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新型インフルエンザワクチン接種事業(平成22年度)に関するQ&A

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このサイトは、2009年に発生した新型インフルエンザ(A/H1N1)に関する情報提供のために厚生労働省が制作し、新型インフルエンザ発生時の参考資料として当面掲載しているものです。
このサイト内で「新型インフルエンザ」と記載しているものは、基本的に新型インフルエンザ(A/H1N1)を指しており、掲載している情報も主に発生当時から2011年3月31日までのものであることにご注意ください。
インフルエンザに関する最新の情報は、2011年4月1日から厚生労働省ホームページのインフルエンザ情報サイト(http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/index.html)に順次掲載してまいりますので、以前の新型インフルエンザ対策関連情報サイトをお気に入り登録されている方は、ご変更をお願いいたします。

新型インフルエンザワクチン接種事業(平成22年度)に関するQ&A

新型インフルエンザについて

(問1)
新型インフルエンザと、季節性インフルエンザはどのように違うのですか?

新型インフルエンザは、毎年流行をくりかえす季節性インフルエンザと抗原性が大きく異なるインフルエンザです。 一般の方の多くが免疫をもっていないため、感染が拡大しやすく、わたしたちの健康や社会生活に大きな影響をあたえる可能性があります。

平成21年に新型インフルエンザが流行したときは、ほとんどの方が軽症で回復しましたが、かかってしまうと重症になる(肺炎や脳症などの重い合併症があらわれること)可能性が高い方(基礎疾患をおもちの方、妊婦の方、乳幼児やご高齢の方など)がおられます。季節性インフルエンザではご高齢の方が重症になりやすいのに比べ、新型インフルエンザではお子様、成人を含めどの年齢の方も同じように重症になる可能性があります。季節性インフルエンザに比べて、下痢などの消化器症状が多い可能性も指摘されています。

(問2)
新型インフルエンザの大流行(パンデミック)は終わったと聞きましたが、それでもワクチンを接種しないといけませんか?

世界保健機関(WHO)は平成22年8月10日、今回の新型インフルエンザの世界的な流行状況について、流行期にみられた特徴とはちがい、季節性インフルエンザの流行の特徴がみられるようになったことから、「ポストパンデミック(世界的大流行後)」という声明をだしました。 しかし、新型インフルエンザウイルスがなくなったわけではありません。 過去のパンデミックインフルエンザの経験では、一度流行が終わった後にも再び流行することがあり、平成21年に流行した新型インフルエンザもこれから再流行が起こる可能性があります。 また、お子様や基礎疾患(慢性疾患)をおもちの方が新型インフルエンザにかかったとき、重症になる(肺炎や脳症などの重い合併症があらわれること)可能性もあります。 ですから、今後起こりうる再流行に備えるために、あらためて新型インフルエンザワクチンを接種することはとても大切です。 ただし、新型インフルエンザワクチンの接種は義務ではありませんので、接種を希望される方、またはその保護者の方がワクチンをうつかどうかをご判断ください。


今年度のインフルエンザワクチンについて

(問3)
3価ワクチンと1価ワクチンのどちらの接種を受けたほうがよいでしょうか?

今年度のインフルエンザワクチンは
(1)新型インフルエンザ(A/H1N1)と季節性インフルエンザ(A/H3N2とB型)の3つに効果があるワクチン(3価ワクチン)
(2)新型インフルエンザ(A/H1N1)だけに効果があるワクチン(1価ワクチン)
の2種類があります。
インフルエンザには無数のタイプがあり、この冬に、どのタイプのインフルエンザが流行するかはわかりませんが、流行の可能性が比較的高いと思われる3つのタイプのインフルエンザ(新型インフルエンザと、2種類の季節性インフルエンザ)に効果が期待できるのが3価ワクチンです。
新型インフルエンザワクチン接種事業(平成22年度)では、3価ワクチンの接種が広く行われる予定ですが、1価ワクチンの接種を希望される方は、受けられるかどうかを、医療機関にお問い合わせください。
特に、65歳以上の方は、新型インフルエンザだけでなく季節性インフルエンザにかかったときにも重症になる可能性が高いため、1価ワクチンより3価ワクチンをおすすめします。
なお、3価ワクチンも1価ワクチンも、副反応の起こりやすさは同程度とされています。


(問4)
今年接種されるのは国内産ワクチンですか? それとも輸入ワクチンですか?

今年度に接種できるインフルエンザワクチンのうち、3価ワクチンは国内で生産されたものです。 1価ワクチンには、国内で生産されたものと海外から輸入されたものがあります。 輸入ワクチンは、平成21年度の新型インフルエンザワクチン接種で使用したグラクソ・スミスクライン社製のワクチンです。
3価ワクチンと1価ワクチンの製品名と製薬企業名は下記の通りです。
●国内産3価ワクチン
 「インフルエンザHAワクチン(□□)」
●国内産1価ワクチン
 「A型インフルエンザHAワクチンH1N1(□□)」
※□□には以下の名称(4種類)が入ります。
 「化血研」=(財)化学及血清療法研究所、「北研」=(学)北里研究所、「ビケン」=(財)阪大微生物病研究会、「生研」=デンカ生研(株)
●輸入1価ワクチン「アレパンリックス(H1N1)筋注」(グラクソ・スミスクライン株式会社)

  国内産ワクチン 輸入ワクチン
製品名 3価ワクチン「インフルエンザHAワクチン」
1価ワクチン「A型インフルエンザHAワクチンH1N1」
1価ワクチン「アレパンリックス(H1N1)筋注」
化血研 北研 ビケン 生研
投与方法 皮下注射 筋肉内注射
用法・用量 1歳未満   0.1mL 2回
1-6歳未満  0.2mL 2回
6-13歳未満 0.3mL 2回
13歳以上   0.5mL 1回
6カ月‐9歳 0.25mL 1回
10歳以上 0.5mL 1回

【注意】日本で承認されていないワクチンを接種した場合は、健康被害救済の対象になりませんので、ご留意ください。


(問5)
ワクチンはどのくらい確保できていますか? 十分ですか?

今年度は、約5800万回分(約2900万本)の3価ワクチンを生産するとともに、1価ワクチンの在庫が7300万回分以上あります。これを合わせると、おおむね国民すべての方に接種できる分が確保できています。 なお、平成21年度の新型インフルエンザワクチンの接種回数は推計で約2100万回、平成20年度の季節性インフルエンザワクチンの消費量は推計で約4000万回分ですから、今年度は接種を希望されるすべての方が接種を受けられる十分な量のワクチンがあると考えています。


接種の対象者について

(問6)
以前に新型インフルエンザワクチン接種を受けたときは、優先接種の対象者でしたが、今回も優先的に受けられますか?

今年度は、接種に必要な量のワクチンを十分に確保できていますので、希望される方はどなたでも接種を受けることができます。特に優先順位はありません。


(問7)
昨年、新型インフルエンザにかかった人でも、インフルエンザワクチンを接種したほうがいいですか?

新型インフルエンザに対する免疫は、ワクチンを接種すること以外に、実際に新型インフルエンザにかかることでも獲得されます。 平成21年度に新型インフルエンザにかかった方は、すでにいったん免疫が獲得されたと考えられますが、時間がたつにつれ、抗体価(免疫力をあらわす指標のひとつ)は少しずつ低下していきます。 このため、今年度もインフルエンザワクチンの接種を受けられたほうが、免疫力は高まると考えられます。


(問8)
昨年、新型インフルエンザの予防接種を受けましたが、今年も新型インフルエンザワクチンの接種が必要ですか?

平成21年度に新型インフルエンザの予防接種を受けられた方は、すでにいったん免疫が獲得されたと考えられますが、時間がたつにつれ、抗体価(免疫力をあらわす指標のひとつ)は少しずつ低下していきます。
このため、今年度もインフルエンザワクチンの接種を受けられたほうが、免疫力は高まると考えられます。
今年度の新型インフルエンザワクチン接種事業では、平成21年度に新型インフルエンザの予防接種を受けられた方も、ワクチンをうつことができます。


(問9)
接種を受けたほうがよいのはどんな人ですか?

新型インフルエンザを発症したとき、多くの方は1週間程度で回復しますが、なかには重症化(肺炎や脳症などの重い合併症があらわれること)し、入院治療を必要とする方や、お亡くなりになる方もおられます。季節性インフルエンザではご高齢の方が重症になりやすいのに対し、新型インフルエンザはお子様や成人も含め、年齢にかかわらず重症になる可能性があります。もともとお子様や、基礎疾患(慢性疾患)をおもちの方、妊婦の方などは、健康な成人よりも重症になる可能性が高いと考えられています。
それらの重症になりやすい方も含めて、ワクチンにはインフルエンザの発症をある程度おさえる効果や、かかっても重症になるのを防ぐのに一定の効果が期待できます。また、まわりの人に感染が広がるのをおさえる効果も期待できます。


(問10)
1歳未満の子どもは接種できますか? 接種を受けたほうがよいですか?

1歳未満のお子様に対する新型インフルエンザワクチン接種は、免疫をつけることが難しいためおすすめしていません。ただし、保護者の方が強く希望される場合は、接種のメリットとリスクを十分に医師とご相談ください。


(問11)
新型インフルエンザワクチンの接種を受けることが適当でない人や、接種時に注意が必要な人はどんな人ですか?

【接種を受けることが適当でないと考えられる方】
基本的に季節性インフルエンザワクチンと同じく、以下のように考えられます。
(1)明らかに発熱している方
(2)非常に重い急性疾患にかかっている方
(3)接種を行うインフルエンザワクチンの成分によってアナフィラキシー注)を起こしたことがある方
(4)上記の方のほか、予防接種を行うことが適当でない状態にある方
注)アナフィラキシーとは、医薬品などによって引き起こされることのある急性の過敏反応です。詳細は、以下をご参照ください。
○独立行政法人医薬品医療機器総合機構「重篤副作用疾患別対応マニュアル」
http://www.info.pmda.go.jp/juutoku_ippan/juutoku_ippan.html
○独立行政法人医薬品医療機器総合機構「アナフィラキシー」
http://www.info.pmda.go.jp/juutoku_ippan/file/jfm0803003_ippan.pdf
【接種時に注意が必要な方】
次のいずれかにあてはまる方は、健康状態や体質などから接種できるかどうかを慎重に判断したうえで、注意して接種します。
(1)心臓血管系疾患、腎臓疾患、肝臓疾患、血液疾患、発育障害、呼吸器疾患(気管支喘息など)などの基礎疾患をおもちの方
(2)以前にワクチン接種を受けたとき、接種後2日以内に発熱のみられた方、および全身性発疹などのアレルギーを疑う症状を起こしたことがある方
(3)過去にけいれんを起こしたことがある方
(4)過去に免疫不全の診断がなされている方、および近親者に先天性免疫不全症の方がいる方
(5)接種するインフルエンザワクチンの成分に対してアレルギーを起こすおそれのある方
(6)鶏卵、鶏肉、その他鶏由来のものに対してアレルギーを起こすおそれのある方
参考:国立感染症研究所 感染症情報センターホームページ「インフルエンザQ&A(2008年度版)」
(4)ワクチン接種
http://idsc.nih.go.jp/disease/influenza/fluQA/QAdoc04.html
参考:インフルエンザHAワクチン添付文書


予防接種の効果について

(問12)
新型インフルエンザワクチンにはどのような効果が期待できますか?

新型インフルエンザにかかるとはどういうことなのか、そのプロセスにそって、ワクチンの効果をご説明します。
新型インフルエンザにかかるきっかけは、新型インフルエンザウイルスが体の中に入ってくることです。これを完全にワクチンで防ぐことはできません。
次に、体内へ入ったウイルスが細胞に侵入して増殖します。この状態を感染といいます。ワクチンが感染をおさえる働きは保証されていません。
ウイルスが増殖すると、数日の潜伏期間を経て、発熱やのどの痛みなどの新型インフルエンザの症状があらわれます。この状態を発症といい、ワクチンが発症をおさえる効果は一定程度みとめられています。
※感染しても、必ず発症するわけではありません。感染しても症状がでないまま済んでしまう人もいます。
発症後、多くの方は1週間程度で回復しますが、なかには新型インフルエンザが重症化(肺炎や脳症などの重い合併症があらわれること)し、入院治療を必要とする方や、お亡くなりになる方もおられます。もともと基礎疾患(慢性疾患)をおもちの方や妊婦の方などは、健康な成人よりも重症になる可能性が高いと考えられています。
それらの重症になりやすい方も含めて、ワクチンには新型インフルエンザの発症をある程度おさえる効果や、かかっても重症になるのを防ぐのに一定の効果が期待できます。また、まわりの人に感染が広がるのをおさえる効果も期待できます。
ただし、ワクチンだけで100%、新型インフルエンザを防ぐことができるわけではありません。
「ワクチンをうったから、もう大丈夫」「絶対に新型インフルエンザにかからない」と考えず、手洗い、せきエチケットなど、基本的な対策とあわせて、新型インフルエンザの予防に努めてください。


(問13)
タミフルやリレンザといった抗インフルエンザウイルス薬と、インフルエンザワクチンはどう違うのですか?

タミフルやリレンザなどの抗インフルエンザウイルス薬は、主に発熱などの症状が出た後(発症後)に、治療のために服用します注)
一方のインフルエンザワクチンは、発症をある程度おさえる効果や、かかっても重症になるのを一定程度防ぐ効果、また、まわりの人に感染が広がるのをおさえる効果を期待して、インフルエンザにかかる前の健康なときに接種します。
注)抗インフルエンザウイルス薬は、医師の判断で予防のために服用する場合もあります。


(問14)
インフルエンザワクチンの効果はどのくらい持続しますか?

季節性インフルエンザワクチンでは、これまでの研究から、ワクチンの予防効果が期待できるのは、接種した2週後(13歳未満のお子様の場合は2回接種した後)から5カ月程度と考えられています。新型インフルエンザワクチンでも同じ程度と考えられます。


ワクチン接種の安全性について

(問15)
インフルエンザワクチンの接種によって引き起こされる症状(副反応)にはどのようなものがありますか?

免疫をつけるためにワクチンを接種したとき、免疫がつく以外の反応がみられることがあります。これを副反応といいます。 季節性インフルエンザで比較的多くみられる副反応には、接種した場所(局所)の赤み(発赤)、はれ(腫脹)、痛み(疼痛)などがあげられます。接種を受けられた方の10〜20%に起こりますが、通常2〜3日でなくなります。
全身性の反応としては、発熱、頭痛、寒気(悪寒)、だるさ(倦怠感)などがみられます。接種を受けられた方の5〜10%に起こり、こちらも通常2〜3日でなくなります。
また、まれではありますが、発疹、じんましん、赤み(発赤)、掻痒感(かゆみ)など、ワクチンに対するアレルギー反応がみられることもあります。
そのほか、非常に重い副反応注)の報告がまれにあります。ただし、重い副反応の原因がワクチン接種かどうかは、必ずしも明らかではありません。
新型インフルエンザワクチンの接種後にみられた副反応については、順次公表しています。

 平成22年9月以前のワクチン関連情報「新型インフルエンザワクチンの安全性について」

注)非常に重い副反応として、ギランバレー症候群、急性脳症、急性散在性脳脊髄炎、けいれん、肝機能障害、喘息発作、紫斑などが報告されています。


(問16)
妊娠中にインフルエンザワクチンを接種しても、おなかの子どもへの影響はないのですか? 授乳中でも問題はありませんか?

現在までのところ、妊娠中にインフルエンザワクチンの接種を受けたことで、流産や先天異常の発生頻度が高くなったという報告はありません。 インフルエンザワクチンには、病原性をなくしたウイルスの成分を用いており、接種後にウイルスが体内で増えることはありません。 ですから、母乳を介してお子様に影響を与えることはなく、授乳期間中でもインフルエンザワクチンを接種して支障はありません。なお、インフルエンザワクチンには、チメロサールなどの保存剤が入っているものと、保存剤の入っていないものがあります。 保存剤の入っていないワクチン接種を希望される方は、医師にご相談ください。


(問17)
インフルエンザワクチンにはチメロサールという保存剤が含まれているとのことですが、安全ですか? チメロサールが入っていないものはないのですか?

チメロサールは殺菌作用のある水銀化合物で、ワクチンには防腐剤として入れられます。
過去、このチメロサールと発達障害との関連が海外で指摘されました。しかし、最近の疫学研究では、その関連はないとされています。
ただし、予防的な対応のため、各国ともワクチンから除去・減量するよう努力しています。
今年度のインフルエンザワクチンには、チメロサールの入っているものと入っていないものがあります。
また、チメロサール以外の保存剤が入っているものもあります。
妊婦の方などでチメロサールの入っていないワクチンの接種を希望される方は、医師にご相談ください。
参考1:平成21年9月18日「新型インフルエンザワクチンに関する意見交換会」 資料4
http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/kenkou/influenza/dl/infu090918-04.pdf
参考2:国立感染症研究所 感染症情報センターホームページ「インフルエンザQ&A(2008年度版)」(4)ワクチン接種
http://idsc.nih.go.jp/disease/influenza/fluQA/QAdoc04.html


(問18)
新型インフルエンザワクチンで健康被害が発生した場合は、どのような対応がなされるのですか?

新型インフルエンザワクチン接種事業でワクチンを接種した方になんらかの健康上の問題(健康被害)が起きた場合の救済措置については、医療費や医療手当など一定の給付を行う制度があります。詳細については、下記をごらんください。

 新型インフルエンザの予防接種による健康被害救済制度

接種の方法について

(問19)
インフルエンザワクチンはどういう方法で接種するのですか?

インフルエンザワクチンは「注射」により接種します。鼻にスプレーする形のワクチン(経鼻ワクチン)はありません。


(問20)
インフルエンザワクチンの接種は何回受ければよいのでしょうか?

インフルエンザワクチンは1回もしくは2回接種する必要があります。接種を受けるときの年齢によって回数が異なります。
(1)13歳未満の方 2回接種
(2)それ以外の方  1回接種
1回目の接種時に12歳で2回目の接種時に13歳になっていた場合、12歳として考えていただいてかまいません。
注1)13歳以上の基礎疾患(慢性疾患)をおもちの方で、著しく免疫が抑制されていると考えられる方は、医師の判断で2回接種となる場合があります。
注2)1歳未満のお子様への接種については、免疫をつけるのが難しいためおすすめしていません。保護者の方が強く希望される場合には、ワクチンを接種するメリットとリスクについて医師と十分ご相談ください。


(問21)
どうして13歳未満の場合は2回の接種を受けないといけないのですか。

13歳未満のお子様は、今までに一度もインフルエンザにかかったことがない場合や、似たタイプのインフルエンザにかかったことがない場合があります。このような場合に、お子様がこれまでに経験したことのない、新しいウイルスに対する免疫をつけるためには、1回ではなく2回の接種が必要です。
一方、成人では、これまでに似たタイプのインフルエンザにかかったことがある場合が多いため、1回の接種で、体の免疫系が過去の記憶を思いだす効果があり、必要な免疫をつけることができます。


(問22)
2回の接種を受ける場合、1回目と2回目の接種の間はどのくらいあけたらいいのですか?

2回の接種を受ける場合は、1回目の接種から1〜4週間の間隔をあけて2回目を接種することとされていますが、免疫効果を考慮すると、4週間あけることが望ましいとされています。


(問23)
インフルエンザワクチンとほかのワクチンを同時に接種することができますか?

国内産ワクチンと輸入ワクチンで異なります。
●3価ワクチン、および国内産の1価ワクチンについて
国内産の新型インフルエンザワクチンについては、医師が必要と認めた場合、ほかのワクチンと同時に接種することもできます。
ただしワクチンによっては、接種が適当な方と、適当でない方などが異なりますので、同時に接種を希望されるワクチンがある場合は、医師にご相談ください。
●輸入の1価ワクチンについて
今回の輸入ワクチンにはアジュバント(免疫補助剤)が入っていますので、ほかのワクチンと同時に接種することは控えるのが望ましいとされています注)
注)海外等の情報をふまえた検討が必要であり、当面差し控えることが望ましいと考えられます(薬事・食品衛生審議会 医薬品第二部会[平成21年12月26日]、および薬事・食品衛生審議会 薬事分科会[平成22年1月15日])。
参考:インフルエンザHAワクチン添付文書


(問24)
ほかのワクチンを最近接種しました。新型インフルエンザワクチンを接種するには、間隔はあけないといけないのですか?

新型インフルエンザワクチンを接種するときは、ほかのワクチンとの接種間隔として
○生ワクチン注1)の接種を受けられた方は、通常、27日以上
○不活化ワクチン注2)の接種を受けられた方は、通常、6日以上
をおいてから接種することとされています。
注1)生ワクチン=BCG、ポリオ、麻しん風しん混合(MR)、麻しん(はしか)、風しんなど
注2)不活化ワクチン=DPT/DT、日本脳炎、インフルエンザ、B型肝炎、肺炎球菌など
注1、注2=国立感染症研究所 感染症情報センターホームページ
http://idsc.nih.go.jp/vaccine/atopics/atpcs003.html


(問25)
住民票と異なるところに長期滞在している場合に、現在地でワクチン接種ができますか?

今回の新型インフルエンザワクチンは、国と契約した診療所・病院(受託医療機関)で接種していただきます。
住民票と異なる地域であっても、受託医療機関であれば、国内どこでも接種を受けられます。
ただし、住民票のある市町村が、所得の低い方などに対する接種費用の負担軽減措置を実施していますので、接種費用の負担軽減措置を希望される方については、住民票のある市町村とご相談いただく必要があります。


(問26)
基礎疾患がありますが、かかりつけの医療機関が受託医療機関ではありません。受託医療機関以外でも接種を受けられますか?

かかりつけ医療機関が受託医療機関でない場合でも、新型インフルエンザワクチンの予防接種を受けることはできますが、国としてはできる限り受託医療機関で接種を受けていただきたいと考えています。
その理由は
(1)ワクチンを接種したとき、まれに重い健康上の問題(健康被害)が起きることがあるため、接種を希望される方に対して、医療機関が十分な問診や説明、接種する意思の確認を行うことを保証する必要があること
(2)接種を受けられた方になんらかの健康被害が起きたとき、健康被害救済制度(新型インフルエンザ予防接種による健康被害の救済等に関する特別措置法に基づく)で、医療費や年金をうけとることができるようにすること
(3)市町村が実施する接種費用の負担軽減措置を受けられるようにすること
などです。
そのため、国としては医療機関に対して、受託医療機関になっていただくよう協力を求めています。
なお、かかりつけの医療機関でない受託医療機関で接種を受ける場合は、基礎疾患の状態を医師に十分ご説明ください。


(問27)
受託医療機関ではない医療機関の入院患者は接種できないのですか?

国が行う新型インフルエンザワクチン接種事業では
(1)ワクチンを接種したとき、まれに重い健康上の問題(健康被害)が起きることがあるため、接種を希望される方に対して、医療機関が十分な問診や説明、接種する意思の確認を行うことを保証する必要があること
(2)接種を受けられた方になんらかの健康被害が起きたとき、健康被害救済制度(新型インフルエンザ予防接種による健康被害の救済等に関する特別措置法に基づく)で、医療費や年金をうけとることができるようにすること
(3)市町村が実施する接種費用の負担軽減措置を受けられるようにすること
などから、国としては医療機関に対して、受託医療機関になっていただくよう協力を求めています。
受託医療機関でない医療機関であっても、インフルエンザワクチンの接種はできますが、接種を希望される場合は、入院中の医療機関とご相談のうえ、できる限り受託医療機関で接種を受けていただきたいと考えます。


(問28)
外国人でも接種できますか?

外国籍の方についても、日本に在住されている方であれば接種を受けることができます。 くわしくはお住まいの市町村窓口、広報誌、ホームページなどでご確認ください。


(問29)
子どもが接種するときに、保護者が同伴する必要がありますか?

小学生または中学生のお子様や、小学校に入学前のお子様がインフルエンザワクチンの接種を受けられる場合は、保護者の方の同伴が必要となります。
保護者の方が同伴することができないときは、お子様の健康状態をふだんからご存じの親族の方が代わりに同伴することもできます。この場合は、保護者の方の委任状などが必要です。
中学生のお子様については、保護者の方が、新型インフルエンザワクチンの有効性・安全性について理解されたうえで、接種を希望する同意書および問診票をお子様がおもちになった場合には、保護者の方が同伴しなくても接種が受けられます。
なお、小さなお子様に同伴される場合には、当日、腕をまくりやすい服装を選ぶとともに、接種する場所をきちんと医師に向けたり、動かないように体を支えたりと、お子様がスムーズにワクチンを接種できるようご協力ください。


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