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群馬大学との包括的な事業連携に係る
協定書調印式



協定書調印式に出席した大学、栗生楽泉園等関係者


 立春の前日とはいえ寒さ厳しいなか、平成28年2月2日(火)午後1時30分から国立療養所栗生楽泉園 中央会館にて「国立大学法人群馬大学と国立療養所栗生楽泉園等との事業連携に係る協定書」の調印式が、群馬大学 平塚学長、栗生楽泉園 坂本園長、入所者自治会 藤田会長の3者による事業連携に係る協定書の調印式が、多くの関係者やマスコミ各社の見守る中で執り行われました。

 この協定締結までの経緯としては、群馬大学医学部医学科5年生を対象とした臨床実習前プログラムである合宿研修(通称:ポリクリ合宿)の中で栗生楽泉園での見学実習を実施している。また、群馬大学医学部保健学科看護学専攻4年生を対象とした看護総合実習のうち、国際看護学分野の一部として、栗生楽泉園での実習(インターシップ)を実施している。(医学科~30年以上前から実施、保健学科~平成24年度から実施)
 社会情報学部は大学の社会貢献事業として、ハンセン病に対する正しい知識を普及し、ハンセン病に対する偏見・差別等様々な問題を解消すること及び入所者の「声」を語り継ぐことを目的としたプログラムを平成26年度から栗生楽泉園の協力を得ながら実施している。

 以上の取り組みを継続的かつ円滑に行うため、それぞれの機関で協定の必要性や効果等を検討した結果、協定を結ぶことを決定し、調印に向けた具体的な準備を行うこととしました。
 以上の経緯を踏まえて、昨年の11月頃から各機関の日程調整を進めて 平成28年2月2日に協定を結ぶこととし、今後、ハンセン病問題に係る教育・啓発・ボランティア活動を充実させ、今まで以上にハンセン病に対する正し知識の普及・啓発を目指すこととなりました。

 大学との同様な協定は、平成22年11月に神戸大学大学院人間発達環境学研究科と国立療養所邑久光明園とが締結していますが、国立大学が全学的に国立ハンセン病療養所と協定を締結するのは全国で初めてであり、今後も事業連携の継続と発展が大いに期待されます。

協定書調印式会場入口

協定書調印式次第

坂本栗生楽泉園長、藤田同自治会長、平塚群馬大学長 クリックで新聞記事が開きます
(PDFファイル:サイズ786KB)


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