平成10年度第2回目安に関する小委員会議事要旨


 日時 平成10年7月13日(月)10時から11時30分
 場所 労働省特別会議室
 出席者
公益代表委員 4名
労働者代表委員 4名
使用者代表委員 4名
 議事概要
 事務局より、平成10年度の賃金改定状況及び関連資料について説明が行われた後、本年度の目安について、労使双方から見解が表明された。要旨は下記のとおり。



 労働者側見解
 一般労働者の賃金水準に対する地域別最低賃金水準の比率の「回復」を確実なものにするために、当該年度の組織労働者の賃上げ結果に、格差是正分を加味した引き上げを要求する。また、経済状況を踏まえ、我が国のナショナルミニマムである地域別最低賃金を社会のセーフティーネットの観点から検討すべきである。
 使用者側見解
 最低賃金が法的拘束力を持っていることを勘案し、現下の日本全体の経済状況、中小零細企業における経営実態及び平成10年度の賃金改定状況等を考えると、社会経済的な観点からいっても最低賃金は上げるべきではない。



審議会目次へ 戻る