厚生労働省

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平成15年12月24日

平成14年 国民栄養調査結果の概要について

健康増進や生活習慣病予防のためには、自らの健康管理が重要であることから、平成14年は、個人の体重管理の状況や体型の自己評価、ストレスと食事量・体重の変化などについて結果をとりまとめた。

(1)  男性では肥満者が増加、女性では若い年齢層で低体重(やせ)の者が増加
 肥満者の割合は、男性では30-69歳で約3割、いずれの年齢層でも20年前に比べ約1.5倍と増加(図1)。
 一方、低体重(やせ)の者の割合は、若い女性で増加、20年前に比べ、20歳代、30歳代で2.0倍(図2)。

(2)  ふだん体重をはかっている者は、男性約6割、女性7割
 「ふだん体重をはかっている」者の割合は、男性では58.3%、女性では72.6%であり、いずれの年齢層でも男性より女性のほうが体重をはかっている者の割合が多い(図3)。

(3)  自分の体型に対する自己評価は、男性は適正に評価
 女性は現実の体型が「普通」であるにもかかわらず「太っている」と多くの人が 評価

 現実の体型を「肥満」「普通」「低体重」に分け、自分の体型に対する自己評価をみると、男性では自分の体型を適正に把握している者が多いが、女性では現実の体型が「普通」であるにもかかわらず「太っている」と自己評価している者が多くみられる(表3)。

(4)  体重を減らそうとしている者は、男性では約4割、女性では5割
 「現在、体重を減らそうとしている」者は、男性37.4%、女性53.7%(図6)。
 体型別でみると、男性では、肥満であって体重を減らそうとしている者は64.1%。15-19歳の女性では、低体重であってもその41.0%が体重を減らそうとしている(図7)。

(5)  ストレスを感じているとき、食事量が変化するのは、女性5割以上、男性3割以上
 ふだんの生活でストレスを感じている者は、男性76.9%、女性84.2%(図8)。
 ストレスを感じているとき食事量に変化がある者は、女性55.7%、男性34.7%(図9)。
 ストレスを感じているとき、体重が増える(太る)者は、男性6.2%、女性15.8%であり、体重が減る(やせる)者は、男性10.2%、女性12.5%(図10)。


I 調査の概要
II 結果の概要
 第1部 身体の状況
 第2部 ストレス、睡眠・休養の状況
 第3部 栄養素等摂取状況
 第4部 喫煙・飲酒・運動習慣の状況


照会先  健康局総務課生活習慣病対策室
 栄養調査係(内線 2345)
 代表電話:03-5253-1111

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