ホーム > 政策について > 分野別の政策一覧 > 健康・医療 > 食品 > 食中毒 > 食品等事業者の衛生管理に関する情報 > 高齢者を対象とした食事の提供による食中毒の防止について

高齢者を対象とした食事の提供による食中毒の防止について

食安監発第1013006号
平成18年10月13日




都道府県
保健所設置市
特別区



衛生主管部(局)長 殿


厚生労働省医薬食品局食品安全部監視安全課長


高齢者を対象とした食事の提供による食中毒の防止について


 標記については、日頃より弁当調製施設等への指導等、食中毒防止対策に御尽力をいただいているところですが、今般、敬老会等の活動における高齢者を対象とした食事の提供により、患者が50名を超える食中毒が相次いで発生しています。(別添参照)
 つきましては、各都道府県等の高齢者福祉担当部局等及び配食事業に係る関係機関との連携を密にし、高齢者に弁当等の配食を行う食品等事業者に対し衛生管理の徹底を改めて指導するなど、高齢者に係る大規模食中毒の発生防止に努められますよう、特段の対応をお願いします。



(別添)

高齢者を対象とした食事の提供による食中毒事例について


自治体A
 自治体が社会福祉協議会に委託して実施した独居高齢者宅への配食サービスで配食された昼食弁当により、ウエルシュ菌を原因とした患者数196名(うち死亡者1名)の食中毒が発生した(喫食者380名)。
 調製する飲食店の選定過程で衛生面の配慮が欠けていたことが明らかとなった。

自治体B
 自治会が提供した敬老会の弁当により、腸炎ビブリオ菌を原因とした患者数150名の食中毒が発生した(喫食者209名)。
 調製した飲食店において、当日は、通常処理より多数の弁当を製造していたことが明らかとなった。

自治体C
 敬老会で提供された弁当により、ウエルシュ菌を原因とした患者数81名の食中毒が発生した(喫食者122名)。

ホーム > 政策について > 分野別の政策一覧 > 健康・医療 > 食品 > 食中毒 > 食品等事業者の衛生管理に関する情報 > 高齢者を対象とした食事の提供による食中毒の防止について

ページの先頭へ戻る