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3級技能検定について |
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このページでは、特に専門学校卒業生・在学生、職業訓練修了生・訓練生等を対象としている3級技能検定について説明しています。 |
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3級技能検定は、専門高校や職業訓練校などで技能を学ぶ学生や訓練生の技能修得意欲を増進させ、技能及び職業に関する教育訓練の成果に対する社会一般の評価を高めることを目的とした試験です。
厚生労働省では、3級技能検定の実施職種を順次拡大しており、若年者の技能離れの防止、技能労働への定着を通して、将来のものづくりを担う若年技能者を育成するとともに、若年者の職業意識の啓発を図り、職業に関する適性の早期発見、就業についての動機付け、雇用機会の拡大、キャリア形成に取り組んでいけるよう支援していくこととしています。 |
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現在、以下の41職種について3級技能検定を実施しております。
都道府県知事が実施する職種(35職種) |
- 園芸装飾(室内園芸装飾作業)
- 造園(造園工事作業)
- 鋳造(鋳鉄鋳物鋳造作業)
- 金属熱処理(一般熱処理作業、浸炭・浸炭窒化・窒化処理作業、高周波・炎熱作業)
- 機械加工(普通旋盤作業、フライス盤作業、平面研削盤作業、数値制御旋盤作業、マシニングセンタ作業)
- めっき(電気めっき作業)
- 建築板金(内外装板金作業)
- 工場板金(曲げ板金作業、打出し板金作業)
- 仕上げ(機械組立仕上げ作業)
- 機械検査(機械検査作業)
- 機械保全(機械系保全作業、電気系保全作業)
- 電子機器組立て(電子機器組立て作業)
- 電気機器組立て(配電盤・制御盤組立て作業、シーケンス制御作業)
- プリント配線板製造(プリント配線板設計作業、プリント配線板製造作業)
- 時計修理(時計修理作業)
- 内燃機関組立て(量産型内燃機関組立て作業)
- 冷凍空気調和機器施工(冷凍空気調和機器施工作業)
- 和裁(和服製作作業)
- プラスチック成形(射出成形作業)
- 建築大工(大工工事作業)
- とび(とび作業)
- 左官(左官作業)
- ブロック建築(コンクリートブロック工事作業)
- 配管(建築配管作業、プラント配管作業)
- 内装仕上げ施工(プラスチック系床仕上げ工事作業、カーペット系床仕上げ工事作業、鋼製下地工事作業、ボード仕上げ工事作業、カーテン工事作業)
- テクニカルイラストレーション(テクニカルイラストレーション手書き作業、テクニカルイラストレーションCAD作業)
- 機械・プラント製図(機械製図手書き作業、機械製図CAD作業)
- 電気製図(配電盤・制御盤製図作業)
- 貴金属装身具製作(貴金属装身具製作作業)
- 塗装(金属塗装作業)
- 広告美術仕上げ(広告面粘着シート仕上げ作業)
- 舞台機構調整(音響機構調整作業)
- 写真(肖像写真作業)
- 商品装飾展示(商品装飾展示作業)
- フラワー装飾(フラワー装飾作業)
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指定試験機関が実施する職種(6職種) |
- ウェブデザイン(ウェブサイト構築作業)
- ファイナンシャル・プランニング(個人資産相談業務、保険顧客資産相談業務、資産設計提案業務)
- 知的財産管理(管理業務)
- 金融窓口サービス(テラー業務)
- レストランサービス(レストランサービス作業)
- 情報配線施工(情報配線施工作業)
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受検案内の概要(都道府県知事の実施する職種)
→
詳細はこちら
≪御注意≫以下に示すものは、都道府県知事が実施する職種に関するものです。指定試験機関が実施する職種に関しては、各指定試験機関にお問い合わせください。
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検定職種ごとに前期又は後期に行われます。
基本的に、実技試験は一定の期間の間に、学科試験は全国統一した日に行われます。
なお、前期に実施する3級技能検定に関しては、就職活動に間に合う時期(8月末)に合格発表を行うこととしています。
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3級技能検定は、検定職種ごとの初級の技能労働者が通常有すべき技能及びこれに関する知識の程度について検定するものであり、検定職種ごとに実技試験及び学科試験により実施されます。
実技試験 |
実技試験は、受検者が実際に物の製作、組立て、調整等の作業を行うことにより、その有する技能を検定する試験であり、試験日に先立って試験課題が事前公表されます。
なお、職種によっては、実際的な対象物又は現場の状態、状況等に基づき判別、判断、測定、計算等を行うことにより技能を検定する要素試験やペーパーテストの形式によって実技試験が行われ、この場合、試験課題については概要のみが事前公表されます。
試験時間は職種によって異なります。
実際の実技試験の課題等については、こちらを御参照ください。 |
学科試験 |
学科試験は、単に学問的な知識について行う試験ではなく、その作業を行うに当たって裏付けとなる種々の知識について行う試験です。
3級技能検定の学科試験は、真偽法(○×式)で行われます。 |
合格基準 |
合格基準は、100点を満点として、原則として、実技試験は60点以上、学科試験は65点以上です。 |
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3級技能検定の受検資格についてはこちらを御参照ください。
<専門高校の学科と受検が認められる検定職種>
主な学科名 |
受検が認められる主な検定職種 |
園芸科 |
園芸装飾、フラワー装飾 |
造園科 |
造園 |
機械科 |
金属熱処理、機械加工、仕上げ、機械検査、機械保全、時計修理、プラスチック成型、配管、テクニカルイラストレーション、機械・プラント製図、建築板金、工場板金、鋳造 |
電気科 |
機械保全、電子機器組立て、電気機器組立て、プリント配線板製造、時計修理、プラスチック成型、テクニカルイラストレーション、電気製図、舞台機構調整 |
電子科 |
電子機器組立て、電気機器組立て、プリント配線板製造、時計修理、舞台機構調整 |
建築科 |
建築大工、とび、配管、内装仕上げ施工、テクニカルイラストレーション、建築板金、ブロック建築 |
※1 「主な学科名」欄に記載のない学科であっても、授業カリキュラムの内容によっては受検が認められる検定職種があります。
※2 「受検が認められる主な検定職種」欄に記載がない検定職種であっても、授業カリキュラムの内容によっては受検が認められる検定職種があります。
※3 ※1及び※2については、受検申請を受け付ける都道府県職業能力開発協会において判断しますので、適宜御相談ください。
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3級技能検定の受検手数料は、都道府県ごとに定められており、概ね実技試験が約1万円、学科試験が約3千円となっています。
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