・将棋・ゲートボール・カラオケ・盆栽・写真・絵画・陶芸などのクラブがあります。
宗教
入所者の信仰は自由ですが、大多数がそれぞれいずれかの宗教・宗派に属し、各会堂が設けられて、朝・夕祈りが捧げられています。
外部との交流
園全体の行事として古くから盆踊り大会(現在は納涼夏祭り)を催し、入所者・職員共楽しみの行事として親しまれていました。昭和51年からは数多くのアトラクション、花火大会もあり、入所者・職員のみでなく地域住民の大人も子供も大勢参加し、現在では地元邑久町の一大イベントとして定着しています。
他にも、地域住民の方とゲートボール大会、カラオケ大会、慰問等においても交流を深めています。特に、邑久長島大橋架橋後は生徒・学生さんや各種団体が多数見学、研修に訪れ、入所者の話を聞いたり、現場研修をおこなっています。
また、不自由な入所者のためにはボランティアや県の社会復帰支援員の人たちが外部との交流を手助けしてくれています。
平成30年5月1日現在 | |
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入所者数 | 164名 |
男90名 女74名 | |
平均年齢 | 85.5歳 |
男85.0歳 女86.1歳 | |
平均在園年数 | 60.4年 |
男57.4年 女64.0年 |