概要情報
事件名 |
エヌエス精工 |
事件番号 |
中労委 平成 5年(不再)第6号
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再審査申立人 |
エヌエス精工 株式会社 |
再審査被申立人 |
全国金属機械労働組合新潟地方本部エヌエス精工支部 |
命令年月日 |
平成 6年 3月 2日 |
命令区分 |
再審査棄却(初審命令をそのまま維持) |
重要度 |
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事件概要 |
本件は、会社が組合の団体交渉申入れに対し、「組合は適法に結成されたのか」等を内容とする質問書を組合に提出するなどして事実上組合の存在を否認し、団体交渉に応じないことが不当労働行為であるとして争われた事件である。 初審新潟地労委は、会社に対し、組合と労使間ルールに関する事項について、すみやかに団体交渉に応じなければならないこと等を命じた。 会社は、これを不服として再審査を申し立てたが、中労委は初審命令を維持しこれを棄却した。 |
命令主文 |
本件再審査申立てを棄却する。 |
判定の要旨 |
2114 組合の不存在
組合結成の適法性や組合員集会の決議の有効性を問題とする等して事実上組合の存在を否認し、団体交渉を拒否したことが不当労働行為とされた例。
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業種・規模 |
金属製品製造業 |
掲載文献 |
不当労働行為事件命令集99集1125頁 |
評釈等情報 |
中央労働時報 平成6年6月10日 876号 20頁 
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