精神科など、こころの病気を診る病院では薬物療法や面談、各種の心理療法(カウンセリング)を行うのが一般的です。薬の処方は医師が行いますが、心理療法については、カウンセラーが担当することもあります。
ほかにも、同じような病状の方のグループで話しあいをする集団精神療法、家族を交えて話しあいをする家族療法、仲間と一緒にレクリエーションや創作活動を行う作業療法など様々な治療法があります。また、こうした治療法を組み合わせたプログラムを提供するデイ・ケアと呼ばれる外来施設をもっている医療機関もあります。
症状が重くて外来治療では効果があがらないとき、十分な休養が必要なとき、自殺などの危険があるときには、入院治療が必要になります。