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所属

株式会社Picto Care

役職

CEO

資格等

看護師、機能訓練士

経歴

看護師として10年以上、病院や在宅現場でのケアに携わった経験をもとに、介護現場の課題解決に取り組む。
博士課程では「人型ピクトグラムを活用したADL評価指標の開発」をテーマに研究し、その成果を社会実装する形で、介護スタッフの事務負担を軽減するアプリ「Pict-BI」を開発。
現在は、介護施設や自治体との連携を通じて、介護×テクノロジーの実証・導入を推進している。
自身の経験と研究を活かし、現場視点とエビデンスを両立した介護DX支援を行うサポーターとして、介護開発企業の伴走支援・実証企画・人材育成にも力を注いでいる。
主な受賞歴に、福島ベンチャーアワード最優秀賞、大阪公立大学ヘルステック最優秀賞、大熊町クリーンテックチャレンジ最優秀賞などがある。

専門分野・過去の研究

緩和医療学(Palliative Medicine)
埼玉医科大学大学院 医学研究科 緩和医療学講座 博士課程所属
博士課程発表
介護DX・ADL評価支援技術の開発
介護現場における「ADL(日常生活動作)」評価の効率化と標準化を目的としたピクトグラム×AI技術の応用研究を実施。
看護・介護従事者の負担を減らしつつ、科学的介護の普及を支援するアプローチ。
人間中心設計(Human-Centered Design)・医療情報デザイン
看護師としての経験を活かし、現場職員や利用者にとって「理解しやすく・使いやすい」情報設計・UI/UX設計を探求。

ニーズの専門性

施設

シーズの専門性

認識・コミュニケーション技術、デザイン技術、その他

その他の内容

PoC方法

助言が可能な開発フェーズ

企画:ニーズ調査、コンセプト企画、ビジネスプラン検討
開発:実運用環境での実証、上市準備
販売:販売戦略、営業アプローチ

支援を得意とするテクノロジーの分野

介護業務支援、機能訓練支援

具体的な支援内容(得意とする支援)

① コンセプト設計支援
・現場ニーズの可視化・課題整理
・ペルソナ/ユースケースの構築支援
・技術と現場をつなぐ事業仮説立案
・施設ケアにおける課題定義・解像度向上
② 実証設計・エビデンス構築支援
・実証実験・フィールドリサーチ設計
・検証指標・アウトカムの設定支援
・倫理申請・研究計画書・報告書作成アドバイス
③ 現場導入・人材育成支援
・職員研修・管理者説明会の設計支援
・多職種・外国人スタッフへの教育コンテンツ企画
・実証後のスケール設計・評価改善フォロー
④ 広報・プレゼンテーション支援
・ピッチ資料・展示会プレゼン作成サポート
・研究成果・実証内容のストーリーテリング化
・医療・介護関係者にも伝わる表現・用語設計
・社会的インパクトを高めるPR構成支援
⑤ 介護DX・福祉テック領域のアドバイザリー
・介護現場との実証連携・自治体連携支援

対応が困難な相談

・ディープテック(深層技術)領域の専門的な技術開発支援
例:AIアルゴリズム開発、機械学習モデル構築、画像解析・センシング技術そのものの開発など
→ 技術そのものの研究開発よりも、医療・介護現場での実装・評価・社会適応支援を得意としています。
・ハードウェアや工学系設計(ロボティクス・センサー・IoT機器開発)
→ 現場導入やユーザビリティ検証のフェーズでは支援可能ですが、基礎的な技術開発そのものには専門外の部分があります。
・大規模AI開発・生成系AIモデルの理論的評価
→ プロダクトとして現場での利用価値を高める観点では助言可能ですが、AI研究自体のアルゴリズム設計には関与していません。

エントリー企業へのメッセージ

看護師として10年以上、病院や在宅の現場で多職種連携やご利用者支援に携わってきました。
その後、博士課程で「ピクトグラム×AIによるADL評価研究」を行い、研究成果を社会実装する形で起業しました。
介護・医療現場を深く理解した立場から、現場ニーズの可視化・プロダクトの方向性検討・実証設計までを一貫して支援できます。
特に、以下のようなテーマを得意としています:
・施設ケアに関する現場課題の整理とニーズ抽出
・介護プロダクトのコンセプト設計支援(「誰の・どんな課題を・どう解決するか」を明確化)
・医療・介護従事者の巻き込み方、実証現場との連携調整
・エビデンスに基づく介護DX・研究設計のアドバイス

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