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別紙(2)

再検査対象者への説明文(例)

 老人保健事業において、平成14年度からC型肝炎ウイルス検査が全国の市町村で行われており、○○さんも既に検診を受けていらっしゃいます。
 C型肝炎ウイルスの検査は、C型肝炎ウイルスに感染しているかどうかのめじるしである抗体検査によってスクリーニング(ふるいわけ)を行い、その結果により確認検査(核酸増幅検査)を実施することになっています。検査方法は、検査会社によって一部検査方法に違いがありますが、このうち、CLEIA法という方法で行われたC型肝炎抗体検査について、「現在、C型肝炎ウイルスに感染していない可能性が極めて高い」と判定されているものの中の一部に、極めてまれですが、確認検査(核酸増幅検査)を実施した場合に、感染しているもの(陽性)が混じっているかもしれないということが研究過程の中で明らかになりました。
 そこで、検診の精度を改善することを目的として、CLEIA法の中力価の範囲を拡大し、一部の対象者について再検査を実施することとなりました。
 平成14年4月から8月までに、CLEIA法を用いて肝炎ウイルス検査を受診された方は全国で約25万人と推計されます。そのうち、再検査の対象となるのは、約25万人の0.25%である約600人(推計)です。
 つきましては、○○さんには、念のため△△病院において、再検査を受けていただければ幸いです。検査の費用負担はございません。
 なお、この件についてご質問・ご相談がある場合には以下の担当保健師にご相談いただければ幸いです。

<問い合わせ先>

□□市○○課
 担当:担当保健師名
 電話:××××


再検査判定結果(例)

1.「現在、C型肝炎ウイルスに感染している可能性が極めて高い」と判定されました。
    判定理由  (1)   (2)
2.「現在、C型肝炎ウイルスに感染していない可能性が極めて高い」と判定されました。
    判定理由  (3)   (4)   (5)

 ○○さんの前回の検診結果は、(4)でしたが、今回の再検査は上記のとおりです。
 なお、2.「現在、C型肝炎ウイルスに感染していない可能性が極めて高い」と判定された場合でも、C型肝炎ウイルス(HCV)以外の原因による肝炎になる可能性があること、検査後新たにC型肝炎ウイルス(HCV)に感染する場合(きわめてまれとされています。)があること、検査による判定には限界があることなどもありますので、パンフレットに記載してあるような症状や肝機能異常を指摘された場合などには、必ず医師に相談してください。


参考図


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