戻る

別紙(1)

肝炎ウイルス検診の精度改善及びこれに伴う再検査実施の手順

 目的
 肝炎ウイルス検診の検診精度の改善及びこれに伴う再検査を実施することを目的とする。

 再検査対象者
 CLEIA法を使用したHCV抗体検査において、低力価群と判定されたもののうち、COI(カットオフインデックス)「5以上10未満」と判定された者

 実施方法
(1) 市町村が、肝炎ウイルス検診を委託している医療機関に対して、HCV抗体検査方法を確認する。
(2) 肝炎ウイルス検診の結果について、既に医療機関から市町村に報告されている場合には、市町村は、医療機関別に低力価群と判定された者のリストを作成し、あらかじめ医療機関にリストを提供する。
(3) 市町村は、当該医療機関を通じて、検査機関に低力価群COI「5以上10未満」と判定された者を確認し、再検査対象者を把握する。(CLEIA法を使用して集団検診を実施している場合には、市町村が直接、低力価群のCOI「5以上10未満」と判定された者を検査機関に照会し、再検査対象者を把握する。)
(4) 市町村は、把握した再検査対象者に対し、保健師等により個別説明を行い、再検査を勧奨する。医療機関に対しては、再検査実施について連絡の上、協力を依頼する。
(5) 医療機関は、再検査対象者に対しHCV核酸増幅検査を実施する。
(6) 市町村は、本年12月を目途に、再検査対象者数等の結果について、都道府県を通じて厚生労働省に報告する。なお、政令市及び中核市においては、直接、厚生労働省に報告することとする。

 その他
(1) 市町村は、再検査対象者及び医療機関に対する必要な連絡や情報提供を実施する。
(2) 再検査の説明及び実施にあたっては、特にプライバシーに配慮するものとする。
(3) 再検査の費用については、検査試薬販売業者に協力をしていただく予定である。(詳細については別途、連絡予定。)


トップへ
戻る