第145回中央最低賃金審議会(議事録)

1 日 時平成10年12月10日(木) 午後1時55分から2時5分まで
2 場 所労働省省議室
3 出席者 公益代表委員 天野委員、神代委員、谷口委員、嶺委員
労働者代表委員 大福委員、沖田委員、金子委員、滝澤委員、村越委員、山根委員
使用者代表委員 石井委員、小柳委員、栗原委員、兵頭委員、山本委員
事務局 伊藤労働基準局長、鈴木賃金時間部長、羽毛田賃金課長、宇野主任中央賃金指導官
4 議 題 産業別最低賃金に関する全員協議会報告について
5 議事内容 別紙のとおり


(別紙)


○会長
 ただいまから第145回中央最低賃金審議会を開催いたします。産業別最低賃金につきましては、全員協議会報告書が取りまとめられましたので、これを中央最低賃金審議会といたしましても、了承したいと思いますが、いかがでしょうか。

(異議なし)

○会長
 どうもありがとうございました。この報告書につきましては、本日付で私のほうから各地方最低賃金審議会会長宛文書で伝達することとしております。事務局のほうからご挨拶があるとのことですので、よろしくお願い申し上げます。

○事務局
 すでに2年間にわたりましてご審議いただいてまいりました産業別最低賃金の検討につきまして、労使間で大きな見解の相違もある中で精力的にご審議いただきまして、本日全員協議会報告として取りまとめていただきましたことを、大変ありがたく存じております。本当にありがとうございました。
 会長のほうから各地方の最低賃金審議会のほうに伝達されるわけですが、私どもといたしましても、都道府県の労働基準局はもとより各地方の最低賃金審議会の委員の皆さま方にも、本報告が十分理解していただけるよう万全を尽くしてまいりたいと思います。さらには、参考資料の整備等につきましても十分意を尽くしまして、この産業別最低賃金制度につきまして運用面、また審議手続上の適切な対応が図られますように努めてまいりたいと思っております。ありがとうございました。
 また、委員の皆さま方には、昨年の5月から任免期間を延長いたしまして、この問題等について大変なご尽力をいただいてまいったわけですが、本日でこの任期、今期の最後の審議会ということになります。本当に長い間ありがとうございました。とりわけ8年間という長期間にわたりましてご尽力いただいてまいりました6名の方が今期限りで退任されるということになっております。本当にこの間各年の目安の決定はもとより、地域別最賃のあり方、さらには今回の産業別最賃のあり方をめぐるご議論等いろいろご尽力いただきまして、貴重な成果を出していただきましたことを厚く御礼申し上げたいと存じます。今後とも産業別最賃、地域別最賃等の最低賃金制度の運営につきまして、引き続きご意見、アドバイス等をいただきたいと存じます。よろしくお願いいたします。ありがとうございました。

○会長
 どうもありがとうございました。退任される委員には、ご挨拶をいただいたほうがよろしいのではないでしょうか。

(挨拶)

○会長
 両委員、大変どうもありがとうございました。今後の中賃の進め方ですが、目安制度につきましては、平成7年4月の全員協議会報告において、制度のあり方についてはおおむね5年ごとに見直す、ランク区分については5年ごとに見直すとされておりますので、年明けの1月末ごろから議論を開始いたしたいと思います。ほかに何かございましたら、どうぞ。

(発言なし)

○会長
 よろしゅうございますか。特になければ、以上をもちまして第145回中央最低賃金審議会を終了させていただきます。どうもありがとうございました。

以 上


中央最低賃金審議会産業別最低賃金に関する全員協議会報告

産業別最低賃金制度とその運用上の問題点等に関する検討部会報告



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