問番号 | 問内容 |
(問1) | 肝炎ウイルス検診のどの部分が改善されたのか。 |
(問2) | 再検査はなぜ必要なのか。また対象者数はどのくらいいるのか。 |
(問3) | 再検査の方法はどのようにするのか。 |
(問4) | 再検査対象者に対して、どのような検査が行われるのか。 |
(問5) | 再検査の費用はどうなるのか。 |
(問6) | CLEIA法(Lumipulse)以外の検査方法においても、同様のことは起こらないか。 |
(問7) | 老人保健事業以外で、老人保健事業における肝炎ウイルス検診等実施要領に基づいた方法を用いている対象者はどうなるのか。 |
(問8) | 本件についての問い合わせ先はどこか。 |
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(答) | 肝炎ウイルス検診については、HCV抗体検査法を用い、高力価、中力価、低力価、陰性の各群に分類した後、中力価群のうちHCV核酸増幅検査が陽性のものと高力価群のものを「現在、C型肝炎ウイルスに感染している可能性が極めて高い」と判定し、それ以外のものを「現在、C型肝炎ウイルスに感染していない可能性が極めて高い」と判定することとしている。 当初、6,000人の検査データを基にしてCLEIA法(Lumipulse)の低力価、中力価、高力価のCOI(カットオフインデックス)をそれぞれ COI「1以上10未満」、COI「10以上50未満」、COI「50以上」に分類していたが、今回、COI「9」でHCV核酸増幅検査陽性例が1例(母集団11,117例)確認されたため、今後のCLEIA法(Lumipulse)を用いた検査については、中力価の範囲を、COI「5以上50未満」(拡大中力価群)に拡大したところである。 |
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(答) | 中力価のCOI「10以上50未満」をCOI「5以上50未満」(拡大中力価群)に範囲を拡大するため、すでに検診を受診した者のうち、COI「5以上10未満」に該当する者に対し、念のため再検査(HCV核酸増幅検査)を行うものである。 平成14年4月から現在までに肝炎ウイルス検査を受けた者は、約50万人(推計)で、CLEIA法(Lumipulse)を用いて検査をした者は、その半数の約25万人(推計)と考えられる。そのうち、再検査の対象となるのは、約25万人の0.25%である約600人(推計)である。 なお、再検査対象者の保存検体が確保されている場合には、保存検体による再検査が可能であるため新たな受診は不要となる。 |
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(答) |
1 対象者の把握
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(答) | HCV核酸増幅検査を実施する。 |
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(答) | 再検査の費用については、HCV核酸増幅検査にかかる費用(診療報酬の検体検査実施料相当額)及び国庫負担基準額に基づく診察料等相当額について、検査試薬販売業者に協力をしていただく予定である。 なお、支払方法等の詳細については別途連絡する予定である。 |
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(答) | PA法、PHA法、酵素抗体法(AXSYM)についての、現在までの研究結果においては低力価群におけるHCV核酸増幅検査の陽性例は認められていない。 いかなる検査方法にも限界があり、検査技術も日々進歩していることから、今後も肝炎ウイルス検診の精度向上を目的として研究を続けていく予定である。 |
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(答) | 検査機関を通じて、検診を実施した医療機関等に必要な情報提供等が行われる予定である。 |
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(答) |
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